見出し画像

グリーンカード面接を受ける前の健康診断について

面接日までのリードタイム

面接は年明けの1月18日に決まったが、その前にアメリカ大使館の指定病院で健康診断を受け、診断結果を面接日に持参しなければならない。

居住地である札幌には指定病院がないので、最寄りの、とはいっても東京だが、連絡をとってみた。

すると、検査結果の作成には健康診断から2週間は必要とのこと。現在の空き状況からすると、検診可能日は年明けの1月11日であるため、1月18日の面談に合わせて、結果報告書を作成するのは困難であるとの回答であった。

早速、メールで大使館に連絡し、面接日の変更をお願いする。

すると、「1週間もあれば検査報告書の作成は可能ですので、面接は予定通り18日に実施します」との回答であった。

板挟みになった。

どちらの言い分を重視するかといえば、やはり大使館側の指示であろうと判断したため、再度、指定病院に連絡し、状況を説明。1月11日に健康診断を実施し、面接日前日である1月17日までに報告書を準備してほしいとお願いした。

すると、「間に合わない可能性もありますが、いいでしょう」(意訳すると)みたいな返答をいただいた(うれしかったが、なんとなく、不安が残る)。

予防接種記録は重要

指定病院での健康診断は一般的な問診、X線等であったが、伝染病のワクチンや抗体検査記録に関しては事細かに確認を受ける。

日本人の場合、確認項目は年齢によって異なるらしいが、麻疹、風疹、おたふく、水疱瘡のほか、コロナ、インフルエンザ、DT(日本でいう三種混合ワクチンに似ているらしいが、米国の製造基準とは異なるため再接種を受けた)について接種記録や抗体証明を求められた。

接種記録や抗体証明のないものについては健康診断当日、有料で追加のワクチン接種を受けることになる。

これらの情報は事前につかんでいたので、抗体検査を受けたり、母子手帳を引っ張り出して(どうでもいい事であるが、自分は未熟児だったことが体重記録からわかった)、当日に備えたが、インフルエンザワクチンの接種証明を求められるとは思っていなかった。

私は指定病院からインフルエンザワクチンを接種した病院に電話連絡し、FAXで指定病院に接種証明を送ってもらうことができた。一方、家族は職域接種でインフルエンザの予防接種を受けていたため、接種証明を受け取ることができず右手にDTワクチン、左手に今季2度目のインフルエンザワクチンを接種することになった。

ちなみに指定病院の問診はアメリカ人医師により、英語で行われたが、日本語の証明等の確認はに関しては日本人スタッフが親切に対応してくれた。

健康診断を終え、次は面接に備えての準備だ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?