英語コラム11:英語を勉強し始めた人からよく言われること

接客業従事者で英語を勉強し始めた人から”挨拶や簡単なフレーズは知っているけれども実際に使う勇気がない”といったことをよく言われます。

よく聞き取ってみると、以下の2つのことが原因のようです。

①英語で呼びかけると英語が通じると思われて、グイグイと速い英語で話しかけられる。
②挨拶以外のフレーズを知らないので会話が続かない。

それぞれの対策は後で書くとして、まずは次のことを確認しておきましょう。

"素通りされずに興味を持ってもらえている"

接客業において興味を持ってもらうことはビジネスの第一歩です。
興味を持ってもらえないと接客すらできません。
なので、嘆くのではなく喜ぶべきです。

それを踏まえた上でまずは「①英語で呼びかけると英語が通じると思われて、グイグイと速い英語で話しかけられる。」から考えてみましょう。

外国人観光客からすると言葉が通じない国(日本は思っている以上に英語が通じない)でやっと言葉が通じる人がいた!!となるとたくさん話したくなるのは当然です。早口にもなると思います。

そういう時は一言こう言いましょう。

"Speak slowly, please.(ゆっくり話してください)"

少しは落ち着いて話をしてくれるはずです。

次は「②挨拶以外のフレーズを知らないので会話が続かない。」の対策を考えましょう。

結論から言うと、すべてを英語で説明する必要はないのです。
英語でなんと言えばいいの変わらない場合は単語と"ボディラングエージ(手振り身振り)"を組み合わせれば大抵のことは伝わるはずです。
この方法だと外国人観光客に熱意が伝わりやすいので、意外と商品が売れたりします(笑)

ただし、あとでわからなかった英語の表現を勉強することは必要です。

英語にネイティブではない私達が一朝一夕で英語をペラペラ話せるようにはなりません。また勉強するだけでも自由に話せるようになることは難しいです。
大事なことは少しずつでもいいから実際に英語を使って英語に慣れることです。
それが習慣になると英語に対する抵抗もなくなり、むしろ英語を話すことが楽しくなると思います。

習うよりも慣れよ。
昔のことわざのとおりですね。

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