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君だけの神殿をつくろう!

寝てる(と思ってる)時間の70%くらいしか、睡眠にカウントされないの、勿体無い気がする。もっと僕の疲れを取って欲しい。

『雨天の盆栽』を読んだ。こちらも2巻完結。
女子高生が盆栽を通じて友情をはぐくんでいく、盆栽青春漫画。なんかユーモアの感じがいわゆる日常系っぽくなくて良かった。絵もかわいい。途中で挟まれる一枚絵が力強くて良かった。あまり見た事ない演出。

盆栽、いいよなぁ。最近、DPZの記事にもなってたし。観葉植物とは似て非なる存在だ。やはり「見立て」の有無が大きい。盆栽は自然木(特に巨木のような)のミニチュアとして可愛がられている。たぶん。

好きなものって手元に置いておきたい。自然が好きな人は自然が失われていくことに心を痛めている。私有地か国有地かは分からないが、自分のものではない(国有地なら広い意味では国民のものかも)。あくまで借景だから、自分ではどうにかするにも限りがある。人と戦っていかないといけない。辛い。

だからこそ所有をする。自然をミニチュアにして自分のものにする。誰かに勝手に奪わせたりさせない。自分だけの聖域にいれて、自分の責任で守る。リバタリアン的な思想だ。

同じ理由で本当は好きな映画やアニメのDVDも所有したい。不健全だとか反社会的だとか差別的だとか、そんな理由で自分の目の前から奪われていくことは悲しい。でもサブスクもレンタルも僕の国じゃないから、自分で所有して守らなきゃいけない。

そうやって自分の愛するものだけを集めて、自分の聖域を城を作っていき、そこに耽溺したい。社会は思い通りにならない。だから自分の神殿に籠るんだ。魂は清められるのか否か。

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