だから、乃木坂46とは心中出来る。

乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE

拝聴された方は、どんな感想を持ちましたか?

僕は、どこを切り取っても素晴らしいな、と思うところばかりでした。しかし、その中で、特に「やっぱこのグループ(乃木坂)だな」と思ったところを、1番最後に呼び込むのが、すげぇなと思いました笑

なので、その話を今回は取り上げようかな、と思います

モバイル会員の方だけが見れるアフター配信。そこでは、期別対抗のイントロクイズという、ファンからしたら、たまらなすぎるイベントが行われていた。そして優勝した期には、1曲歌って踊れるというご褒美が。クイズ開始前に、やりたい曲を、それぞれ紹介して、更に高揚感は高まったはずだ。

楽しく熱く進行したイントロクイズ 個人的には予想通りこういう期別対抗に滅法強い1期生と久保ちゃんと葉月さんという強すぎる2人のいる3期生が1つ抜けて、迎えた最終問題。よくあるバラエティルールで、この問題を取ったチームが実質優勝ということになる。

その問題は、激ムズだったのだが…… 押して正解を答えたのは、4期生の林さん 正解の瞬間は、とても嬉しそうに喜んでいたが…当然1番後輩である4期生が、この方法で勝って、しかも曲をパフォーマンスする。「え?大丈夫なの?……」という表情になるのは、致し方ないことだった。


この1歩間違えれば、一瞬不穏な空気が流れてもおかしく無い場面。しかし、乃木坂はそんなピンチも追い風に変えてしまう空気感を持っているグループだった。

司会の方に、促され前に行く4期生に対し、

『遠慮せずに〜』という声。

恐らく、松村さんだったと思う。この声から、一気に先輩である1期生、2期生、3期生が、4期生に声援を送っていた。

乃木坂には、妬みや僻みより人の心を思いやれる気持ちの方が強くあるんだな、ということを確信した瞬間だった。

そして、この最高の光景は、ここで終わらない。

ここで、4期生が自分たちでセレクトし、披露する曲は、4期生にとって宝物のような曲である「4番目の光」というら4期生楽曲。先輩に心優しく背中を押され、堂々とパフォーマンスする4期生16人の後ろに目を向けると、先輩たちが、全員楽しそうに、後輩達の舞台を盛り上げていた。この楽しみ方にも、非常に個性が出ていたのだが、全員が本気で楽しそうだから凄い。

個人的な極めつけは、3期生が、揃ってサビを踊っていたところ。これは泣いた。今後、3期生と4期生が、より良く1つになっていくんじゃないか、という明るい未来が完全に見えた瞬間だった。

林さんが答えてから4番目の光のパフォーマンス終了まで、自分が思う乃木坂46の最大の魅力が、画面いっぱいに詰まっていたと思う。

これだから、乃木坂46には注目してしまう。有限である時間を乃木坂46に沢山消費出来る。すなわち、乃木坂46と心中出来る。

9th YEAR BIRTHDAY LIVEを観て、改めて「乃木坂46の行く末を見てみたい」という思いを持ちました。これからも、素晴らしい歴史を紡いでいって欲しいと思います。



そして、この光景が見れたからこそ、

明日からの期別ライブが、安心してみれるのです。




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