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主催を1年やってみた

私は、去年の9月から、『銀座deアートマルシェ』という展覧会の主催や企画をギャラリーのオーナーさんと始めました。
キッカケは、オーナーさんから、「あなた何かやってよ」の一言から(笑)
自分で展覧会を開いたことが無かったので、(え?私に出来るの?)と思いましたが、自分の個展を開催する時の参考になるかなと、承諾し、準備を始めました。
主催のお仕事をまとめてみました。↓

①会場と会期、展覧会名を決める。

これは、オーナーさんと2人で決めました。
ちなみに、銀座deアートマルシェのマルシェは、市場という意味のフランス語で、敷居が高いと思われがちなアート作品や、グッズを気軽に楽しんでもらいたい。アートの裾野を広げたいという気持ちから、名付けました。

②募集要項を作る

最初は、会期、出品料、搬入、搬出の日時
くらいで、なんとかスタートしましたが、
回を重ねるうちに、シールタグや、キャプション、プロフィールなど、情報共有することが増えてきました。


③参加者を募る

2020年の弥生展から、人集めは、頼まれてやっていたので、20数人は、けっこう早く集まりました。
最初は、知り合いの作家さんに声をかけました。
今は、リアルの展覧会で見かけた素敵な作品を作られる作家さん、SNSで、見かけたり、繋がりのある作家さんにお声かけさせてもらっています。

③DMを作る

最初は、参加者をギリギまで集めたかったので、名前の表記無しで、記入してもらうタイプのDMを作りました。
パソコンもないし、DMも作ったことないしの
未経験オンパレードでしたが、
スマホのアプリのcanvaを使って、いろいろ作れることを知り、(今も、大活躍しています。)
スマホでDMを作りました。
2回目以降は、参加者の名前や、画像を入れたりと、進化しています(笑)
美人画マルシェは、森田悠介さん、おばけマルシェは、タカダヨウさんが、作ってくださいました。
画像は、参加者の皆さんから、送付してもらい、了承を得て、加工したり、切り取ったり、額縁を付けたりしています。

④DM送付

参加者の方に希望枚数を聞いて、送ります。

⑤SNSで、告知、集客

会期1か月前くらいから、#銀座deアートマルシェ のタグをつけて、投稿を始めます。
参加者の皆さんにも、関連記事には、付けてもらいます。
私個人としては、出品する作品のメイキング画像や、完成画像を投稿する時は、必ず、展覧会のDMを3枚目や、4枚目(Twitterの場合)に載せるようにしています。
展覧会の告知としては、前日くらいに全員のTwitterのアカウントを載せる投稿をします。
場所と会期がわかるようにDMを載せることが大切かなと感じています。

⑥飾り付けの場所を決める

マルシェでは、展示の配置は、私に一任してもらっています。
作品の性質上、ここでないと難しいとか、どうしても、ここがいいなどは、ご意見を伺って、調整しています。

⑦振込みのお願い

遠方から、参加の方には、一週間前くらいに、出品料と、搬入搬出手数料を振込みしてもらいます。(売り上げの振込み手数料は、遠方の方は、タダ)

⑧搬入前日の確認

毎回、新しく参加される方がいらっしゃるので、シールタグや、金額、キャプション、プロフィールの準備の確認をします。
搬入時に、密にならないように、
搬入時間の時間割を作ります。
(事前に都合のよい時間を聞いておきます。)

⑨搬入

事前に、決めてある幅を計りマステなどで区切ります。参加者の名前を貼り付けていきます。

⑩展覧会スタート

お釣り銭、ノート(シールタグを貼り付ける)、お買い上げ袋を用意(お買い上げ袋は、皆さんにもご協力頂いています)
作品や、会場の写真を投稿します。
作品の画像には、作者のアカウントを載せるようにします。

⑪売り上げ金の計算

毎日の売り上げ金とお釣り銭の金額を合わせます。売り上げ金を抜いて、最初に用意したお釣り銭の金額にします。
最終日の前日の閉廊後、各出品者ごとの売り上げ(マージンを引いた分)を計算し、袋に入れていきます。最終日始まったら、すぐお渡しします。
最終日の分は、改めて、最終日の搬出時に計算し、お渡しします。

⑫搬出

搬出も、搬入と同じく、時間割を決めます。
遠方の方の分は、梱包して、宅急便で、出荷します。

⑬振込み

遠方の方の売り上げ金(マージンを引いた分)を振込みます。


ざっと、私がしている主催のお仕事内容でした。
長かった〜💦

展覧会を企画してみたい方のお役に立ったら、嬉しいです。



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