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第一三回:About Manchester United!④-下部組織出身の凄み-

こんにちはこんばんは。N40K1でござりんす。
最近は友達との遊びも増えてなかなかお金をいっぱい使ってしまっているなと思う次第です。
でもコロナも収まる気配が無いしライブなんかのイベントもまだ始まらないしなかなか厳しい日々が続くなと思ってしまいますが、頑張っていきやそう。サッカー野球観戦が始りましたね、!嬉しい限りです。試合見に行きまくります。


さて、今回はユナイテッド下部組織出身選手について書いていきたいと思います。
古くはバスビーベイブスと呼ばれている1940年代後半から1950年代に下部組織から昇格した選手が活躍していました。これらの20代前半の若手選手たちで構成されたメンバーは1955–56・1956–57シーズンのリーグ連覇を達成しました。

その後の有名な下部組織出身といえばファギーベイブスです。サーアレックスファーガソンが見染めた下部組織出身選手が台頭し93-94シーズン、95-96シーズンはダブル、99年にはトレブルをとりました。
この時の選手がベッカム、ギグス、ネビル兄弟、スコールズなどです。2000年代のユナイテッドを象徴する選手たちですよね。

ルーニーやロナウドなど若いうちからユナイテッドに来て栄光を獲得した選手も下部組織というわけでは無いですがファギーのもとで大成しました。
ユナイテッドは大変育成が得意なクラブと言ってもいいでしょう。

そんな中、現在もスールシャールの元で大活躍している下部組織の選手がたくさんいます。
彼らを1人ずつ紹介していきましょう。ユナイテッドの将来を担う大事な選手たちです。まぁ皆さん大体知っていると思うけどね。

マーカス・ラッシュフォード

彼は言うことないでしょう。ユナイテッドの10番としてとても良いプレーを見せてくれています。今シーズンの前半は彼がいないと始まりませんでした。

まずはスピードでしょうか。
彼が初めてトップチームで出てきたときの大きな強みとして紹介されていた部分です。現在もカウンター時ではそのスピードを遺憾なく発揮しています。昨季は34.52kmのスピードを記録しており、かなり速いと言っても良いでしょう。私も高校時代はそこそこ足の速い選手だったのでかなり憧れる選手ではありました。何もかも足りなかったけど、、、

また、ラッシュフォードが驚かしてくれるのは類稀なるシュートセンスです。デビュー戦、彼がまだ39番だった時、最大のインパクトを残しました。デビュー戦のゴール見たことない人はぜひご覧ください。
そこから彼はユナイテッドになくてはならない選手になりました。監督が誰になろうと前線には確実に彼がおり、ユナイテッドの中心となっていました。

そして守備への貢献です。若い選手だとはいえ試合終盤まで相手の最終ラインにプレスをかけることができますし、要所要所で締めたディフェンスを見せてくれます。
現代サッカーにおいて大事なことの一つとして前線からのプレスが挙げられると思いますが、その面をクリアしてることは明白です。クリアと明白って日本語にしたら似てるな。てか一緒じゃん。ここでのクリアは合格って意味のクリアです。すいません取り乱しました。

10番となり、完全なる中心選手になりましたが、彼もまだ22歳。なんと若い...将来のバロンドール候補だと言うことは誰の目から見ても明らかです。

また、最近は政治的な面でもポジティブなところを見せておりイングランド人としても偉大な選手となることは間違いないでしょう、!大好きな選手です。9歳の弟にユニフォームをプレゼントしたくらい好きです。

メイソン・グリーンウッド

2人目に書きたくなるくらいすごい選手に成長しています。19歳とは思えない落ち着いたプレーを見せてくれています。

まず彼を語る上で欠かせないもの、それは左右どちらでも衝撃的なシュートが打てることでしょうか。一応登録としては左利きの選手です。今節(34節アストンビラ戦)までを見ても公式戦16ゴール。しかしなんとFKは左で蹴るがPKは右足で蹴るほどの左右両利きっぷりなのです。
前節ボーンマス戦も右左両方の足で2得点。今節も右足で1得点と彼のシュートセンスには疑いようがないでしょう。
相手はグリーンウッドを左利きだと一応は認識していると思うので基本は左足をケアして守備をしていますが、残念ながら左に寄りすぎると右でのシュートが待っています。その逆もまた然り。

