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聖人と聖女 その1

COBRAの2019年9月25日の記事「移行」で紹介された記事「THE SAINT AND HIS VIRGIN」を翻訳しました。長いのでいくつかのパートに別けてまいります。翻訳料は300円です。

その2はこちら

"アタルガティスは人魚の女神で、シリウス恒星系から何千年もの前に卵型の宇宙船に乗ってユーフラテス側の土手に到着しました。

アタルガテスの原型は、その後カバールによって歪められましたが、アタルガテスの元のエネルギーはイベント後の社会への平和な移行にとって鍵となるエネルギーの一つです。

現在の歪んだ文化では、性的エネルギーに対する新鮮な視点が必要となります。"

元記事:

初期キリスト教における『聖なる性』と、イエスの『内的教え』について

by Walter Last

グノーシス派の福音書などで散見されるように、初期のキリスト教では『聖なる性』がその教義の中心となっていました。現代のキリスト教を見ればわかるように、それら教義は現在では全て記録から抹消されてしまったようです。このイエスの教えは、『神の王国』についての中心的教えであったと考えられるのです。そして、それは単なる古代の教えではなく、現代でも通用するものなのです。

初期キリスト教では、口伝による秘儀伝承を主としており、イエスの教えはその後徐々に書き記されていくことになりました。十字架はりつけの後、イエスの『内的教え』は聖ヤコブの指導の下でユダヤ人キリスト教徒たちに引き継がれていきました。ヤコブはエルサレムにおける最初のキリスト教司祭になった人物で、イエスの実の兄弟です。内的教えは常に口外禁止とされて、書くことは禁止されていました。その教えのほとんどは70年のエルサレム陥落の際に地上から失われ、135年のバル・コクバの乱をもって完全に姿を消しました。

この時代、非ユダヤ人(ゴイム)のキリスト教徒たちの数が増え、拠点となるローマでは多数派となりました。そして元々あったエッセネ派のユダヤ人キリスト教徒たちの迫害が増加していきました。この時イエスの使徒たちが残したグノーシス文書が各所に隠されていきました。こうしてイエスの元々の教えは、ローマ教会による一般的教養やパウロ教義に塗り替えられていったのです。教会はこれまで一度もイエスが秘密の内的教えを使徒たちに伝えていたということは公言していません。

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