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グリーンカード面接当日に起こったこと

入館時は手荷物の制限あり

1月18日の面接に備え、前々日の16日に再度、札幌から上京する。積雪の多い札幌から真冬に上京すると、晴れていて気持ちがいい。翌17日に指定病院で健康診断の検査結果を無事受け取り、18日午前8時15分の面談に備えた。

8時少し前に、家族とアメリカ大使館の前に並ぶ。すでに5,6人の来訪者が列に並んでいた。

すると、大使館を護衛する日本人の警官が近づいてきて、背負っている鞄のサイズが大きいので、必要書類だけを取り出して、鞄は近くのコインロッカーに入れてくるようにとの指示があった。

私のほかにも同様の指示を受けた人がいて、その人と一緒に坂を下り、溜池山王駅のロッカーに鞄を収納し、再び列に戻った。家族は荷物をホテルのフロントに預けてきたので、ロッカー探しを免れた。

ほどなく、大使館の職員より入館ゲートから、中に入るよう指示を受ける。入ると空港のセキュリティゲートにあるような金属探知用の機材があり、手荷物と携帯物の検査を受けた。その後、係員の指示に従い、待合室のような部屋に通される。

これが面接?

待合室は複数の窓口にそれぞれ担当者がいる駅の券売所のようなところで、サインボードに書かれている指示通り、整理券を発券機から受け取り、入室順に椅子に座って、待機する。私たちの整理番号は2番であった。

ほどなくして自分たちの番号が呼ばれた。窓口に行くと日本人の担当者から移民ビザの発行手数料を支払うよう命じられた。支払いはその場でクレジットカードで行った。

支払いを終えると、次に別の窓口から番号を呼ばれた。そこでは別の日本人担当者から、持ってきた書類一式を提出するようにと指示を受ける。持参した書類一式、少し前に支払ったビザ発行手数料のレシート、パスポートとビザ発給後の返信用封筒(レターパックに自分の宛名を書いたもの)を提出して、席に戻った。

5分くらいたった後、今まで誰も座っていなかった窓口にアメリカ人の担当者が着席し、2番の番号を呼んだ。

担当者がフレンドリーに「おはよう」と切り出す(以下すべて意訳)。
「あ、おはようございます」と、自分。
「名前は○○で間違いありませんか?」
「はい」
「卒業大学は○○大学なんですね?」
「はい」
「アメリカに行きたいんですね?」
「はい」
「ビザは2週間くらいで届きます」
「ありがとうございます」

え、これだけ?








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