すっかり桜が咲きましたねえ。
花粉症がひどく、喘息もまた再発して死にかけの2月と3月を乗り越えてここまで来ました。

そんな状態でもゲームをやる手は止めない！
noteを平気でサボっておりましたが、2023年はこのゲームが年始めとなりました。

エンダーリリーズです。

ちょうどSwitchでセールをやっていて、絵が綺麗だなぁという理由で始めてみました。全くお話もゲームの操作方法もわからず、勢いで購入したゲームです。

ですがその勢いは大当たり。とことんやり込んでやり込んでやり込みました。
2023年、これでスタートできてよかったと思います。

探索しながらもリリィすぐ死ぬ

エンダーリリーズは、教会の奥で眠っていた女の子リリィが謎の黒騎士と出会うところから始まります。
リリィの住む国は謎の雨で崩壊して、人々は魔物と化しているディストピア。
その国でリリィは黒騎士と一緒に謎を探っていくというお話。

横スクロールのアクションかつ探索ゲー、そして死にゲー笑
いやだって、リリィすぐ死ぬんだ…。私の操作方法に問題があるのはさておき。
敵の攻撃が結構大きく、ハマってしまったら数発で死んでしまうことはザラ。体力回復するのにも回数に限りがあり、回復できない状況に陥ったらおしまいだぁ…。

特にボス戦になると戦いのパターンが多く、こんなのどうやって避けたらいいんだ？！なんてことも。
何度も死んで、何度も攻略法を見極めながら進んでいく。そんな感じでした。

ポテンシャルの高いリリィ何でもできちゃう

そんなリリィですが、彼女は非戦闘員。基本は彼女のスタンドみたいになった黒騎士や他の戦士が代わりに戦ってくれます。
探索はリリィが行うのですが、非戦闘員なのが疑わしいくらいに行動力というか体力というか、ポテンシャルが高いのです。

敵の攻撃の回避はダッシュ飛び込み。ジャンプして崖にしがみつき、腕の力だけで登る。高いところから飛び降りてしっかり着地。水中で難なく泳ぐ。

黒騎士に守られる存在とは何だ…？体力と運動神経がずば抜けて高いような気が…。
探索ゲーだからリリィが何でもできないといけないわけですが、あまりにもか弱い少女からかけ離れた行動力に驚きです。

探索していけば分かる、世界の謎

エンダーリリーズは探索ゲーなので、各地に散らばっている手記や手紙、アイテムを見つけて謎を解いていきます。
とは言え謎を解くのが最終目的ではなく、別にアイテムを拾わなくてもクリアはできます。ただ、これらのアイテムをすべて揃えることで、ラスボスがいた理由、国が滅んだ理由が見えてくるのです。

だからこそこのゲームはすべてを探索し尽くしてこそ、真のエンドを迎えることができるのではないかと。
ステージは謎解きのギミックが多く散見されていますので、どのようにして解いていくか考えて行動することが大事。
特に綿密なアクションを求められる謎解きはめちゃくちゃ難しいですが、クリアしたときの喜びは絶大。

全ての謎が分かった後にみるエンディングは格別です。

全体的に暗く、でも何処か儚くて美しい。黒騎士と少女の絆の深さとか、国を守ろうとした人々の想いとか、そういったものも含めてとても素敵なゲームだったと思います。

何より音楽がいい。そう、音楽がいい。
ピアノを中心とした旋律は、滅んだ国の虚無感と何処かマッチしてるんですよね。

2023年一発目のゲームでした。
最高のスタートを切ったと思います。