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ツタンカーメンを見てきた話@エジプト

ども、のぎです。


今日はエジプトにてあの有名なツタンカーメンを見てきたお話です。



ツタンカーメンはカイロ市内のエジプト考古学博物館にあります。

のぎはエジプト滞在最終日に、宿で同じだった日本人のお兄さん二人と一緒に博物館へ行ってきました!


この博物館、普段は夕方に閉まるのですが、この日は日曜日で唯一の夜間営業日。というわけで、通常ならば閉まっているはずの17時に博物館へ向かいました。


ところがどっこい、着いてビックリです。

今日はいつもよりも長く営業してるのはいいのですが、その分夜間料金をとられていつもよりも高いという事態に。笑

博物館&ミイラ館のチケットで通常は240ポンド(約1500円)なのに、値上がり2つで405(約2500円)ポンドもしました。なかなかに痛い出費。涙

この瞬間、エジプトでの残金が少なかったのぎは夕食が質素になることが決まりました笑 



荷物検査をして、チケット売り場で待っていたのですが、一緒に行っていた一人が、カメラは大事に持ってるけど、リュックを持ってないことを思い出します。

「やべ!忘れてきた!」と急いで荷物検査エリアへ。

うそやん!と残りの二人で爆笑してました。

なんとか荷物も取り返せ、チケットも買え、いざ館内へ。


入るなり、たくさんのでっかい石像がお出迎えです。

おおおお!!

少し薄暗い館内ですが、ひとつひとつの展示品がライトアップされており、よく見えます。けど、びっくりするくらいに展示物に説明書きがなくて、これがなんの石像なのかわかんないということがしばしば笑 

それにしても、エジプト文明をモチーフにした映画、ハムナプトラとかで出てきそうな巨大な石像がたくさん。のぎは、あの映画の世界は本当にあったんだなあと感心してました。


石像だけでなく、石板には象形文字が。世界史の教科書等で見たことあるやつが本当に刻まれています。一緒に行ったお兄さんがが、俺これ読める気がする、って、適当な翻訳をし始めます。

カラスがなんか食って、もの落として、命が誕生してみたいなやつっすね!

もう一人の人が「たしかに命の移り変わりを語ってるのかもね」とフォロー。このかけあいがおもしろかったです笑 


博物館には石像、石板、棺、パピルス(古代の紙)、土器などいろんなものが展示されていまし。のぎは当時のものが壊れず残っている、さらにいくつかのものカラフルであることに驚きました。

エジプト文明は言っても紀元前。卑弥呼とかよりもさらに昔。そのころからこれだけのクオリティのものが沢山作られたなんて、さらにその一つ一つに意味があるのもすごいなぁ。そしてそれが今でも残ってる。何もかもすごいなぁと関心しまくりました。


博物館は二階建てで、二階に上がるとミイラの部屋とツタンカーメンの部屋があります。

まずはじめにミイラの部屋へ。


一体どんなのだろうと思いながら行くと、想像以上に人の形をしていることに驚きます。

部屋には十数体のミイラがあるのですが、皮膚の感じは水分こそないけど骨の上に皮膚が乗っていて、ガリガリの人みたい。ところどころ腐敗した箇所はは崩れていて、指が折れているところからは、骨が丸見えです。中に骨髄があるのが見えます。おー。人体や(当たり前)。

鼻とか目とか一部が腐敗してただれているものもありますが、基本的に顔がはっきりとわかります。

これもまた紀元前のものだなんて。

紀元前の人間が今の自分達と同じ姿をしていること、さらにそれがこの保存状態で残っていることに本当に驚きました。髪の毛が残っているやつものもあります。全体的に小柄なものが多い印象です。昔の人は大きくはなかったんだなぁ。

触れないからわかりませんが、化石に見えなくもない。

それがまた不思議でした。

耳と鼻と口など、穴という穴には布が詰められています。

ミイラ作りの工程で聞いたことがあったなぁ、これのことかーとひとり納得していました。笑

あんなにたくさんの死体を見たのは初めてでしたが、不思議な感じです。生命というよりも、人類の文明を感じる部屋でした。

実物を見たけどわからないことも多いので、ミイラについて調べてみないとなーと感じながら部屋をあとに。騒いですみません、失礼しましたと一礼して退出しました。笑


お次はツタンカーメンへ。

はじめどこかわからなかったのですが、奥に進むと特別な部屋が出てきたのですぐにこれだとわかりました。

外から眺めてもあの金色がすぐに目に飛び込みます。

あれがあの有名なツタンカーメンか~

展示室へ、いざ入らん!想像してたよりも小ぶりでしたが、人が被ると考えるとこれくらいかもしれないですね。

不朽しない物質、金でできてるので、輝きは当時のままなんでしょうね。当時の輝きのままキラキラしています(当時の様子知らんけど笑)

かなり薄く叩き伸ばされているようですが、金だから重くて、ツタンカーメンのお面で11キロあるらしい!驚き!重!首疲れるやん笑 

それにしてもこの神々しい感じはずっと見ていられますねー。

額にはコブラと鳥の顔が、つけ髭もあり、襟足には象形文字の彫刻が。お面の中には外の模様がうつっています。それだけ薄いってこなのか。非常に細かな細工に感動しました。

ツタンカーメンの部屋には王が使ってたであろう装飾品が多数展示されています。部純金なんだろうなー。どれもキラキラしていました。

いったいこの部屋だけで総額いくらなんだろう。そんなことばかり考えてましたね。笑 

他のフロアで見ていた装飾品は石細工が多かったが、ここにあるものは、まず柄が派手で立派な鳥の絵が施されていたり、金が使われていたりと、素人の目で見ても他と違うことはわかりました。王族はこうして権力を誇示をしていたのか。

それにしてもツタンカーメンはきれいだなぁ。感動。(2回目)



こうしてツタンカーメンの部屋をあとにして、二階の残りの展示物をさっと見て回ります。正直もう遺跡とか展示品も飽きましたね。かなり高速で回った気が。ああ、高い入場料だったのに、、、笑


この博物館はかなり広くて、2階建てだけどその展示物の多さはすごいです!素人がさくっと見ても1.5時間かかりました。平均二時間くらいらしいし、一つ一つしっかり見てたら丸一日かかるんじゃないですかね!

エジプト文明大好きな人にはたまらないでしょうけど、そーでもない素人丸出しマンには広すぎるくらいでした笑

でもミイラとツタンカーメンの満足度は高いかと!

ツタンカーメンもう一度見たいくらい!

みなさんもカイロに訪れたときはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

(その時は夜間料金に注意してくださいね笑)


それでは~

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