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不器用がゼロから始める自作キーボード製作~導入編~

どうもこんにちわ。wonoheです。

さて突然ですが私は不器用です。
中学の技術の授業では5段階で3が常だったので、目も当てられないほどの不器用ではないとはいえ、器用とは言えません。
そんな私が自作キーボード製作をすることにしました。

世の中のおそらくほとんどの人は「キーボードは買うものでしょ」と思っているでしょう。しかしそんなことはない。キーボードは作れるのです。
売っているキーボードだって誰か(たぶん機械やろうけど)が作っているんです。自分で作れないわけがない。

次にくる疑問はわかります。「自分で作って何が嬉しいの?」でしょう。
そうでしょう、わかります。

キー配列を自分用にカスタマイズできる

キーボードの配列は大きく分けてJIS配列とUS配列の2つがあります。
細かくはもっとマニアックな配列もあるのですが、一旦置いておきます。
一昔前は、日本でデスクトップPCを買ったときにセットになっているキーボードのほとんどはJIS配列でした。JIS配列はEnterキーが大きく、かな打ち(今日日そうそういないと思いますが)ができます。US配列はEnterキーが横長で小さいですが、JIS配列に比べて記号が打ちやすい(修飾キーを押しながら、などが少ない)ため、プロ(?)が好む配列です。

市販品購入だとJIS配列かUS配列か、の2択ですが自作すればここは完全に自由。「私はShiftキーは左指でしか押さないわ」という方は左側だけにShiftを置いて、右側に別のキーを置くとかもできます。

つまるところ、タイピングは個人の運指の癖ではありますし、それに最適化していくことがタイピングの速度向上、ひいては生産性の向上にもなるわけです!

キースイッチを自分用にカスタマイズできる

キースイッチというのはキーボードの打鍵感を決めるものです。
市販されている安いキーボードはメンブレン方式といって、キーボードの回路の上にラバーゴムが置いてあるような構造になっています。
ノートPCとかでタイピングするとフニャフニャした感じがするアレです。
これはカスタマイズできませんし、自作キーボードでは使いません。

自作キーボードでほとんど(ほぼ全て)場合に、メカニカル方式という構造で作成します。メカニカル方式は基盤とキーキャップの間にキースイッチというのがあって、このスイッチによって打鍵の重さ・音が決まります。

ここは個人の好みがあって、「音は静かな方がいいけど、重さはほしい」とか「Enterキーだけはやったった感がほしいから大きい音で」とか色々あります。

ディープな自作キーボードの世界

自作キーボードの世界は奥深いです。
調べれば調べるほど分からないことが増えていきますし、用語もよくわからない。パーツどこで買えばいいか分からない、あってるのかどうか分からない・・・・などなど。

私もパーツを買い揃えるときにかなり苦労しました。でも楽しい世界です。

今回は導入ということで、自作キーボードの概要をさらっと書いてみました。もっと詳しく知りたい人は、以下のリンク記事がおすすめです。

https://biacco42.hatenablog.com/entry/2020/05/08/093000
https://ascii.jp/elem/000/001/609/1609599/

次は実際に買ったパーツ、購入方法や選定基準などまとめていきますので、これから自作キーボードにチャレンジしたい人の一助になれば幸いです!