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【ライブ・ア・ライブ】待ち焦がれていたリメイク

さぁ年末です。クリスマスにサンタさんが来ませんでした。
今年の下半期レビューは次回書くとして、今回はこちらのゲームについてありったけの想いで語りたいと思います。

「ライブ・ア・ライブ」です。

もともと28年前にスーパーファミコンで出たゲーム。当時はプレイしておらず、3DSのバーチャルコンソールでプレイしたのが初めてでした。
その時からこのゲームがとにかくすごい!!熱い!!と熱狂していました。こんな凄いゲームがスーファミで出ていたなんてと、驚きを隠せなかったです。

そんなライブ・ア・ライブがSwitchでリメイクされることになって、居ても立っても居られなかった…。
ありがとうリメイクしてくれて。テレビ画面でライブ・ア・ライブができる…!

ゼノブレイド3と絶妙に発売日がかぶり、プレイできたのは10月に入ってからでしたが、とことん楽しみました。
そんなライブ・ア・ライブのお話です。

バラバラの物語が一つにつながる爽快感

突然ですが、ドラクエ4ありますよね。
ドラクエ4は最初、主人公以外の仲間たちのストーリーが描かれ、最後に主人公のストーリーになって仲間たちの物語とつながっていくわけです。

ライブ・ア・ライブもまさにそう。
恐竜がいた原始時代から宇宙を旅する未来の時代までの間に起こった様々な物語が、最後に一つにつながっていくという壮大さがあります。

主人公たちの向かう道、戦う理由はバラバラだったけど、最後に出会い、協力しあって共通の敵を倒していく。めちゃくちゃ熱い展開。

格ゲーみたいな現代編、やりこみ要素が多い幕末編、王道RPGな近未来編などいろいろな要素が詰まっているのも魅力の一つ。
ワンパターンじゃない遊び方をさせてくれるのもライブ・ア・ライブの良さだと思います。

HD-2Dの美しさ

リメイク版はオクトラで使われていたHD-2Dをフル活用。
っていうかリメイクにはオクトラのスタッフも参加していて、ドットキャラの描き込み度合いは素晴らしいの一言。
レトロ感を出しつつも、奥行きのあるCGを見せてくれる、新しいカタチのライブ・ア・ライブを表現しています。

まさるくん結構いいところに住んでるな…

スーファミ版ライブ・ア・ライブのキャラクターは、著名な漫画家がキャラデザをしていたのが特徴でした。
今回はオクトラのキャラデザをしていた生島さんがデザインしています。
でもオリジナル版の特徴をしっかり捉えていて、当時の面影がしっかり残っています。
何よりオルステッド描いてくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったですね…やっぱかっこいいなぁオルステッド。

さてここからクリアした順にさらっと感想書いていきます。

原始編

CVなしだった頃はポゴのセリフだけでは何が起こってるのか分からない…ということがあったのですが、今回CVがついてポゴの感情の豊かさがひしひしと伝わりました。
安定にゴリが面白すぎて好きすぎる…。
べるのフレー!フレー!がかわいすぎてずっと使ってましたね。

幕末編

3DSでやってた時は中途半端に60人斬りくらいしていたので、今回はいっそ100人斬りやるぞー!と意気込んで94人…6人どこ行った?
2周目では0人斬りやりましたが、0人斬り本当に難しいですね。隠れ蓑の使い方が考えどころ…。

ところでおぼろ丸、オリジナル版では青山剛昌先生特有のお目々くりくり少年顔だったのに、CVがめちゃくちゃ渋かった…15歳くらいかと思ったけど25歳くらいの可能性あるぞ??

西部編

罠の設置する配分を普通に失敗して雑魚戦がめちゃくちゃ増えました…。なんか前も失敗していたような気がするぞ??
マッド・ドッグの掴みどころのない声色が最高でした。あまり喋らないキッドに変わってよく喋っていた印象。
流石にこんな相棒を殺すことができなくて、最後は見逃しました。
一生追いかけっこしててくれ。

功夫編

最後に残した弟子はレイちゃんでした。画竜点睛が好きなので…。
残りの二人が死んでしまうというのは悲しいシナリオですが、王道カンフー映画な感じがしてこのストーリーはとても好きです。

ところでオディワンリーめちゃくちゃ声が良すぎんか???

現代編

唯一格闘ゲーム仕様の現代編。なかなか全部をラーニングしきれなかったのが無念…拾いきれなかった技は最終編で覚えました。
まさる君の熱血ボイスが最高です。

余談ですが現代編のデザインをした皆川亮二先生の大大大ファンでして(ARMSは聖書)、そういう意味でも現代編が大好きです。

近未来編

ブリキ大王のOPかっこいいなぁぁ!!特撮が始まったみたいな気分にさせてくれます。
が、ストーリーはかなり陰鬱なんだよなぁ…。アキラと松の熱血っぷりがよく目立つけど、敵のやってることは全編の中で一番やばい…。

近未来って言いながらも確か2014年の話なんだったけな…?もう過去の話ですな…。

SF編

最終編以外のストーリーで1番好きです。キューブたんは癒やし…永遠の癒やし…。
人間のドロドロとした関係、ベヒーモスの恐怖、誰が敵か分からないという中で奮闘するキューブたん。
心に残るというか記憶に張り付くというか…とにかく凄いし怖いというイメージが強いストーリーです。

主人公が機械だからこそ、人間の負の感情の渦巻きがより色濃く見えるんだなぁと思いました。
カトゥーと一生幸せになってくれキューブたん。

中世編

RPGの根本を覆したかのような…そんな印象…。
オルステッドが何をしたんだろうって思ったんだけど、よく考えたら彼は何もしてないんだ。
言われるがままに動いて、結果として裏切られてしまった。
唯一に自分が動いたことが…あああ…。
中世編は心に深い傷を負います…。

CVがついて、ストレイボウの有名なセリフにボイス付いたのよかったですね。
ただ主人公の名前を叫べない仕様のため、ちょっと惜しいところがあるんですが…。

最終編

レイちゃんを主人公にプレイしました。
まさか仲間全員揃えたあとに魔王を倒したらあんな激アツ展開が待っていたなんて!!
リメイク版ならではの新要素が熱すぎる…。私はこんな最終決戦が見たかったんだと思いました。

最後の最後でオルステッドなりの決着がついてよかった。
オルステッドもきちんとライブ・ア・ライブの主人公だったんだということが証明された感じがします。

最終戦のメンバー。大体キューブたんで回復しつつ残りの3人で殴りに行くスタイル。

リメイク版のライブ・ア・ライブ。従来の要素をしっかりと守りつつ、壊さない程度の新しさを入れる。
私としてはライブ・ア・ライブの色が失われていなかったので大満足です。

本当に全人類やってほしいゲームだよ…。

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