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【WEEKLY OCHIAI】2022.2.16 【伊藤穰一×落合陽一】インターネット 98 to 22

2022年のweekly ochiai第5弾は、日本Web業界のパイオニア伊藤穰一さん。落合陽一さんとインターネット、デジタル通貨の歴史からNFT、Web3まで語り合う。デジタル業界必聴の回。

■デジタル通貨

・イーサリウムvsビットコイン。イーサリウムはコミュニティ、ビットコインはトラストレス。コミュニティが強い方がおもしろいと考えて、BC派からEth派に推し変。

・中央銀行デジタル通貨はやった方が良い。

・イーサリウムは投資では無い。NFTを扱かう界隈では、もはやEth単位で通貨として価値を測られて、会話されている。日本円で会話するようではない。

■NFT

・パトロンとして支援するか、コンシューマとなるか。NFTアートの作品がコピーされて拡散された時、前者は価値が上がるし、後者は価値が下がると考える。

・JPEGが貼られるだけでは、動かないカメラ状態。これから、NFTらしい作品、価値が生まれてくるのではないか。

■DAO

・実務的なDAOをやっている。DAO to DAO。リクルートや脱炭素に使われる。

・Human in the loop. 

・プロジェクト型エコノミーが増えていく。トークンで平等に参加、分配される。

■Web3

・60年代ヒッピー文化の様。テックでなく、文化として定着するのではないか。

■感想戦

伊藤穰一さん、落合陽一さんともデジタル通貨の先駆者的に見ていたが、お二人ともビットコインからイーサリウムに乗り換えたことが興味深い。正確な技術より、使い易い技術の方が広まるという話。そして、NFTにも使われるおもしらさから、コミュニティも活発であること。所詮、使うのは人間であること。

Web3がヒッピー文化という例えもおもしろかった。上からのプレッシャーを破壊して、環境を愛し、ハッピー。若者と体勢が離れているところ。テックでなく、文化として定着できるのか。私の感じるWeb3の胡散臭さは、ヒッピーの胡散臭さと同じなのかも知れない。


●NFT、Web3の話も含む、2022年の少し未来予測はこちら。

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