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Xデザイン学校マスターコース #5

先週土曜日はXデザイン学校でした。

今回は中間発表ということで、第一回目以来ぶりにクライアントが来られて、ここまでの私たちの企画内容を聞いてもらいました。

今回私たちが大事にしたところ

もちろん「良案」ができればいいのですが、なかなかそんなに良案が出てくるはずもなく。ただ、大事にしたいのは独自のやり方ですすめるのではなく、これまで教えてもらったセオリーの則って進めるということ。自分の想像ではなく、必ず事実の元に進めること。

そのために、これまでで行ったビジネスインタビューだったり、実際に社会的に問題になっていることだったり、クライアントが持っているアセット、市場調査の元、企画を作成してきました。

市場調査に関しては、ビザスクというサービスを利用して、実際にその業界通の方にインタビューをしたり、その方から業界のデータをもらうなどして、事実に基づこうとしてきました。

私たちができていない基本的なこと

企画内容に関しては、クライアントの反応は、私たち自身もそこがふわっとしているよなと思う、まさにそこを突かれ、そこの具体性によっては取り入れたいと思うし、やっぱり無理とも思う、といったことでした。

いやまさにその通り、と思った反応で、聞きながら「うんうん、そうですよね、そうなりますよね」という感じでした。

で、こういう反応をいただいて、今後この案で進めるか変更するかはまたチームで打ち合わせをして決めるとして。企画を練り直すかどうかを話し合っている時に浅野先生がやってきて、私にちらっと言ったことがありました。とっても重要なことで、なんでそこに気づかなかったのかと思うことで、しかもどのチームもできていないことでした。

何だと思います?

せっかくこの時クライアントがいたのに、誰もやっていなかったこと。もしくはやったつもりかもしれないが全然足りていないこと。

ここから有料にしようかなと思うくらい大事なこと。

私たちがまだ全然できていないこと、それは・・・

クライアントのお困りごとに気づけていない

クライアントに中間発表をした後、誰もがチーム内で見直しをしたり、案出しをしていたと思います。この時点でもう事実からではなく自分たちの経験値で良案を出そうとしていたのではないでしょうか。私もそうです。

答えは私たちの中にあるのではない

あの時、もっとクライアントに本当のお困りごとを聞き出すべきでした。もちろん、後から佐藤さんにクライアントに聞いてもらうこともできるとは思いますが、直接会って、反応を見ながら情報を引き出せる絶好の機会でした。

実は、浅野先生にヒントをいただいた後、私は抜け駆けをしてクライアントのところに行き、最後の30分で聞き出せるだけ聞き出しました。まだ足りないとは思います。あーもっと早く気づいていればよかった(泣)ただ、少しだけ「お?」と思う情報は得られた気がします。

私たちは、サービスを考える時にB2BもしくはB2B2Cのターゲットを設定すると思います。その時にもうすっかりクライアントのことが抜けてしまっているのかもしれません。B2Bのお困りごとを様々な角度、データから抽出し良案を出そうとしていますが、一番解決しなくてはいけないターゲットはクライアントであること。良策の答えは私たちが持っているのではなく、クライアント自身が持っているということを忘れてはいけないですね。

それを聞き出し、引き出すことが、私たちが本当にやるべきことなのかもしれないと思いました。

さー、そうとわかったら、また改めてクライアントの最初にもらった資料、IR情報を見直し、本当のお困りごとの抽出から始めましょう。

がんばるぞ!


日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。