見出し画像

乃木坂の現在地〜乃木坂12thバスラ感想〜全体とメンバー編

こんにちは。

今年もバスラが無事終わりましたね。
4日間で、12年の歴史を振り返るという、全曲披露がない中で、10thに近い形でのライブ。

3日目は現地でそれ以外は、配信で見させてもらいました。

今回は、長くなりそうなので、このnoteでは全体の感想とピックアップメンバーについて書きます。
各日のハイライトシーンの曲ごとの感想は、このリンクのnoteを見ていただけると嬉しいです。

はじめに(全体概観)

今の乃木坂と過去の乃木坂曲のコラボレーションに。今いる子達の歴史軸を中心とする全体バスラは、意外と新鮮だなと思いながら。特に卒業曲と期別ブロックの扱いに顕著であったが、乃木坂の歴史を振り返るというよりは、3~5期の歴史を振り返るといった様相が強いバスラになっており、この形式は初めてであるとともに、世代交代に成功した今の乃木坂ならではの構想であったなと思った。

メンバー各々の歴史と特徴が色濃く出ていたなと。特にストーリー性が全開であったなと思った。

「過去も未来もまとめて愛して欲しい」というセリフにもある通り、過去の楽曲たちや積み上げてきた先輩への敬意や憧れを持ちながらも、今の乃木坂を愛してもらうために、その良さを存分に生かし、そのために過去を上手く利用していた最高のライブだったなと。

バックモニターには、「今が思い出になるまで」オマージュのジャケ写とメンバー・OGの写真があり、個人的には、好きだったなと。

四日間にタイトルをつけるなら、次の通りかなと。

1日目:お祭り
2日目:乃木坂のエモさの集約
3日目:トップアイドル乃木坂
4日目:現乃木坂の表出

乃木坂の歴史を今の乃木坂の強さを出しながら、現メンバーの歴史軸を中心に振り返りながら、乃木坂の曲の良さと歴史の長さと凄さを実感するライブに。

これぞ”乃木坂46”の強さだなと。勿論、過去曲の強さも含め。第4章ぐらいの今の乃木坂の最高到達点なのかなとも。

セトリについて

今回は、期間ごとに分けられた曲達を4日間で披露する形。表題曲や表題扱い曲、人気曲をもれなく披露するとともに、それをするのかという意外な曲も数曲入れながらという構成。
この形初年度ならではの構成だなと。

オリメンが少ない日は特にであったが、アンダー選抜や期の区別がないライブは、初めてだなと。新鮮だし、各々にスポットライトが当たっている事が良いなと。解釈一致のカップリングも沢山。各々の歴史にもフォーカスしながら。

一方全体曲では、その曲に合った人をセンターとはいかなくても、前の方に配置したり、表題曲以外はあまりセンターポジションが偏らないようにしたりと、バスラで沢山の曲をやるからこそ、少し今までよりも”平等”な形になっていたなと。

全部のライブでそうする必要は、個人的にはないと思う(実際4日目はその香りは薄かった)が、お祭りであるバスラぐらいは、こうでいいのかなとも。ファンの反応も良好だったので、今後も継続するような気もしている。

また、乃木坂ライブで個人的に好きな歌の演出は、今回は結構好きだったな。

構成は二日目以降、
全体曲(OP)→ユニットブロック→アンダーブロック→期別ブロック(日によりメイン期の変更)→かっこいい系→歌ブロック→全体曲
と一貫しており、見やすかったとともに、乃木坂の多面的な良さが分かりやすく見られるなと思っていた。

以後ブロックごとに振り返りを。

全体曲(OP)

全体曲は、二部制でチームを分けたり、トロッコタイム多めで披露されることが多かった。センターは定番のメンバーから、そのメンバーがするのかというものまで。

乃木坂の良さと楽しさと。初っ端から、心を掴まれた。

OPでは、一曲目は1~3日目ではその時期の最初の曲であったが、命とシンクロニシティの意外性と引き込み力は流石だなと。
そして、アンダー曲がこのブロックに入っていたのも一つの特徴かと。シームレスなバスラの一つの象徴ともいうことが出来るだろう。

一方、重要な曲はちゃんとした形で披露したり、最終日は今の乃木坂の三曲をラッシュしたりと日によっての違いもその日に合っていたなと。特に四日目のOPはすごい良かったなと。

ユニットブロック

人気曲、3期の大切な曲もありつつ、その曲をやるのかというものまで。人選は、解釈一致のものが多かったなと。

特に印象深いのは、孤独兄弟、大人への近道、言霊砲、三色パン、価値あるもの、アトノマツリかなと。特に、孤独兄弟の迫力はすごかったなと。
ここら辺の詳しいものは、別noteへ(以後も同じ)。

