スマホに、漫画と本を詰めよう。バリ島には最低で最高の読書環境が整っている。
唐突だけど、私は「ながら」が好きだ。
移動しながら読書、読書しながら食べる(行儀は悪いけど)、運転しながら音楽を聴く…
完全に時間貧乏人の末期症状である。でも、とにかくそれが至高なのだ。
まぁそう言うわけで、なんでもないところで本を読むのはあまり得意ではない。とにかく落ち着かない。
なので最高に贅沢な読書をしに行くことにした。
南の島に行って、本を読もう。
(って言うか読書読書言ってるけど漫画も読む。むしろ残念ながらそっちが多いかもしれない。)
スマホに読みたいものを色々詰めた。
行き先はバリ島。
バリ島といえば海、サーフィン、エステ。
もちろん行かない。
なんだか暖かくていい感じのところで本が読めれば満足だからだ。
(読書場所その1)
泊まるはそこそこ良さげなヴィラ。
ベッドルームに、このプライベートなヴィラがついて、1泊5000円ほど。
このいい感じのソファを陣取って、4日ほど私の漫画喫茶とする。
まぁ良くも悪くもソファを横取りする人はいないので、杞憂である。
クッションを枕に寝そべる。適度な暖かさが、とっても心地いい。
ここで昼過ぎから起きてぐだぐだ本(漫画)を読む。
お腹が空いたら近くのスーパーだ。
ここはカップ麺が至高ではないだろうか。ちゃっかりインドネシア限定シーフード味をセレクト。コクがあって美味しい。ビールも飲んじゃって、良い気分。
海も見ないで、眺めるのは天井のファンだけど、それが最低で最高の贅沢というものではないだろうか。
(読書場所その2)
続いての漫画喫茶・・ではなくて、宿泊場所は海から離れて(見てないけど)ウブドだ。内陸の森の方である。
ここは1泊1500円ほど。
リゾート的なだらだらはないけれど、アジアのおばーちゃん家で夏休みに遊びに来たような感覚でだらだらできる。
起きたらおばちゃんに声をかけると、部屋の前にあるバルコニーのテーブルに朝ごはんを持ってきてくれる。もうそれがおばーちゃん家感がある。
出てくるのはフルーツが付いた手作りの朝ごはんだ。
この朝ごはん、ちゃんと日替わりなのがウレシい。なにせ前の5000円の宿のビュッフェは毎日同じだった。日替わりにしてくれるその心遣いがいい。現地の人が食べていそうな朝ごはんというのもポイントが高い。
写真の右にも写っているが、常時テーブルには水筒が置いてくれてあり、お湯が入っているのでいつでも紅茶やコーヒーを楽しめる。
こういうセットが部屋の前のテーブルに置いてある。
ちなみにきちんと締めないとアリが来る。
このお湯はわざわざ夕方と朝変えてくれるのでいつでも暖かい。そのアナログ感と優しさが田舎のばーちゃんち感なのだ。
そう、今回の読書スポットはこのバルコニー。
朝はごはんを食べながら、昼がコーヒーや紅茶を飲みながら、飛んでる凧とか眺めつつだらだらと読書をする。
だらだらに疲れたら街歩き。
暑くなったら帰って、ベッドかバルコニーでだらだら読書の再開だ。別にネットサーフィンでも動画を見たって良い。
バリ島まで行って、海を見ないといけないなんてことはない。
本を読むためだけに、向かったって良いと思う。
南の島にいながら、本を読む。
最低で最高の「ながら」読書である。
今回は、そんなところで。
\バリ島ゆるだら滞在のススメ/
・だらだらスポットのありそうな宿泊施設を探そう
・食べ物にこだわらなくて良い(カップ麺最高)
・洗濯はランドリーに外注だ。一枚数円から数十円。ホテルは毎日掃除されるし、する家事は何もない。
・読書の息抜きにマッサージ。一時間600円から。メニューにはヘッドスパもあるので髪も洗わなくて良い(最低)。
\かかった費用/
・航空券(成田⇄バリ直行)49,000円(往復席のアップグレード付)
・宿泊費 34,000円
・食費 11,400円
・現地交通費 6,500円
・その他(マッサージとかお土産とか) 8,020円
10泊分合計 約11万円
実は一度だけ、にわかトロピカリティなこと、してました。
サポート頂けると当時の私がむくわれます。