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koko書房「個人ショップの始め方」感想

2022年暮れにZOOMで受けた「個人ショップの始め方」のワークショップ。
ショップを立ち上げる予定はありませんが、個人で活動をしているので何か参考になるかもしれないと受講しました。
忘れないうちにネタバレなしの感想を記しておこうと思います。


講座を通して感じたのは、ショップを経営するかを問わず、2023年から本格化していくいわゆる「風の時代の働き方のヒント」でした。

どういったショップが人々の心を掴むのか?
よくある経営コンサルの講座では出てこないであろう内容でした。
(コンサル受けたことありませんが(笑)なんとなくのイメージです…)

占星術的な視点で考察すると私は天秤座で木星と土星が重なるグレートコンジャクションが起こる1年前に産まれています。

風エレメントである天秤座のグレコンですので、パートナーシップ、交流、、調和がテーマとなっています。

この年はIBMが家庭用PCを発表。

1982年に「風の谷のナウシカ」「AKIRA」の連載がスタートとなっています。

風エレメントのテーマである精神性、情報、サイバー社会のテーマが色濃く反映されています。

AKIRAのストーリーの内容は政府の超能力研究、反政府ゲリラ、都市の破壊。

ナウシカは戦争による科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた終末世界を描いていて、冥王星水瓶座時代を予見しているようにも思えてきます。


AKIRAの装丁にこだわりを感じます


話は戻りまして…
風エレメントである1981年の天秤座グレコンから少しずつ私たちの身近で「風の時代」に人々が求めているショップの在り方のヒントがありました。

私の個人的な思い出だと、小学生の時に習っていたピアノ教室がまず初めての「風の時代のショップ」でした。
自宅で個人でされていて知人の紹介で習い始めたピアノ教室だったのですが、自宅に置いてある小物がまず、濃かったのです。
いわゆるサブカルチャーな物が所狭しと置いてあってメインカルチャーしか知らない私はカルチャーショックを受けました。
楳図かずお先生の「まことちゃん」やらホラー漫画、「風の谷のナウシカ」手塚治虫の作品等々…。
ジブリがまだメジャーになる前でした。


「まことちゃん」との出会い。カルチャーショック体験


漫画以外も海外の置物やコインなど射手座っぽい小物にも魅せられましたねぇ。

ピアノの授業はノーマルでしたが先生の部屋のカルチャーな物品たちに気持ちが持っていかれてました(笑)

私の人格形成に深く関わった教室でした。
現在、ピアノ教室を営業している方にこの話しをしたところ
「まことちゃんは教育者の立場から生徒の目に入らないところにやる…」
と、言われたのでなかなか異質なセレクトではあったと思います(笑)

ですが、本筋であるピアノ以外に先生自身が好きなものを打ち出したことで強烈な印象を与えることができてたのではないかと思います。

そして、10代の時、ソニックユースのキムゴードンが立ち上げたアパレルショップ「X-girl」が日本上陸しました。
X-girlはキムゴードンが自分達が純粋に着たいものを仲間たちと打ち出していくブランドで、女性向けのストリートファッションがなかった時代に出現したブランドでした。


X-girlの服を着たソニックユースのキムゴードン


私はカルチャーと繋がりがあるファッションに興味があるタイプでしてオープン時にはラフォーレ原宿店に買いにいきました。

そして、やはりというべきか…そこはインフレが起こっていて商品が売り切れ!
店に商品がない!
かろうじて一枚、ロゴTシャツをゲットしました。
いつ行っても商品がないのですよ、この店は。


映画「kids」でクロエ・セヴィニーが着ていたTシャツはいつ買えるのか⁉︎
いつもヤキモキしてましたね。

ショップにはキムゴードンが立ち上げたブランドというストーリー、インフレのショップ内。
今思うと人気がでる条件は揃っていましたね。

ミュージシャンのカヒミカリィがX-girlを語っています。流行を意識することなく自分が好きなマニア向けの音楽を提供するこの方の活動形態も風の時代的でした。

キムゴードンと友人だったX-girlのTシャツを着たクロエ・セヴィニー(右)映画「kids」より


そして20代になってからは「裏原宿ブーム」です。

パンク好きな藤原ヒロシ氏とその仲間たちが中心となったムーブメントになります。
ちなみに藤原ヒロシ氏は太陽星座が水瓶座で風エレメント。

音楽がバックボーンにありストリート色が強いファッションを打ち出していました。
いわゆるアパレル産業の経営学からは外れたやり方をしているのも特徴です。


で、やはりというべきか店に買いに行っても商品がとにかくない!
毎月、買いに行きましたが店舗にやっぱり商品がない、空っぽの状態(笑)
完全なるインフレ。
店員さんも愛想はいっさいないです(笑)
「帰れよ」とでも言いたげな塩対応な接客スタイルで媚びない態度も裏原系ショップの特徴でしたね(笑)

ミュージシャンに商品を着てもらって宣伝効果を狙っていたところはヴィヴィアンウエストウッドのスタイルに通じます。

ブランド同士のコラボレーションによる商品作りが始まったのも裏原宿ブランドだったように思います。
(違ってたら教えて下さい…)
この辺りも風エレメントみがありますよね。

エイプとグッドイナフを着るコーネリアスの小山田圭吾氏。この方も太陽水瓶座です。



かなり風の時代のショップ形態に近づいてはいますが、まだインターネットを活かした広がりはなく、雑誌との協力体制でムーブメントを盛り上げていました。
冥王星水瓶座時代はより細分化された個人的な分野にターゲットが絞られてくると思われます。

そして2023年はついに冥王星射手座世代が社会人になる年でもあります。
「Z世代」と呼ばれる世代です。

冥王星射手座世代は生まれた時からインターネットが当たり前にあった世代。
有名人だとミュージシャンのビリーアイリッシュ、環境活動家のグレタ・エルンマン・トゥーンベリ、テニス選手の大坂なおみ選手がいます。

ありのままの自分でいることを恐れず表現し、意見を表明していくのが特徴。

この冥王星射手座世代が古いルールを壊していく流れとなり本格的に冥王星水瓶座時代の働き方が当たり前となっていきそうです。

1982年に起きた天秤座のグレコンのテーマである
コミュニケーション、調和、パートナーシップ。
水瓶座のテーマである、個人、オリジナリティ、自由、平等。
これらが統合された働き方ができる時代となっていきそうだと希望を感じることができるワークショップでした。

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