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17年前の、発症当時。

病室の天井か、窓の外を眺めるかの人生だった。

今では理学療法士となって治療したり、

脳フェスをやって皆んなと笑い転げたり、

映画ファーストミッションを共同企画し、心が震えたり、

執筆・講演活動で想いを伝えたり、

絵本タグすけを作り、娘に読み聞かせたり、

YouTubeを発信してさまざまな分野の方々と交流を持てたり、

STROKERSというバンドで作詞作曲したりと、

選択肢が無数に増えた。

発症当時じゃ考えられない。

水と一緒。

逃げてもいい、落ちてもいい。

動いていれば腐らない。

戻ってもいい、止まってもいい。

大切なのは、諦めないこと。

そして、仲間を見つけること。

山林の一滴の水だって、落ちて、染み込み、蒸発したりを繰り返し、仲間と出会い、川となりやがて海になる。

ひとりじゃない。

一滴のしずくを題材として、そんなことを伝える絵本「しずくちゃんの大冒険」をつくろう。

うん。

あと少しで、完全パクリになるとこだった。  

読んだ記憶はないのよ 


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