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聖人と聖女 その2

COBRAの2019年9月25日の記事「移行」で紹介された記事「THE SAINT AND HIS VIRGIN」を翻訳しました。長いので2パートに別けてまいります。翻訳料は300円です。

その1はこちら


"アタルガティスは人魚の女神で、シリウス恒星系から何千年もの前に卵型の宇宙船に乗ってユーフラテス側の土手に到着しました。

アタルガティスの原型は、その後カバールによって歪められましたが、アタルガティスの元のエネルギーはイベント後の社会への平和な移行にとって鍵となるエネルギーの一つです。

現在の歪んだ文化では、性的エネルギーに対する新鮮な視点が必要となります。"



元記事:


聖婚の間の儀

教会が反体制派の見解や異教とみなしたグノーシス文書をことごとく抹消していった背景から考えると、聖婚の間の儀とアガペ主義には何らかの関係があり、それが『内なる教え』であったことが窺えます。現代の私達にできるのは、バラバラになったイエスの真の教えの欠片を集めることだけです。それを知るには、フィリポの福音書など当時の詳細情報が書かれているグノーシス文書を読み解くことが一番の近道であると考えます。

さて、聖婚の間の儀が男女間の分離を無くすための儀式であったことは、ここまででご理解いただけたことでしょう。フィリポの福音書では、セックスを動物的な行動として行うのではなく、純真な男女がエネルギーと感情を一体にするために行うものだということが繰り返し描かれています。

それに加え、『聖油』も注目すべき事柄です。キリスト教において、聖油を体に塗る行為は『クリズム』と呼ばれています。バルサムミルラなどで香り付けられたオリーブオイルを額などに塗るという宗教儀式です。儀式には『光を受ける』という意味があります。

イエスはこの儀式を通して使徒たちに光を授けました。フィリポの福音書でも次のように言及されています。「光はクリズムである。」「火はクリズムである。光もクリズムである。それは形を持たないが、其方らに光を入れ込むための、美しい白い光である。」

この白い光とは、聖人に後光が射している時の、光輪であると考えられます。つまり、クラウンチャクラが開いている時の光が可視化されている状態のことです。チャクラとはエネルギー体の中枢となっている点のことです。

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