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うちなーの家

先日、1年と少しぶりに沖縄に行ってきた。
旅行というと目的地もとい観光地を回るのが目的になるわけだが。沖縄はそれ自体が目的地であって観光客としては気が楽だ。


個人的には北部に宿をとるのが好きだ。
というか国頭のオクマが好きだ。
大きいホテルは上に伸びるからビルになってしまうのだけれど、オクマは横に広くて良い。敷地が広い。
いわゆる有名な観光地が近いという理由で、もっと街の方が良いって人もいるんだろうな。自分は目が覚めてホテルの周りに出たところが街中だと、なんだか生活から離れた気がしなくからあまり好きじゃない。オクマは山のすぐ近くだ。気持ち良い。


いいホテルはやはり接客がいい。昔は接客なんてどうでもいいな、と思っていたが、最近は良さが分かってきた。

良い接客を受けると、まるで自分が愛されているかのような錯覚が生まれる。観光客は余所者だからこそ、「自分は受け入れられているんだ」「ここにいても良いのだ」というような錯覚を与えてくれる接客がうれしい。もっと言えばホテルはデザインやアメニティや食事やその他もろもろの環境で、客を錯覚させるためのテーマパークみたいなところがある。夢の国。

もっとホテルのグレードが上がるとどうなっていくのだろう。気づきはするが特に気に留めないレベルの、小さなほころびが減っていくのかもしれない。もしくはもっとストーリーを押し出したようなホテルになるのかも。おそらく自分は行かないので分からないけど。

ネオパークオキナワの隅にいたピカチュウ。
松坂屋の屋上遊園地にもいる。

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