アンダーブロック

1~3日目は、選抜常連組を後ろに従えながら披露したこのブロック。あんだらが毎シングルあるため、いつも見る曲でも、珍しいシンメを見られたのは、良かったなと。その中でもアンダーの良さは出ていたなと。

特に四日目は、アンダーメンバーか経験者のみでもあり、これぞ今のアンダーのメンバー的や曲的な強さだったなと。

振り返ってみると、全曲センターが異なり、それぞれに合った曲や持ち曲をしていたなと。個人的には、れんたんセンターDo my bestを見られたのが良かったなと。

期別ブロック

2~4日目であったこのブロック。日ごとに加入した期を中心にしたブロック。その中で、傾斜するやハルジオンのように、彼女たちのバスラ史をバスラで追うという多分初めてぐらいの構成に。今の構成ならではだなと。

映像も入れて一番バスラっぽかったといっても過言ではないこのブロック。それぞれの日に良さがありましたね。期毎の歴史とカラーが反映されていたなと。

3期の円熟した最早コロナ明けぐらいからの一期にしか醸し出せなかった雰囲気を出していたり、5期のキャラバンしかもセンター五百城という解釈一致すぎる人選だったり、4期の多幸感だったり、各期の三曲にはやるべき曲が網羅されていて、いいブロックだったなと。

カッコイイ系ブロック

ここの怒涛感は、特にそのような曲が多い3,4日目で加速していたなと。現地で体感した三日目はそのすごさをより体感した。乃木坂の多面的な良さを感じる。
久保山下遠藤井上アルノと、ここら辺が流石すぎる強さを魅せながら、本領発揮するアンダーメンバーにと。色々良かったなと。

歌ブロック

5期の歌の強さに、三期の歌メンの安定感が増し、最早過去一強いといっても過言ではない、乃木坂の上位層の歌うまメンの多さ。今回は、それを存分に生かし、乃木坂の名曲たちを披露。

この系統の曲達が大好きな自分的には、あまりにも良すぎたブロック。より良い曲達に浸れていたなと。それに加え、ハモリを入れるなど全体ライブでは珍しい挑戦も。メンバーも多少の偏りを厭わないガチの選出。

また、このブロックに近かったひと夏と僕のこと、知ってる?の二つの演出もそれぞれに合っていて、ストーリー性もあり、良いブロックだったなと。

賛否両論も起きていた卒業曲をこのブロックでやること。特に今回の会場でやる「サヨナラの意味」は、大きな意味合いがあった。その中で個人的には、これが一番良かったのかなと思っている。安直に山下センターもありだったとは思うが、メンツもガチガチで、今と過去の強さのコラボ感でアップデートしていったような気がした。

オリジナル衣装を着て、メンバーもある程度凝ってって考えるとこれが割と理想には近いのかなと思っていた。「ここにはないもの」の人選に拾うには、飛鳥推しの自分にとっては、凄い良かった。そして、今回の多分テーマの今のメンバーの歴史軸で振り返るのには、ハルジオンの扱い含め合っていたのかなとも。勿論、賛否両論あって然るべきだと思うが、一個人として。

全体曲(ラストブロック&アンコール)

2〜4日目は、完全に情緒不安定ブロック。カッコいい曲で一旦ムードを変えてから、ラストに向けて楽しく。3日目のありがちと帰り道は、ちょっと反則ね。

そこから、日毎のメンバーのスピーチ→本編ラスト曲。3期3人と和ちゃん。各々のカラーが出たグッと来るスピーチだったなと。それぞれが全ツの座長のようなもので。歴史を先頭で背負うものとして、今の乃木坂を背負うものとして、これから看板を継ぐものとして、卒業を控えるものとして。それぞれの内容は、4日間を通じて、各々に感じた事とも近いなとも思いながら。

本編ラスト曲は、そのスピーチにも通ずるような曲で、それぞれ大団円での締め。曲のメッセージも含め、綺麗な終わり方だなと。凄い良かった。

そして、アンコールは期別曲やソロ曲までも動員して、四日間別の曲で珍しい曲達も使いながらのアンコール。

アンコール後ラスト曲も、各日凄い良かったなと。特に、君の名は希望のあの終わり方と、個人的に一番好きな「悲しみの忘れ方」をあの扱いでしてくれる事とそのメッセージのリンク性を実感し、感動したなと。

ピックアップメンバー

ここからは、個々のメンバー全員ではありませんが、一部のメンバーについて個人的な感想を。先に断っておきますが、ダンスは分からないので、ごめんなさい。

久保史緒里

去年に引き続きバスラ女とは、まさに彼女の事。そもそも持ち曲が強すぎるのに加え、乃木坂の歴史を担うのに適任すぎるかつ歌が上手いかつ言語化能力も高いかつ人気メンバーという完璧なスキル。

そして、乃木坂愛が深く、”乃木坂”が似合う。歌ブロックでの圧倒的頼られ具合に、表題ブロックでも良曲達でセンターをし、歌の強さも見せる。乃木坂の良曲系統が似合いすぎる。今回は、「日常」まで。そして、素晴らしいメッセージに。

