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We are the world。社会を創るのはみんなであり、自分だ。

女性経営者の方から「これは必読!」と教えて頂いたので、以前に読んだ本がコチラ。

ビズリーチの創業者、南壮一郎さんの本。

漫画「one piece」を地で行っている人のドキュメンタリー、といった内容で、単純な物語としても


仕事人の啓発本としてもサクサク読み進められて、非常にタメになる一冊でした。

ここからが本題で、その南さんとキリンホールディングス代表取締役社長 磯崎功典 氏の対談が日本経済新聞のサイトに載っていたのでシェア。

先ずは言葉のお勉強から。

CSV(Creating Shared Value/共通価値の創造)

これは磯崎氏の言葉からの引用です。

少し前から企業の"CSR活動"という言葉を聞いてはいましたが、CSVはそこからさらに一歩踏み込んだ考え方のようです。

流行り廃りのサイクル、早すぎませんか。時代の波が早すぎます。

対談テーマが「事業を通した社会課題の解決」だから、この言葉をチョイスしたのかも知れませんが、CSVという言葉から、責任を果たすのは当たり前で、これからはその先を創造することが重要だ、ということと理解しました。

例えばサッカーを観戦している人は、試合を見ているだけではなくその時間を楽しんでいます。

これも創造ですよね。スポーツ観戦という行為に更なる付加価値を付与するという創造。

スポーツをするのも見るのも興味ないけど、応援と称して騒いでるお祭りみたいな雰囲気が好き!という人も一定数いるはずです。

来月のラグビーW杯でもこの傾向はみられることと思いますが、でもそれだってアリなんです、盛り上がったもん勝ち、楽しんだもん勝ちなんですから。

そういう「楽しんだもん」をどれくらい創造していくことができるか、という点が、これからの世の中の企業における結果の差を分けていくと言っても大げさではないのでしょう。

伝える力より受け入れる力。コミュニケーション能力は「伝える力」と思われがちですが、一生懸命伝えようとしても、受け入れる側の意識がないと通じ合えないものです。

トップダウン型の組織が淘汰されつつあるこの世の中で、生き延びてより飛躍していくためには、

相手を尊重して受け入れていく度量の深さ広さが、いま以上に重要になっていくのではと思います。

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