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決済手段としての仮想通貨

至る所で何度も繰り返し言われているようにブロックチェーンの大きな使い道の一つは決済手段です。

特に以下の3つが決済手段として、最初の使い道になりそうです。

1. 海外送金
2. トークンエコノミー内での支払い
3. 匿名での支払い

海外送金

まずは海外送金です。繰り返しにはなりますが、現在のようにwestern unionのような国際送金サービスを使うのでは時間もコストも手間もかかります。そこで仮想通貨の出番というわけです。

じゃあ今度海外送金するニーズのある人って誰よ?って言うとまず海外に工場や事業所持ってる企業があります。ちなみに海外拠点を持つ日本企業は7万社ほどあるみたいですね。

次に最近日本にもガンガン増えてきた出稼ぎ労働者の方でしょうか。
あの人たちって、祖国に仕送りする時って、仮想通貨の方が10分くらいでしかも低手数料で送れるんだから、絶対ビットコインで仕送りした方がいいと思うんだよね。ちなみに海外送金の手数料は7.09%らしい。せっかく稼いだ金を送金するだけで7%取られるとか高すぎだろw

そもそもまだ世界には銀行口座を持っていない(=銀行口座からの海外送金ができない)人が20億人はいるといわれていますしね。
まぁ日本に来ている出稼ぎ労働者は何かしらの口座持ってると思うけど。

トークンエコノミー内での支払い

これは今まさにSteemitやALISで行われていることですね。
良い記事を書いたり良い記事にいいねをすればトークンが付与されます。

ここでの支払いが日本円ではないという点がミソですね。付与されるAlisトークンやSteemitトークンの価値が上がると予想されていれば、みんなトークンで支払われることを喜びますが、トークンの価値がないと判断されれば、むしろ現金で支払ってくれ。ということになります。そのため、トークンは決済手段であると同時に株券のようなものでもあるというイメージでしょうか。

ALISなんかはトークンの使い道が取引所で換金するくらいしか使い道がありありませんが、noteみたいにクリエイターに対する投げ銭等の使い道が増えていくと思われます。

他にも自分のPCの空き容量を他人に貸すことでトークンが付与されるstorj,filecoinのようなプロジェクトや、帯域幅を他人に貸すことでトークンが付与されるThetaなんかもこの例です。

こういう「自分の持っている何かを他人に貸したりあげたりすることでトークンが付与される系」のサービスは他にもまだまだたくさんあるので、もっと調べていこうと思います。

匿名での支払い

これは身近(?)なところだと、アダルト動画の購入に始まり、ダークなところだとダークウェブで好んで使われる決済手段になります。

ここでMoneroやVergeの出番になりますが、この使い道での是非(結局ダークウェブで使われるんかいっていうw)は別途議論が必要。あとVergeは最近攻撃受けまくってるけど大丈夫なのかしら。

今日はこんなところで。
それでは良い仮想通貨ライフを!

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