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【Home】-Roy Kim(로이킴)

トピックを迷ってしまい2つ目の投稿に行き詰まっていたので、突然だが1曲の歌を紹介することにした。

普段は生粋のKpopオタクとしてアイドルの曲をメインに聞いている私だが、今回は韓国のシンガーソングライターロイ・キム【Home】という歌を、日々精一杯がんばっているみなさんに届けたい。

書く前に、もしかしてこの人について触れるのは自分がnote史上初なんじゃないか、と思って検索してみたけれど、見た感じ4人はいたので、私が5人目になりそう。


本題


この曲の魅力はずばり、歌詞だ。
特にサビ部分が私のお気に入りで、

어디 아픈데 없니  많이 힘들었지
どこか痛いところはないかい すごくしんどかったよね

난 걱정 안 해도 돼 너만 괜찮으면 돼
僕は心配しなくてもいいよ 君が大丈夫でいてさえくれればいい

가슴이 시릴 때  아무도 없을 때
胸がどうしようもなく冷たい時 誰もいない時には

늘 여기로 오면 돼
いつでも ここに来たらいいんだよ

【Home】-Roy Kim ※訳はニュアンスで。

Homeという題名通り、とても温かい歌詞がロイ・キムさんのリネンのようなソフトな歌声にのって、より胸に迫ってくる。


日々がんばっているみなさんへ

例えば、実家を出て下宿先で大学に通っている学生のみなさん、あまりの忙しさに生活をこなすことに必死な社会人のみなさん、などなど。

大変な時や辛い時ってがむしゃらにでもやるしかないので、その自分の辛さを客観視できるような余裕なんて全くない。だから、気づいていなかったなんてこともざらにあると思う。そんな時に、「しんどかったよね」「大変だったよね」「いつでも帰ってくる場所はあるんだよ」って言われることって、
どれだけその人にとって救いになるかわからない。

そんな場所があることも幸せだし、そうやって誰かに言ってあげられることって素敵なだと思う。

きっとみなさんにも愛溢れる帰る場所があるはず。


私がこの歌に出会ったのはとある野外フェスだった。
初めてロイ・キムというアーティストを知り、5曲ほどあったセットリストの最後がこれだった。

サビに差しかかりあの歌詞を聞いた時、鳥肌を立てながらこぼれそうになった涙をぐっとこらえた。

当時の私は、待望の留学生活の毎日が楽しくて仕方がなくて、何かを辛いと思ったことも大変だと思ったことも日本に帰りたいと思ったことも、一度もなかった。
それは留学が終わった今でもほとんど感じていない。


が、この曲を聞いた時には「ふっ」と自分の頭の中で何かがほどけて、それまでの色々な出来事がぶわぁっと思い返されて、自分が今ここにいれることを自分でほめてあげたくなった。

そういえば、あんなことも乗り越えたじゃん、って楽しいことばかりではなかったことを思い出せて。今後もし限界が来たとしても、帰りたくなったら帰る家も迎えてくれる家族もいることが、改めて幸せだと思った。

自分もいつか誰かのそんな場所になれたらいいな。なれるようにまた、頑張ろう。



*余談
このフェス以来、しっかりとロイ・キムさんにもフォーリンラブしたわけなのだが、色々と調べていくうちに、実は彼の愛犬の目線から書いた歌だったことを知った。なるほど、「君の足音が聞こえたら笑いながら出迎えることが 君にしてあげられる唯一の贈り物だよ」ワンちゃん目線だったのね。


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