世の中、メタバースが流行っていますが、まだやってみた事がない、あるいはちょっと試してみただけという方が多いのではないでしょうか。キックオフシーズンだし、ちょっとアバターでWEB会議に参加してみたいという欲望も湧いていたりしませんか？そこで今回は、IT技術無しで、バーチャル美少女として最も簡単にWEB会議に出席する方法をお伝えします。これで退屈な会議にイノベーションを起こしてください！（自己責任で）

■準備するもの

ハードとして準備するものとしては、iPhoneとiPadがあればOKです。そう2台必要なところがポイントです。
ソフトとしては、WEB会議についてはZOOMでもTeamsでも良いですが、iPadから会議に参加できるようにしておきましょう。そして、メタバース側（バーチャル美少女側）は、REALITYをiPhoneアプリとして準備することをオススメします。

■REALITYでバーチャル美少女を作る

REALITYアプリは、パーツを組み合わせる事で簡単にアバター（バーチャル美少女）を作ることができます。そして、iPhoneのカメラで映る自分の顔に合わせて、アバターの顔の向きや口の動き、瞬きが動きます。自分の表情や顔の動きがそのままアバターに反映される所はおもしろいですし、WEB会議でも声に合わせて口が動いたり、頷いたりできます。

REALITYアプリ自体は、アプリ上でVTuber配信をする事ができます。また、この作ったアバターでClusterにも入ることができるので、メタバースのアバター作成の第一歩として良いのではないでしょうか。

■WEB会議にバーチャル美少女で参加する

ではいよいよWEB会議に参加します。
勘のいい方はもう気づいているかもしれんが、最も簡単なやり方は
(1)iPhoneでREALITYを起動
(2)iPadでWEB会議に入る
(3)iPadの外向けカメラでiPhoneの画面を写す
です！

プロトタイプはハリボテでもいいこら始めることが大切なのです！
本当はカメラの画像をソフトで化かすやり方とかあるのですが、まずはWEB会議にチラッと出るくらいならiPhone iPadだけで簡単にできるこのやり方で始めてみてはいかがでしょうか。

(1)
REALITYは真ん中の丸いライブボタンを押し、ライブせずに顔の動きだけ使います。画面を一回タップすると下部の表示が消えます。

(3)
カメラの位置調整がポイントです。私はiPadはカバー折り畳みの固定台、iPhoneは細やかに位置を調整できる台を使いました。実はiPadカメラの枠をiPhoneて埋め切れていないのですが、背景が派手でなければそんなに気になりません。
iPhoneカメラが表情を捉えられて、iPadに映る位置を試しながら調整しましょう。

■参加した結果…

私の場合の後日談です。
とある社内のプレゼンに、このやり方を使ってバーチャル美少女で参加してみました。
結果は誰からもツッコまれなかったです。。
案外、気付かれないのかも！