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youtubeとデカビタと民主主義の話

こんにちは、GOTOです。

皆さんはyoutubeって見ますか?最近ではユーチューバーという言葉もすっかり定着しているように、楽しいコンテンツをつくるプレイヤーはこれまでの大きな企業から小さい組織、あるいは個人へ確実に移ってきています。

ユーチューバーの収入源は広告収入です。動画の途中に現れる広告などが主ですが、有名なチャンネルだとスポンサーがついて、商品とタイアップした動画なども見られます。

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僕が好きなチャンネルの1つに、NewGameTVっていう、新しいゲームの企画を考える人たちのチャンネルがあります。ルールがシンプルで、皆で盛り上がれるゲームが多く、思わずメモしちゃうくらい実用性があります。

今日はこんな動画を見ていました。インテリ軍団とコラボして共同開発した、「全力!!ベン図ゲーム」をプレイするという動画です。

この動画は、サントリーのデカビタCがスポンサーとしてコラボしていたのですが、見ていた時には特に気にも留めず「ふーん、邪魔だな」くらいにしか思っていませんでした。

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ひととおりyoutubeの巡回が完了し、仕事に戻っていましたが、先ほど夕食の準備のためスーパーに行ってきました。

今日も暑いし喉が乾いたな~と、ふと飲み物コーナーに立ち寄った途端、僕の目にデカビタCが飛び込んできました。そう、ユーチューブでスポンサーとして君臨していた、あのデカビタです。

ここで僕の性格の話になりますが、僕は自分の判断を無意識に操られることが大嫌いです。本来の自分のベストな選択を優先したい思いが強すぎて、企業の思惑に対して嫌悪感を感じるのです。

というわけで、飲み物コーナーでデカビタCを見つけた瞬間、僕のセンサーが瞬時に反応して「このデカビタだけは買ってなるものか」という、ちょっとした反骨精神が生まれました。

とりあえず飲み物の判断を後回しにして、他の買い物をしながら、このひとり不買運動についてじっくり考えてみました。この間にカゴの中の牛乳は冷たい棚に一度戻しました。

10分ほどの長考の結果、僕が導き出した結論はこうです。

おし、デカビタを買おう!

突然の方針転換ですが、これにはちゃんと理由があります。

まず前提として言えることですが、この決断は相当どうでもいいことです。なんか大げさに書いていますが、仮にペプシを飲むことの満足度を10として、それがデカビタに代わっても満足度は9.965なのです。

しかし、僕が1つの飲み物を選んだという事実は、ごく微小ながら確実に市場(マーケット)への影響を与えています

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ここで、僕がデカビタを買うことで起こる世の中の変化を、風が吹けば桶屋が儲かる調にまとめてみましょう。

~僕のデカビタが買うことの影響~
僕がデカビタを買うことで、デカビタの売り上げが伸びる
⇒デカビタのマーケティング担当者が、売り上げ好調の要因を分析する
⇒どうやらyoutubeのNewGameTVへのスポンサー提供がよかったみたいだ
⇒NewGameTVのスポンサーが増え、制作費が増える
⇒僕好みの良質なコンテンツがどんどん生まれる

そう、お気づきの通り、僕がつまらない反骨精神を捨てることで、僕の好きな動画チャンネルであるNewGameTVに資金が提供され、結果として僕に都合の良い世界に一歩近づくのです。

消費者の行動が積み重なることで、それが売り上げとして企業に伝わります。デカビタ1本なんて影響ないことのようですが、民主主義の1票と同じで、実はとても大事なデカビタ1本なのだということを、僕はスーパーの飲み物コーナーで気づかされました。

企業の行動⇒政治 に例えると、
消費者の消費行動⇒政党への投票 になる!

みなさんもぜひ、自分の消費が市場を動かしているイメージをしてみてください。買い物の中身がちょっと変わりませんか?


以上、youtubeとデカビタと民主主義の話でした。
長々とくだらない事すみません、最後までありがとうございました。
GOTO

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