はじめての体験、というものは誰しもあるものだと思います。でも、18歳になるとなんでもかんでもはじめてではなくなってくるんですよね。

そんな中で、大学の学生課に賞味期限切れの備蓄食、｢アルファ米｣が置いてありました。なにか食料がなくなった時に食べるものですが、賞味期限が切れてしまってはそのまま残すのも大学側としては困りものなんでしょう。大学生に無料配布してました。

無料で食料が置いてあり、しかも食べたことの無いものとくれば、食べてみないわけがねぇ。ということで食べてみました。

写真にある袋を開けて、お湯を入れて…
15分待つ…

15分！？！？

最初3分くらいかと思っていたんですが、15分も待つんですね…普通にびっくりしました。
私は待ちきれずに、5分くらいしたら食べちゃったんですけど…

あれ、普通にいける

全然普通に食べられました。結構量があり、食べ進めて15分経ったあたりの頃の方がたしかに美味しかったです。やっぱり待つべきですね。

ただ、これより美味しいものって世の中にたくさんあるんですよね。

普通の焼肉、普通の焼き魚、普通のオムライス

何より普通の白米の方が美味しいです。やっぱり。

これって、アルファ米より美味しいお米を食べているから思えることなんですよね。

日本人のほとんどが、アルファ米より美味しいお米を食べたことがあると思います。

はじめてのアルファ米の前に、はじめての日本の白米が来ていたら、はじめてのアルファ米の感動って薄れちゃうんですよね。当たり前だけど。

これが最後の晩餐ですとか言われたら、嫌だし、意地でも生き抜いてやろうとか思います。

そう思わせるためにこんな味してるのかな…だとしたら、はじめてをその時に体験した方が良かったかもしれない…