そしてシュートセンスだけではありません。ドリブルのセンスも非凡なものを持っています。これも左右両利きというところが関わってくるのですが、どちらの脚を重点においてもドリブルができる。これは本当に革新的なことです。
簡単に言うと左足でボールをコントロールすればメッシ、右足でコントロールすればアザールのようなプレイヤーになれると言うことです。これを僕は言い過ぎだとは思いません。この2人のような選手になれるからこそです。
ライアンギグス以来の衝撃という記事を見ましたが、ギグスを楽々と超えていく選手になると本当に期待しています。

先ほども述べましたがまだ19歳。伸び代だらけの19歳です。あと1点取ればルーニーの19歳での記録を抜きます。プレミアあと4試合、FAカップがあと多くて2試合。簡単に超えられそうです。弱点は今のところ見当たりません。一番期待している選手です。

来季は彼のユニフォームを買おっと!今年は迷った末に背番号無しを買いましたので!

スコット・マクトミネイ

一番この人のユニフォームを買うか迷った選手です。それくらいプレイヤーとして大好きです。

1番の魅力は、若さ故なのか闘争心溢れるプレースタイルです。ユナイテッドスピリッツを感じさせる相手へのプレスは相手にとって恐怖でしょう。
今季前半はインターセプト数もチーム内2位となる14回を記録。また、78回デュエルを記録し、リカバリー76回を記録と、攻撃の芽を潰すという彼の役割を存分にこなしています。
守備面での多大なる貢献は分かってくれたでしょう。

では攻撃面ではどうなのでしょうか。
中盤からしっかりとボールを運ぶことができドリブル成功率も高いです。特別足元が繊細であるというわけではありませんが、ボールキープはお手の物です。
今シーズンはアシストも記録しているのでラストパスも出せる選手ということになります。
攻撃面でもプレミアリーグの最低限はできているということになりますね。
また、空中線はほぼ負け知らずで大柄な体を活かしたダイナミックなヘディングを見せてくれます。見てて派手さは無いかもしれませんが要所要所で「おお」ってなるプレーを見せてくれる。良い選手です。

現在はブルーノフェルナンデス、ポグバ、マティッチと中盤の層が厚く彼らに続く4番手の立ち位置となっていますが、なかなか割って入れない状況になってきています。
変わるとするならばマティッチのところだとは思いますが、守備的貢献は似たようなところがあると思います。ファイティングスピリッツはマクトミネイの方が感じます。マティッチはベテランなのでそこを求めるのは微妙なところではありますが、、。
しかしマティッチのパスを正確に散らす能力、そこがマクトミネイは欠けている部分でしょうか。私がよく言う意味のあるパスが通せるようになればマティッチの後釜となることができるでしょう。
まだ彼も23歳。ゆくゆくはユナイテッドのキャプテンに、!推薦します!


今回は下部組織出身選手について書いていきました。他にも良い選手はいっぱいいます。
リンガードの復活も期待したいところではありますが、今季はもう出番がありそうに無いですね。放出ということも考えなくてはならないかもしれません。ユナイテッド愛にあふれる選手なのでどこにいても応援しています!

最近はブランドンウィリアムズ、トゥアンゼベ、タヒツチョンなど将来を担う若手選手が台頭し始ています。彼らのキャリアが今後どうなってくるかが楽しみで仕方ありません。

また、僕が一番衝撃的だったのはアドナン・ヤヌザイでしょうか。タイ・バンコクで初めてユナイテッドの試合を生観戦した時(2013年の夏のプレシーズンマッチ)に出場していた彼を見てなんだこの選手はとなりました。右にも左にも顔を出し、シュートもドリブルも上手い。あの44番はユナイテッドで大成するぞ。と思ったらそう上手くはいきませんでしたね。

彼の他にウェルベックなど良かった選手はいますが、良い選手でもビッグクラブで活躍することは至難の技です。
これから出てくる下部組織出身の選手の活躍が本当に楽しみです。

今回は以上です。また。
※画像は全てGetty Images

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