夏場に肉まんを見かけない、そこに隠されたスーパーのストラテジックマーケティングプランとは
今の季節は6月。
暑くなってもふと肉まんを食べたくなる時もありますよね。
そんな時コンビニに行っても当然売ってはいませんし、スーパーに行ってみて冷凍食品の肉まんはないんです。
冷凍食品の肉まんと言えば、冷凍売り場の今川焼の隣くらいに置いてあるものですが、そこには今川焼の冷食だけが置いてあるだけで肉まんはどこにもありませんでした。
今川焼こそ「誰が夏に食うんだよ」という商品ですが年がら年中置いてありますね。
ドラックストアやスーパーにも行きましたが冷凍食品の肉まんは売ってはいません。
いったい何故売ってないのでしょうか?
やはり時期的なもので売れないから引き下げられたのでしょうか?
しかし、冷蔵の肉まんは売ってることに気が付きます。
でも、とても致命的な問題がありまして、冷蔵の肉まんは美味しくないんですよね。
冷凍の肉まんのほどよい甘さにジューシーな餡、スイーツ感覚で食べられるしっとりとした生地。
それに比べて冷蔵肉まんはどれも冷食に劣ってしまい完全な下位互換。
しかも冷食より若干高めという勘違いブスのような姿勢。
私はとても困りました。
肉まんを食べたいのに肉まんがない。
あるのは冷蔵の肉まんのみで、値段が398円くらいの3食入り。
自分が求めてるのはこれではないけど、でも肉まんが食べたい……
気付けば私はそれをもってレジに向かっていたのです。
これこそがストラテジックマーケティング。
特定の需要があるものを高い値段で売るテクニックです。
ジャガイモ、ニンジン、タマネギを安売りしているとき、
カレールーの値段をいつもより高めにするといったテクニックは主婦をしてれば知ってる人もいらっしゃるでしょうか。
いや、
主婦の皆様は安いものを買いにいくのに行き帰りの電車賃は気にしないようなエセ節約家なので知らないかもですね。(笑)
なにか不便を強いても多少の金額なら払ってしまうという人間の心理を利用したテクニックなのです。
スーパーでキッチン用品や日用品が売られてますが多少高めの事が多いでしょう。
ドンキホーテやドラッグストア、ホームセンター、100円均一など他の店舗で買った方が安い場合がほとんどですが、わざわざそれだけのために他の店まで行くのは面倒、
買えるなら多少高くてもスーパーで買っちゃおうとなるのを予見しての販売価格です。
それが知らず知らずのうちに夏場の肉まんにも適応されていたのでした。
その証拠に冷蔵でも少し安めの物があるはずですが、夏にはあえてそれを取り扱わずあまり馴染みのないメーカーの少しだけ高級感ある物だけを夏に売り出しているのです。
しかし高級感出していても所詮は冷蔵。シュウマイ同様に冷蔵の肉まんは調理後の臭いがキツすぎます。
餃子に関しても明らかに冷蔵のものと冷凍のものでは天地ほどの味の差があり、冷蔵は冷凍食品より劣っているのは百も事実。
ラーメンも冷凍の方が美味しいですしね。
なのにも関わらず各スーパーは冷凍の肉まんを夏場には取り扱わない謎のムーブ。
これには呆れざるを得ませんね。
冷蔵なんて賞味期限が一週間くらいしかもたないのに。
コンビニが夏おでんを始めた時同様にスーパーも従来の常識を一度疑うべきだと思います。
コンビニといえば意識高い系パッケージが最近の話題のローソン、
そこについさっき行ったのですが、ローソンの冷凍肉まんならこのクソ暑い夏場でも置いてありました。
二個入りで500円。
流石に買いませんでした。
おわり。
RT求ム。
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