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僕のエンジニアタスクの進め方

こんにちは、あるでぃです。

最近タスクが進まね〜〜

エンジニアとして、インターンを初めて半年。ある程度実装には困らなくなりました。しかし、ビジネスサイドとの意思疎通がうまく取れず、タスクの進捗が滞る毎日。

そこで、弊社のデザイナー(兼エンジニア)のとっちさんに相談しました。そこでもらったフィードバックがすごくよかったので、そこでの学びを元にエンジニアタスクの進め方について考えて行きたいと思います。

自己紹介
そう言えば、前回の記事であまり自己紹介をしていませんでしたね。

僕は半年前にエンジニアとしてインターンをはじめました。現在は大学3年目を休学して、サーバーサイドエンジニアとしてギフトに特化したECサービス TANP 一緒に作っています!今回は、TANPのあるページを例に話をするので、ちょっと覚えておいてください。



では、本題に入って行きましょう。こんな感じの流れで行きます
(長いです。気合いを入れよう!)

スタートアップ企業でのエンジニアタスク
現れたヒーロー "とっち"
とっちさんのタスクの進め方
僕のタスクの進め方
僕ととっちさんの違い
まとめ


スタートアップ企業でのエンジニアタスク


スタートアップ企業のエンジニアって、手広く仕事をしますよね。サイトの設計からバックエンドの実装、施策をビジネスサイドと練るところまで。
サービスと距離が近くてとても好きです。

僕もそういったタスクが多くて、施策ベースでビジネスサイドと2人でタスクを進めます。
そうなってくると、実装スピードより、ビジネスサイドとの意思疎通のスピードの方がタスクのスピードに直結してくるのかなと思います。

最近、その辺がうまく行かず、タスクが回らない。


現れたヒーロー "とっち"

そこで、弊社のデザイナー(兼エンジニア)のとっちさんに相談しました。(とっちさんについてはこちらから)


TANPは、Eコマースサイトなので、伝えたい情報をいかにスムーズに伝えるかということが重要です。なので、TANPのデザイナーは

「綺麗なかっこいいデザインを!」

というよりも、

「伝えたい情報は何かを考え、情報を伝えやすいページ構造を!」

という意識が強く、施策の意図からタスクを分解、言語化する能力が高く、相談するのには適任かなと思いました。

とっちさんと僕でどこが違くて、その結果どこに工数が発生しているのか、とっちさんと僕を比較して考えて行きましょう。

※サイト設計の部分が多いので、かなりデザイナー思考かもしれません


とっちさんのタスクの進め方

まずはお手本とっちさんのタスクの進め方です。
わかりやすさのために以下の弊社のサービスTANPの店舗・企業様用LP作成の施策を例に話を進めます


◾️1. 目的の共有

今回だと「メーカーの方にTANPにお問い合わせしたいと思わせる」というところです。
ここは自分も割とできているのかなと思います。

◾️2. 要素の洗い出し

上の目的の実現のための要素分解をします。
今回だと

TANPが他のECと違うところ
フローが簡単
安心と信頼

など、与えたい印象や伝えたいことを洗い出します。

ここが一番重要なフェーズです。
ここを軸にタスクが進んでいくので、ここの修正が後から内容にしないといけません!でないと軌道修正(=余分なタスク)が生まれます。

◾️3. 要素の中身
上で出た要素を実現するための中身を考える
TANP が他と違うところ」であれば、

web上でのギフト体験にこだわった最新のギフトショップ
商品の写真をプロが撮影
商品ページを弊社で綺麗に作成
弊社オリジナルの特別な梱包
IT技術を駆使した、SNS連携やSEO対策

のような感じで具体的に訴求したいポイントなどを考えます。

とっちさんは2 要素の洗い出しと3 要素の中身のをdocbaseにまとめることで、ビズとの共有と自分の中での思考の整理をしているそうです。

◾️4. 要素をどう配置するか
ユーザーのストーリーを考えながら、2で洗い出した要素を1つずつ満たせるように動線を考える

ここでは、どんな見た目にするかは5 に回して完全に排除し、
どこでどういう印象を受け取ってもらうかスムーズに訴求するにはどういう配置にするかだけを考える。

とっちさんはsketchで長方形とテキストだけ置いて、動線を考えているみたいです。
違うタスクの例ですが、これくらいざっくりしたものです。

非デザイナーの僕のような人は、紙ベースでできるといいですね。

他のサイトのリサーチなどをしながら、時には3の軌道修正をします。
ここで重要なのは、5に進まないことです。

4までの根拠を持って実装やスタイリングをしなくてはいけません

◾️5 どんなレイアウト、機能に落とし込むか
どんなデザインの見せ方が伝わるのかをここで初めて考えます。
2で洗い出した要素と3の要素の中身をもとにビジュアルや機能に落とし込んでいきます。

「web上でのギフト体験にこだわった最新のギフトショップ」という訴求をしたい場合であれば
リアルなサイトのイメージを伝えたい

スマホとPCの素材を採用

こんな感じの思考が例として考えられますね。

そして、あとは実装という感じです。


僕のタスクの進め方

次に僕の今までのタスクの進め方をざっくり紹介します。

◾️タスク、施策の目的を共有
例えば、「リピーターを増やしたい」とかなんでそのタスクをするのかということをビジネスサイドと共有する。

◾️機能やイメージを共有
上の目的のために実装する機能。例えば、「クーポン機能を作る」などざっくりとしたもの

◾️機能、デザインを実装
クーポン機能というところから、機能やデザインを他のサイトでリサーチして、何が必要か考えていく。
実装して、一旦動くところまで作る。

◾️確認をしてもらって、機能やデザインの修正
見た目や機能を逐一確認して、軌道修正を繰り返す


僕ととっちさんの違い

大きな違いは、とっちさんは2の要素が軸となってタスクが進むのに対し、自分は実装したあとのフィードバックから生まれる会話が軸でタスクが進んでいたところです。

要素の洗い出しとフィードバックを行き来する自分洗い出した要素を軸にひと方向に進むとっちさんとタスクの進行に差が出るのは自明ですね


まとめ

「とりあえず、手を動かす」

って結構エンジニアの思考であるじゃないですか。トライアンドエラー精神の大切さって最初に教えられますよね。でも、とっちさんに言われたのは

「真っ先に手を動かすのをやめた方がいい」

ということでした。
サービスを作るとなると、一人で作るわけでないので、
ビジネスサイドとしっかり共有する部分ある程度エンジニアやデザイナーが考えて進める部分が出てきます。だから、ビジネスサイドと円滑に意思疎通が取れるタスクの進め方って超大事!

この記事は、僕の体験によるものです。なので、全員に当てはまるものではありませんが、この記事をきっかけに僕のように他の人とタスクの進め方について話し合うきっかけになれば嬉しいです!

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