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フィンランド人は飼いネコで、イタリア人が野良ネコなら、日本人は「ペットショップのネコ」だという話。

こんにちは、猫が大好きなnoinoiメンバーのmayu(@Tommmayu2)です。

前回はリトアニアのスタートアップコミュニティについて書きましたが、今回も北欧留学で生まれたエピソードをきっかけに、みなさんに何か伝えられることはないかと考え、この記事を書いています。

というわけで今回のお題は、、、
フィンランドとイタリア、日本の社会をネコで例えてみよう!!です👼

え、しかしなぜネコ、、、?


それはちょうど3年前、私がフィンランドに留学していたときの話。同じく留学生としてフィンランドに来ていたイタリア人ロレンソとこんな話をしました。


ロレンソ「フィンランドに来てから、自分が飼い猫になった気分なんだよね。」

「え?」

ロレンソ「だってフィンランドは社会インフラが抜群で快適だし、授業受けたければ無料で受けられる。それってネコでいう、飼い主からもらえるキャットフードのようなものじゃん。起業して失敗したって明日食べていく環境は整っているし。そういう点でフィンランドでは何をしたって必ず『家』に守られているという感覚があるんだよね。」

「はあ。」

ロレンソ「逆にイタリアにいる時は、野良ネコの気分だよ。食べ物探して、毎日生きるのに必死。もしこれが上手く行かなかったら次はこの手だ!みたいにその先を考えておかないと、失敗した時起き上がれないからね。」

その時は「まあまあ、言いたいことはわからなくもないけど😂」思いながら、聞いていました。

そこから3年、、、最近ふとこのエピソードを思い出し、面白い例えだから自分なりにまとめてみんなに共有してみよう!と思い立ち、noinoiを通して発信することを決めました。

かなり独自の視点で書いているので、これは⭕️⭕️ではなく❎❎でしょう!という意見もあるかもしれませんが、悪しからず。

では早速、私なりの見解を紹介して行きます!

飼い猫のフィンランド

飼い猫といえば

住み家:暖かい家の中で、落ち着いて暮らせる :)
食べ物:飼い主さんからペットフードがもらえるので、自分で餌を探す必要はなし。

というイメージがありますよね🐱

フィンランドは平等社会。消費税が23%と高い分、国民の生活は保障されていて所得が低い人には手厚い支援があります。ちなみにネコが飼い主さんの言うことを最低限聞いているように、フィンランド人も一応税金を納めることは最低限守っていますw そしてネコが家に守られて住んでいるように、フィンランドでは「国に守られて」生活しているという感覚があります。

また教育費は無料、医療費も一部を除いて無料という福祉国家ぶり。飼い猫が餌をタダでもらうような感覚でしょうか。(ただし、教育費は全員が無料というわけではなく、しっかり勉強している人のみに適用されています。)

実際、私が留学中の際も、学食は200円程度で、学生はバスや電車の料金が半額というかなり学生に優しい暮らしを体験しました。

そんなわけで、フィンランドは飼い猫のような暮らしをしていると例えられるのです。

ノラ猫のイタリア

ノラ猫の生活といえば、

住み家:外なので冬は寒いし、雨に濡れる。縄張り争いもある。
食べ物:自分で探さなければならない。見つからず、お魚盗むことも。

といったイメージがあるのではないでしょうか。

イタリアには飼い猫よりもノラ猫に近い暮らしがあります。言わせてみれば、「誰にも頼らない、明日は自分で切り開く」というお国柄。

税金は商品によって4%〜22%と変動がありますが、いくら税金を払っても政府は還元してくれないそう。要するに政府の汚職が頻繁にあるということです。そういった事件はマフィアと繋がっていることもあって誰も手をつけられないのが現状。そのため、政府に頼らず自分で生きる道を探さなければならないそうです。

自分の生活は自分でなんとかする。ノラ猫っぽくないですか? :)

それからスリや強盗が多いのもイタリアの特徴ですが、取られたら取り返すのがイタリア人。リトアニアで寮生活中、アンジーという生粋のイタリア人とルームシェアをしていた時のこと。ある日、後で洗おうと思ってキッチンに置いておいた私のフライパンがなくなっている!?それを聞いたアンジーは「他のイタリア人が盗んだに違いない。私が取り返す!」と行って、別の階のキッチンへ。誰のかわからないフライパンを盗み、満足げに私にくれました。(ありがたいけど盗みはよくないよ、、)と思いつつ、イタリア人の自分でどうにかするという生き方に関心してしまいました。

またロレンソによれば「例えば待ち合わせの時間に到着しないといけない時に、バスが正確な時間に来るなんてありえないから、バスが来なかったら電車に乗ろう、電車も来なかったらなぜ遅れたかのうまい言い訳を考えよう(笑)という様に、イタリア人は先の先を読んで行動している。」そうです。

そんな様に明日の我が身のために、知恵を働かせて生活する姿はノラ猫らしいのではないでしょうか。


日本はどんなネコ?

フィンランドとイタリアをネコで例えていて、ふと思ったのが日本はどんなネコなのだろう?ということ。

私なりの解は「ペットショップのネコ」です。

住み家:ペットショップのケージの中。暖かいけど窮屈で退屈。
食べ物:ペットショップの店員さんから、規則正しく一定の量をもらっている。

フィンランドと同様、国の制度により国民の生活は守られているという事実はあります。しかし、フィンランドほどの福利厚生ではないので、飼いネコには届かずペットショップのネコだなというのが私は思い浮かんだイメージ😹

そして日本には、就活制度や年功序列制度などほとんどの人が従う決まった型がありますよね。『ペットショップのケージ』という枠の中に住んでいるネコは、そういった型にはまって生活している日本人に近いのではないでしょうか。

そして規則正しく、時間を守るお国柄なのもペットショップで時間通りにエサが出てくるのと似ている!(この例は若干、無理やり感ありますがw)

というわけで私の見解では日本はペットショップのネコです。

ですが、最近は就活のルールにのっとらずに好きな道を行く学生や、既存のルールにとらわれない企業など、型にはまらない面も増えてきているので、日本はペットショップから脱走している猫とも言えるかもしれませんねw


まとめ


ということで、それぞれの国をネコで例えてみましたが、どうでしたか?

あくまでも個人の意見なので、それは違うよ!という箇所もあったかもしれませんが、ぜひみなさんの意見も教えていただきたいです :)

そして書きながら、どのネコが良いとかではなく、「どのネコもマイナスポイントもプラスポイントもあって、みんな違ってみんな良い」と感じたのが私のまとめです😻

それでは、次回の投稿もお楽しみに!


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