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あなたとわたし

深夜にこんばんは。ellyです。

前回 実はね、、、。なお話をさせていただいたので
ちょっとした わたしと彼らの出会いを書き記したいと思います。

ノイズがかったPVに、綺麗な音
そして、歌っている貴方は、、、一体、、、


私とBUCK-TICKが出会ったのは  中学の時。

地元でケーブルテレビを繋げられるようになり
各家庭のテレビチャンネル数が豊かになってきた。

そんな中

私の家にも繋げてもらい
アニメ三昧な日々
(元々アニメ、漫画好き)

ケーブルテレビが繋がったことにより
アニメ以外にも多方向に
興味の目を向けるようになり
音楽に興味を示す事も増えてきた

そんな、中学2年の頃
当時大好きだったL'Arc~en~Ciel以外にも
インディーズ、メジャー曲なども聴くように…
けれど、L'Arc~en~Cielに勝るアーティストは居なかった。俗に言うドLだった。

そんな中

学校から帰ってきて
誰もいない家で 暇つぶしに
スーペースシャワーTVの邦楽TOP50を
見るわけもなくただただ、流していた。

今でも鮮明に覚えている。 15時07分

たまたま流れてきた
曲に心を奪われ
目を奪われた。

BUCK-TICK  /  幻想の花


そう、これが 彼らとの初めての出会い

すごい衝撃だった。

当時V系も聞いていたけれど
私が求めるものに納得の世界観や曲の
出会は少くなく
曲は好きだが、、、そんなに、、、と思う
アーティストがほとんどだった。

私が求めていたもの

飾られていない静かなとても綺麗な世界

静かな でもどこか不思議な魅力をもった 音
ノイズがかった 派手でもなく 暗いはずなのに
綺麗に思えたPVの世界観
そして
歌い手である 櫻井敦司 の美しい声と姿

私は一瞬にして虜になった。

そう、一目惚れ

近くにあった広告用紙を引っ張り出し
薄らとしか書けないボールペンで
必死に アーティスト名と 曲のタイトルを書き込んだ

当時は今のように簡単に音楽が聴けるような環境ではなく
携帯の音楽も着うたでフル歌なんて無かった。

しかも、住んでいる地域が田舎な故に
隣町の本屋兼CDショップに行っても「幻想の花」は売っていなかった。
BUCK-TICKのCDは置いてあったが
代わりにあったのは「残骸」と「at the night side」

私自身かなり石橋を叩いて渡るタイプの人間なので
同じアーティストの曲でも知らない曲を聞かずに買うというのに抵抗があり、そのうち置いてくれるだろう。
そんな気持ちで待っていた。

だが、そんな事がある訳もなく
結局、意を決して 一枚購入した。「残骸」。

正直タイトルで買ったようなものでもあるが
あまり期待はしていなかった。
なぜなら何時も外れることが多かったから、、、

さぁ。どうだ。いざ、曲を聴こうじゃないか、、、!

─落ちた。それも瞬殺で。

そこからは早かった。
「at the night side」を早速購入し
幼なじみにそのシングルを半強制気味に聞かせ
その子も共に落ちた。

その頃はまだ2足わらじな感じで
BUCK-TICKとL'Arc~en~Ciel、、、
少々L'Arc~en~Cielが勝っている感じの学生時代
過ごした。

それから
高校、社会人ときたが
社会人になりたての時に彼氏が出来たのだが
当時の彼氏が

アーティストのLive行くとかふざけてるの?
俺がいるのに?許さない。

と、不思議な事を言うようなメンヘラ彼氏で
Liveもいけず自然と音楽からも離れてしまい
20になる頃にはL'Arc~en~Cielへの熱が冷めてしまった。
社会人になれば好きなだけLiveに行ける!!と
意気込んでいたのに、、、非常に残念である。
一気に氷点下の世界に持っていかれた。


だが、熱が冷めたのがL'Arc~en~Cielなだけで
BUCK-TICKは何故か熱がMAXだった。
もちろんLiveには行けてないし、行けない。
かえって行ったことがなかったから
闘争心的なものが芽生えていたのかもしれない。

それに、BUCK-TICKは 勝手ながら私自身の
恩人でもある。

出会った中学時代 あまり良い学生時代ではなかった
俗に言うイジメの対象だった。
私 個人 悶絶めんどくさい。が勝っていたので
相手をすることは殆どなかったのですが
何故か自‪✕‬願望が当時強く

正直20まで生きたくない。というのが本音だった。

けれど、幼なじみに言われた
せめて20、、、成人まで頑張ってよ。
そして、一緒に櫻井さんに会いに行こう。と。

たしかにあちらに行くのに悔いは残したくない。
折角なら櫻井さんに会いたい。
そんな気持ちが芽生えて

ずっと歩いて来た。私は、今ここにいる。

そう、彼らに出会ってなければ
今、私は、存在しなかったのかもしれない。

楽しい事だって沢山見つけた。
好きなことだってある。
悲しい出会いも嬉しい出会いも。


それから、随分と時が経ってしまったが
2012年 初めてBUCK-TICKのLIVEに足を運んだ

「TOUR 夢見る宇宙」

嬉しかった。感謝しかなかった。
ありがとう。を心の中に添えて楽しんだ。

それからも何度か遠ざかったり近づいたりして

前回の事になった。


まだまだ、沢山会いたかった。
感謝も、愛も伝えたかった。
生き甲斐だった。

初めて Live に行って
次の目標が出来て
アリーナで 櫻井さんの目の前の席を!!と。
MUCCでの対バンで前4列までは
行けたが前の人が背が高く
終始櫻井さんが一切。
一ミリたりとも。
見れない。
悔しい事はあった

それでも私の瞳に貴方を写させて欲しい。
と願った。

でも、それは
もう叶わぬ願い
叶わぬ夢。


悲しき 儚い 恋心を ずっと片思いのまま
心に秘めて終わる事になった。

深海に潜らなければ…と何度も思うが
こればかりは私自身どうしようも出来なかった。
無理して進んで戻れなくなるよりは
身を守ることを優先しなければ壊れそうだったから。

BUCK-TICKのメンバーの皆様や
バンカーの皆様
そして 関係、御家族様、ファンであるお魚の皆様

きっと沢山の人の思いなどがあり
巡り会った縁でもある。

この縁には本当に感謝しかない。

そして
私は私自身が思っている以上に彼を彼等を愛していた。
そして
そんな彼等も皆からの愛に答えるかのように
走り始めている。

”夢の続きさ  派手にみせてやる
きみも乗りなよ 発車のベルが鳴る”

そう

もう B-T TRAINは 発車している

そして

PARADEの先頭はかなり遠くへ進んでしまった…。
だが、近くに主役が居なくとも進み続けている


この先
彼等がどうなるのか
分からない。全く予想がつかない。

それでも、彼らと共に行けるところまで
一緒に進もうと思っている。
それは彼らに対する恩返しでもある。

愛と勇気と携帯を持って

ありがとう。櫻井敦司さん。
沢山の苦労もして沢山の人に愛されて
そんな苦くも嬉しい人生だったと思います。
もう、お母さんに会えましたか?
ISSAYさんにも会えましたか?
ゆっくり休んでください。
本当にありがとう あっちゃん。
いつまでも愛してるよ。

そして メンバーの皆様、スタッフの皆様
これからも私達お魚達をよろしくお願いします。



長くなりましたがありがとうございました。