見出し画像

事業家になるための資産の話

こんにちは、GOTOです。
今日は、資産に対する考え方をまとめようと思います。

・お金とは何か

お金とは、人が持てる資産の1つの形です。分かりやすく目に見えるために、資産形成=金、株式、不動産のようにイメージされがちですが、実際には資産の一部形態でしかないのです。

その他の資産の形として、知識やスキルのような人的資産があります。これは勉強やチャレンジの経験を積むことで蓄積されるもので、金融資産のように急激に増やすことは不可能です。

また、これまでに築き上げた人間関係も重要な資産です。新しい仕事にチャレンジする際に広い人間関係を持っていると、チャレンジできる領域がぐっと広がる可能性があります。

このように、さまざまな形の資産があることを意識した上で、何の資産のためにエネルギーを使うかを考えることが重要だと思います。

・お金は使うほど増えるの?

よく成功した実業家が言うことのひとつに「金は使わないと増えない」という言葉があります。この意見そのものは大賛成なのですが、その真意を理解していないと大失敗する、危険で魅力的なコトバだと思います。

このコトバは、自分の生活レベルをどんどん上げて自分にプレッシャーをかけろ!ということが真意ではないはずです。むしろ事業家として圧倒的な成功を収めるまでは、生活レベルを極限まで下げて耐え忍ぶのが正攻法であり、成功への最短ルートです。

事業家であれば、金の使い道について徹底的に考えなければいけません。自分が今までやってこなかった投資手段は何か、この投資にはどれくらいのインパクトがあるのか、投資の回収期間はどれほどか、リスクはどれくらいか。これらを考え尽くして、危険性を覚悟の上で、それでもGOをだす決断力こそ、「金を使え」ということの真意なのです。

・最も必要な資産は何か

新しい事業を始める際、最も大事な資産とは何でしょうか。僕は個人の知識・スキル・経験だと考えています。理由は明確で、それだけが本当の意味で他と差別化できる要素だからです。

開業資金がなくても、事業のビジョンが見えていて、そのための知識やノウハウが揃っていて、資金調達の知識を持っていれば十分にお金を集めることは出来ます。

人間関係の資産についても、自分にオリジナリティがあれば自然と人は集まってきます。本当に必要なものは、全て自分の行動と頭の中で完結しているんです。


以上、資産について、簡単にですが僕が学んだことをまとめました。この理論についてもっと詳しく学びたい方は、橘玲さんの「幸福の資本論」を読むことをお勧めします。

本日は以上です。ありがとうございました。
GOTO

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?