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移民ビザ取得からグリーンカード取得までの流れについて

グリーンカードの発行手続きはアメリカ入国後に行う

アメリカ大使館の担当者から聞いた通り、グリーンカード面接から2週間後、移民ビザが貼られたパスポートが自宅に届いた。ビザの発行日は面接翌日の2022年1月19日、有効期限は7月10日となっていた。これは健康診断結果の有効期間が、検査日から半年後のため、その期限に合わせてあると、後で知った。

次のステップとして、移民ビザの有効期限内に、アメリカに入国し、到着地の入国管理事務所(国際空港にある)において手続きをすると、米国内の登録住所にグリーンカードが送られてくるとのことであった。到着地と米国内の登録住所の所在地は異なっていてもよいらしい。

調べてみたところ、50州以外の米国領(Territories)や準州、すなわち、プエルトリコ、米領バージン諸島、グアム、北マリアナ(サイパン)でも手続きは可能(その時点において米国の移民法が適用されていないため、米領サモアは不可)とのことであった。

到着地は日本から近いサイパンとした。5月11日にサイパン空港の入国管理事務所で手続きを行い、グリーンカードは米国内の登録住所である、本土の友人宅に送付してもらうよう手配してもらった。グアムも到着地の候補として考えたが、サイパンを選んだ理由は他にもあった。

友人に国際宅急便でグリーンカードを転送してもらう

その後、日本にいったん戻らなければならなかったので、10日間のサイパン滞在後、一旦帰国。約1か月後、登録住所であるアメリカ本土の友人からグリーンカードが届いたとの連絡があったので、DHLで札幌の自宅に転送してもらった。所要日数は4-5日程度、料金は141.19ドルであった。ちなみに友人の住所は5大湖周辺エリアである。

DV2022プログラムの抽選申し込みから、約1年半、当選確認から約1年。グリーンカードを手にした時はうれしかった

しかし、グリーンカードの当選確認、イコール、グリーンカード取得ではなかったのと同様、グリーンカード取得、イコール、永住権の維持ではなかった。

なぜなら、グリーンカードはアメリカを1年以上不在にすると、米国に居住する気がないものとみなされ、失効するからである。






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