英語コラム02:lとrについて

英語のスピーキングやリスニングでよくつまずいてしまうのが[r]と[l]の発音です。

[l]に関しては、舌を前歯の裏に軽く触れたまま、「ル」と短く言うイメージで発音します。日本語の「らりるれろ」とほぼ同じような発音です。

一方、[r]に関しては、唇を軽くすぼめて、口の中で舌がどこにも付いていない状態で「ル」と言うイメージで発音します。[r]は日本語にはない発音なので、どうしても[r]の発音に関しては話したり聞いたりするのが非常に難しいです。

ただ、極論を言うと、リスニングに関しては文脈の前後関係で[r]と[l]の違いを判断することができます。

問題はスピーキングの発音です。

例えば、「お米」という意味の"rice"はカタカナで書くと「ライス」となります。
しかしこれを"lice"と発音してしまうと「シラミ」という意味になってしまいます。
もしお食事会等で間違えて発音してしまうと、非常に気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。
他にも「揚げ物」は"fry"、「ハエ」は"fly"ですが、カタカナではどちらも「フライ」です。

なので、単語を連続して聞き取って[r]か[l]かを判断するテストでもない限り、スピーキングを重視して勉強すべきだと思います。
そして自分が[r]と[l]を区別してスピーキングできるようになれば、自然と[r]と[l]のリスニングもかなり聞き分けられるようになるはずです。

このような考え方は、「英語耳 発音ができるとリスニングができる(松澤喜好 著)」という本が非常にわかりやすく解説してくれています。ちなみにシリーズ本が何冊かでていますが、私は「英語耳ボイトレ」は挫折しました(奇抜な歌を大声で歌う環境づくりがそもそも難しいです)。

[r]と[l]のリスニングに悩んでいる人は、スピーキングをまず頑張りましょう。


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