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プラズマ・シールド

これまでのCOBRAに何度か引用された記事"Plasma shield"を翻訳しました。

"主流科学はようやく地球周りのプラズマ場について理解し始めています。バンアレン帯の中の超低周波プラズマ波について、次の二つの記事が説明しています。” - 2016年8月17日の"Situation Update"より

"残ったプラズマ異常やトップレット爆弾の大半は、地球の中心から直径1.5倍以内の領域に溜まっています。

そこはまさに隔離された地球が存在する空間です。その中に、ヤルダバオートの「頭」に相当する部分と量子異常領域があります。その異常プラズマ・フィールドの辺縁部分を、次にリンクされた記事の中ではプラズマ・シールドと呼んでいます。" - 2017年2月13日のSituation Updateより

"地表近くには、プラズマ異常が付着したヴォルテクスがあります。ヤルダバオートの頭部はその中にあります。

主流科学の世界では、すでにその外縁部分を数年も前に「発見」しました。その外縁部分を形成しているのは、人工的に作られたラジオ低周波であることを、いまや NASA は公然と認めています。それがベールの一番外側にあるバリアを効果的に作っています。" - 2017年6月13日のVacuum Metastability Eventより

”プラズマトップレット爆弾は、まだ地球のプラズマの遮蔽の内側に存在しています。光と闇の勢力間で現在デッドロックになっている本当の理由はそこにあります。” - 2018年7月28日のMAKE THIS VIRAL! KEY TO FREEDOM MEDITATION AT THE ECLIPSE 2018-8-11より

元記事:


地球周囲は「球状プラズマ」の中にあり、有害な放射線帯から地球を守っていることが発見されました。

このイメージでは、色づけされた超相対性理論的電子の流れが立体的に図式化されています。ヴァン・アレン帯探査機Bから得られたデータを基に作成されました。探査機は楕円軌道で周回するため、地球を中心にスピログラフのパターンを描いています。この円の内側には電子はほぼ完全に姿を消します。


プラズマ・シールド

地球の大気圏のはるか上空、電子などの素粒子がほぼ光の速さで飛び交う空間。ヴァン・アレン放射線帯の外側を形成しているそのような超相対論的電子は、地球をなんと僅か5分というスピードで一周し、その道を塞ぐものはなんでも破壊します。
そのような高エネルギーの放射線が人工衛星に大損害を与えたり、宇宙飛行士の健康に被害を与えたりすることもしばしばです。

マサチューセッツ工科大学やコロラド大学などで行われている研究では、こういった超相対性理論的電子が地球に届かなくなるハードリミット(訳注: 基準以上のものを制限する機能のこと)が存在していることを突き止めました。
電子が惑星赤道上のどこを飛び回っていようが、地表から11,000キロメートルより近くには近づけないのです。この電子のエネルギーがいかに強力であってもです。

高エネルギー放射能を近づけないこの「何か」は、地球の磁界でもなければ長距離電波の壁でもなく、いわゆる「球状プラズマ」であることが判りました。
それは地球の大気圏上層部にある超低周波の電磁波であり、スピーカーを通すと一定の「シャー」というホワイトノイズとして観測されます。

寄せ集められたデータと計算から導かれた推論として、研究者たちはこの球状プラズマが寄ってくる電子を受け流し、地球大気圏上層部の中性気体原子と衝突させて、最終的には消滅すると考えています。
この自然の不貫通性バリアーは非常に堅固なため、高エネルギー原子を地球から地表から地球半径2.8 (11,000 km) 以下の距離には近づけないようにしています。

「非常に特殊かつ特筆すべき事象だ。」MIT ヘイスタック天文台の副所長ジョン・フォスターは語りました。「つまり、この不貫通性バリアーの内側に人間を載せた宇宙ステーションを停泊させれば、より長い寿命を保てるということだ。知っておくべき事実だ。」
フォスターとそのチームはこの研究結果は今週のネイチャー誌に掲載されることとなった。

シールドを張る

研究チームの成果はNASAのヴァン・アレン帯探査機が収集したデータを基にしています。探査機はヴァン・アレン帯の厳しい環境の中を周回する、二対の探査機です。それぞれが放射線の衝突に耐える構造と、宇宙空間の高エネルギー電子の性質を調べる機能を持っています。

探査機により最初の20ヵ月間に収集されたデータは解析され、電子に対して「極めて堅固」なバリアーがあることが判明しました。その堅固さは、太陽風の衝撃にも耐えることができるほどです。

当初、このバリアーができるいくつかの推論が提示されました。そのうち、地球の磁界による影響や、地上からの電波によるものという推論がありました。

前者の場合、特に南大西洋異常帯が注目されました。そのエリアだけ磁界が30%近く弱まるという現象が見られるためです。電子が磁界の影響を受けるのならば、南大西洋異常帯で電子は「穴に落ちる」ような動きをとるはずだからです。しかし、ヴァン・アレン帯探査機から得たデータを見るに、電子はこの地点にも特に影響を受けずに、地上11,000kmの距離をとり続けました。つまり、それはこのバリアーが磁界による影響を受けていないという意味でした。

第二に、長距離の超低周波(VLF)電波放送による影響の可能性も考慮されました。大気圏上層でVLF放送の電子への影響を調べたところ、この超相対理論的電子に対してはほんの僅かな、または全く影響を与えられませんでした。

そして研究グループは、電子のゆっくりと地表に向かっている動きと、球状プラズマの間にあるバランスによってこのバリアーが形成されていることを突き止めました。探査機による電子のピッチ角を測るデータの解析を基にこの結論は導かれました。ピッチ角度は電子の動きが地球の磁界とは平行、または垂直になっていました。球状プラズマはゆっくりと電子の通り道を回転させており、電子を磁力線と平行になるように、地球の大気圏上層に放ち、他の中性気体原子と衝突させて、消滅させていることが判ったのです。

ダートマス大学物理学教授のメアリー・ハドソンはこのデータによって地球の放射線ベルトとその境界線の構図がついに明らかになったと述べました。

「ヴァン・アレン帯探査機を打ち上げて二年以上経ち得られた結果は、粒子加速の分野の理論を強固にし、反対に磁気的天体物理学システムの分野は力を失いました。」

研究により新たに明らかになったこと

明らかになった地球の放射線帯について、フォスターはさらに研究を進めていくべきだと主張しています。NASAと米軍は以前、粒子検出器を人工衛星に載せてこの放射線帯を調べたことがありました。NASAはこの放射線からどうやって身を守るかを調べるため、フォスターが語るには、米軍は別の目的を持っていたようでした。

「1960年代、米軍は地球上で核実験による核爆発によって、人工的な放射線帯を宇宙に作りだしたのだ。」
「米軍は放射線帯が肥大していくのを観察していき、いずれ核戦争が起こる時に、他のスパイ衛星を無効にしてしまうために利用できるだろうと企んでいたのだ。」

当時のデータは、人工衛星がヴァン・アレン帯の厳しい環境を飛び回るようには設計されていなかったことから、今日ヴァン・アレン帯探査機によって得られたデータからは程遠い正確性を持つものでした。ヴァン・アレン帯探査機によって、放射線帯の境界線や性質についての詳細がより明らかになったのです。

「新しくなった目で同じ現象を見ているようなものだ。そう、あそこには堅固で速いバリアーがあるというのが分かった。」フォスターは述べました。

この研究はNASAからも一部資金提供を受けていました。


Jennifer Chu | MIT News Office
November 26, 2014

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