遠藤さくら

続いては、推しメンさん。どんな雰囲気の曲でもセンターが似合ってしまう、天性のアイドル性・タレント性と表現力、今回も発揮されていたなと。言語化出来ない何かを確実に持ってる。全部センターして欲しいと思ってしまうぐらい。ライブでの輝き具合に惹き込み具合に。やっぱり強い。

色々な意味も含んで、JPOPアイドルの良さの象徴だなと。明らかに去年一年の色々な出来事で覚悟が決まったのか、雰囲気が変わり更に強くなったのをやはり感じたなと。

そして、その対比の答え合わせがあの「ここにはないもの」。ライブが好きと言ってくれたのも、嬉しかったな。後輩との諸々とかもね。

井上和

いつの日か、このバスラが和ちゃんのターニングポイントって言われそうな4日間だったなと。5期が全曲本格参戦初年度にして、多くの曲でセンターを担う。そんなに背負わなくても良いよとも思いながら。
彼女にしか出せない良さあったよねと。個人的には、「Sing Out!」と「誰かの肩」が印象に残ってる。「きっかけ」も凄い事を。ルート、命は流石。適度に背負って、分散もしながら、頑張って欲しいなと。

山下美月

一言で言うなら、流石のエースさん。エグいことしてた。色々完璧よな。3日目の卒業を感じさせるブロックは、ちょっとズルかった。メッセージのある歌詞で抜かれたりとかもしてたね。君の名は希望も。

中西アルノ

今回も流石のライブパフォーマンス。誰そばなどでの歌の力に、Actually…やライブ神での表現に、個人的にドン刺さりなんですよね。思い出が止まらなくなるもあり、どちらの良さも。ちゃんと可愛いしな。もっと無双して欲しいな。ライブ神。さくアル、仲良いのも良き。

菅原咲月

ライブパフォーマンスは表情厨な僕ですが、そんな僕が今までその観点で好きなメンバー以外で、一番良いなと思ったメンバー。孤独兄弟に始まり、特に4日目辺りで凄い良いなと思った記憶。今後より注目して見ようという感じ。

五百城茉央

個人的に、自分が好きな系統のセンター似合いそうな人だなと思っていたが、それがモロ出てたのがキャラバン。似合いすぎるし、ヒロイン感凄くて良いよね。
他にも、乃木坂の初期の感じが5期で一番似合うなと。そこら辺とかハルジオンとかセンター見てみたい。そして、シンプルに可愛かったし、なんかヒキがある。オーラ持ちだなと。

メンバー多数

ここから下は、短めに色々なメンバーを。

あーやが、会場に愛されすぎてた。他推しから反応が暖かすぎる。そして、屈指のオールラウンダーぶりは、流石。今後色々背負わされそうだし、新参者の感じから本人が必要以上にもそこら辺意識してそう。適度にね。

一年なのを全く感じさせない、盤石のキャプテン。今回は、乃木坂の歴史も沢山背負いながら。スピーチも流石よ。安心安定。

かっきーのバレッタが想像以上に似合ってたし、ひと夏も良い。あの雰囲気のかっきーは良い。

与田ちゃんは、やっぱ良い。緩すぎ煽りに、センター来た時の誰にもない良さに可愛さに初期から人気メンとしてのストーリーの背負い方も。

さくたんとてれぱんは、各々にしか出せない強さとオーラが今まで以上に際立ってたなと。大人への近道に他の星からにも。ファンからしたら、最高だっただろうなと。

なおなおは、可愛いし、やっぱ良いよなが出てた。歌声良いのも出てた。 
みっくは、久保チャンネルでも触れられてたように、レス曲で誰かと何かをしまくってるの凄い。大人への近道、ブッ刺さり。


あやティーさん、初日凄い良いを色々感じてた。
葉月の初期曲の似合いすぎさ。良いよな
れんたん、シンプルに可愛いし良き。パフォーマンスもちゃんと良いよなと。安定の。

弓木MCは、っぱ最高よ。一番好き。そして、しっかり可愛いし、レス曲のとかキャラ滲み出てるのもあり、好きなんよな。
TLのボブゆんちゃんの支持率高い。
レイちゃん、良さ全開でよかった。
まゆたんは、永遠にかわいい。

ライブでの林さんは、好きなんよね。今回も色々と良かった。
Twitter上だと、れのちゃんといろはちゃんが多く上がってた印象。2人ともそれぞれの強さって感じよね。

終わりに

ごめんなさい、書きすぎました。まあ、毎度のことなんだけど、ちゃんと読んで頂いた方いたら、ありがとうございます。日毎の感想は、こちらにあるので、お時間ある時にでも。

他にも沢山書いてますので、良かったらよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?