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観光業の情報収集はどうやるか

こんにちは、GOTOです。今日のnoteでは、僕が観光業に関する情報を集める手段や、そのデータの見方についてご紹介します。
先日こんなニュースを見かけました↓↓

これは7/12に、トリップアドバイザー社が発表したインバウンドレポートに関するニュースで、観光のビジネスをされている / これから始める方にとって有益な情報がたくさんありました。これを読んだ僕の感想は、

静岡で中国語に対応した体験コンテンツを作るしかねえな!

です。この結論に至った経緯を順番に書いていきます。

・トリップアドバイザーって何?

トリップアドバイザーとは、観光施設の口コミを投稿・閲覧できるサイトです。⇒トリップアドバイザーへ
旅行の下調べをするとき、検索結果でよく出てきますよね。実はこのサイト、世界中で毎月およそ5憶人がアクセスする、超メジャー級の観光情報サイトです。

・インバウンドレポートって何?

外国人訪日客が日本のどこに興味があり、どんな体験がしたくて、何に満足して帰ったかをまとめたレポートです。国の機関(観光庁、国土交通省)や民間企業(JTBなど)が定期的に発表していて、観光ビジネスをする人たちの貴重な情報源となっています。

・今回発表されたレポートの特徴

今回ご紹介するレポートは、トリップアドバイザーのサイトへのアクセス・口コミ分析と、アンケート調査の結果から作成されたものです。

特徴①:1つのデータから1つのメッセージで読みやすい!
研究発表のプレゼン資料を作ってた頃の僕に見せてあげたいくらい、きれいにまとまっている情報です。さすが、トリップアドバイザー!

特徴②:観光ビジネスの人向けにまとめられている!
レポートの中には、体験型のサービスをもっと充実させるべきとか、この地域・お店のこういうサービスが満足度高いよ、みたいに、「こういうサービスをつくろうかな」って私たちの行動を促すヒントがめちゃめちゃたくさん転がっています!読む人の層を考えて作った資料ってありがたいですよね~

・レポートの内容と僕の考察

このレポートの中で、僕が気になったデータを2つご紹介して、そこから読み取れることを少しだけ考えてみたいと思います。

データ①:日本に興味ある外国人の半分はアジア人

なんとなく街中を見た実感としては、「アメリカ人とか多いのかな~」くらいにしか考えていませんでしたが、データを見ると日本に興味のある人の大半はアジア人です。

実際に日本を訪れた外国人の国籍分布を見ると、この傾向はさらに強まり、2017年に日本に入国した外国人2700万人のうち、アジア人は2300万人、なんと85%もアジア人が占めるのです。⇒法務省の出入国統計

観光に来る人の国籍はめちゃめちゃ大事です。対応する言語が違うからです。僕ら日本人がアラビア語で勧誘されたって、なんのこっちゃ分かりませんよね。これまで英語だけでサービスを作ってた人も、本当は中国語とか韓国語のサポートが必要なのかもしれません。

データ②:地方の体験サービスが弱い!

3章には、各ジャンルにおける人気施設の全国ランキングがあります。飲食店や宿泊施設のジャンルでは、地方のお店がなかなか健闘している中で、体験・ツアーの項目では地方都市が圧倒的に負けています。東京・大阪・京都の3都府がトップ30のうち28を占めているのです。どれだけ地方の体験型サービスが充実していないかが分かります。

さらに5章では、章をまるまる1つ使ってどれだけ体験型のサービスが伸びているか、どんな種類の体験が人気なのかを説明しています。もはやこれから観光ビジネスを始めるにあたって、体験型のサービスを作ることは王道中の王道なのかもしれません。

・このデータを読んだ僕がやること

先ほどのデータからは、僕の主観を大いに盛り込んだ偏った考察をお届けしましたが、要するに僕がこれからやるべきことは、冒頭にも書いた通り、

静岡で中国語に対応した体験コンテンツを作る

ことです。僕の今住んでいる静岡には、富士山や温泉のように、都市部にはないすばらしい観光資源がたくさんあるんです。こういう魅力をどんどん掘り出して、商品としてパッケージングして、旅行者の方々にお届けしていきたいと思います。これからのGOTOの活躍にどうぞご期待ください。

以上、長々とした文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
GOTO


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