メタバースに関する情報を多く目にするようになりました。メタバースは明確な定義もなく、人によって捉え方は様々。今回は、アニメ、マンガ的なジャンルの切り口でメタバースを考えてみました。
さあ、あなたは何系メタバース？

※この分類の元ネタ自体が明確な定義が無いし、作品を分類しようとすると物議を醸し出しので、お遊び気分でお楽しみください。

セカイ系メタバース

【考え方】メタバースはセカイを変えられる。
【タイプ】メタバース系企業経営者、評論家、意識高い系に多い。
【生息地】メタバースプラットフォーム、Twitter等。

メタバースによってより良い未来のセカイを夢見ている。そしてそれに僕（と君？）が関与できると考えている。とはいえ、コツコツと凄いワールドを作っている人もいれば、意識高くTwitterでの発信中心の人もいる。
揶揄する言い方でもあるが、本当にセカイを変える人はここから生まれる。

日常系メタバース

【考え方】メタバースは人とのコミュニケーションを楽しむもの。
【タイプ】ソーシャルVRユーザーに多い。メタバース原住民。
【生息地】ソーシャルVR（VRchat、Cluster等）

日常的にメタバースを楽しんでいる。現実はおっさんでも、アバターは美少女で日常を過ごすこともできる。ユーザー同士の会話や関係をメインに活動している。
原住民をはじめとする真にメタバースで生きているユーザーであり、少し未来は多くの人がメタバースで日常を過ごすことになるかもしれない。

なろう系メタバース

【考え方】メタバースではなりたい自分になれる。
【タイプ】ソーシャルVRユーザー。アバター重視。
【生息地】ソーシャルVR

現実の自分とは違う、なりたい自分をメタバース上で実現している、またはしようとしている。メタバースは異世界であり、そこでは現実世界と違う自分になりうる。ゲームで無双する人から、歌えない人が歌姫になったり、コミュ障が円滑に喋れたりする。
メタバースは世界の一つの可能性であり、自分の可能性を実現できるかもしれない。

お仕事系メタバース

【考え方】メタバースでテレワークがより良くなる。
【人】ビジネスマン、サラリーマン。今はまだ先進IT系くらい。
【生息地】バーチャルオフィス、メタバースイベント。
お仕事としてメタバースを扱う。実際にバーチャルオフィスを体験している人もいれば、バーチャルオフィスを開発している、導入を検討している人もいる。現状としては、アバターでのWEB会議参加レベルが多い。または企業としてメタバースイベントや、メタバース公開をしている人もいる。
少し未来では、テレワークがバーチャルオフィスに成り代わっているかもしれない。テレワークだって、外部環境変化で一気に世界が変わったのだから。

まとめ

人として捉えるか、世界として捉えるか。
中二病の夢か、現実を写すか。
メタバースは世界の一つの可能性。

一人ひとりの物語がそこにはある。そして、複数の物語を楽しむこともできる。少し未来はそんなセカイになると私は考えている。