TCP / IPプロトコルについての基礎

【下書き中】【備忘録】

(ジャンル:ネットワーク)

[参考文献:]
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成31/01年 (情報処理技術者試験)

1.LANとWAN

【LAN】事務所やオフィス、家屋の中などのネットワーク
【WAN】東京本社と大阪支社を結ぶようなネットワーク
* 日本中(世界中)のLANネットワークをWANで結んでいるような状態が一般的。

2.2種類の交換方式を持つWAN

(1)回線交換方式
(2)パケット交換方式 [* ほぼ全てコチラ]

3.最も普及しているLAN規格

イーサネット (Ethernet)

4.イーサネットによるアクセス制御2つ

[方式1:トークンパッシング]
平常時は、トークン (= データ送信の権利を表すデータ:貨物ボックスのようなもの)だけが、一方通行で流れている。(フリートークン)
データを送信したい時は、このトークンにデータをくっつけて(*ビジートークン)バケツリレーに出し、
自分宛て出ない場合:そのまま次へ流し続け
自分宛ての場合:データを受け取ってから「受信完了」マークをつけて、 再度ネットワークに戻し、
ビジートークンが送信元に到着すると、フリートークンに戻す。

[方式2:CSMA/CD] 
ネットワーク上の通信状況(=道路の混雑状況)を監視し、他に送信している
ものがいない場合のみ、データ(=通信パケット)の送信を開始する。

5.クライアントサーバシステム

6.プロトコル

ネットワークを通じてPC同士がやりとりをするためのルール
例)どんなケーブルを使うか
例)どんなデータ形式か

こういったルールを、7階層に分けたものが
インターネットの世界では標準とされている、
「OSI基本参照モデル」

以下の第1層から第7層まですべてを組み合わせることでネットワークを通してPCが繋がれる。

【第7層】具体的にどんなサービスを提供するのか
【第6層】データはどんな形式にするのか
【第5層】通信の開始から終了までをどう管理するか
【第4層】通信の信頼性はどう確保するか
【第3層】ネットワークとネットワークをどう中継するか
【第2層】同一ネットワーク内でどう通信するか
【第1層】物理的にどう繋ぐ

7.OSI参照モデルに対応するハードウェア

[第7〜第4層]ゲートウェイ
プロトコル変換を行う。
[第3層]ルータ
パケットのIPアドレス情報を使って、ネットワーク間を中継
[第2層]ブリッジ
パケットのMACアドレス情報を使って、ネットワーク内のセグメント間を中継。
[第1層]LANケーブル・NIC・リピータ
電気的な信号を送ったり受けたりする。

8.TCP/IPの中核プロトコル

◆ネットワーク層[第3層]のIP
網としての経路機能を担当
◆トランスポート層[第4層]のTCP
IPで決定された経路において、パケットをどのように運ぶのかという信頼性を担保。


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遠い将来に(?)IPv6が主流になる時期に備える目的も兼ねて、IPv6を無効にしてしまうことはWindows Serverを立てる以外では無いのかな、と思っていたのですが、やはりIPv6は無効にすることが多いのでしょうか。


MSも無効設定にすることは非推奨だと宣言していて、代わりにデフォルトの設定を逆にして、IPv4の優先度をIPv6より高くするものかと思っていました。

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