推しカツ

推しカツ Twitterのリツイートを極めろ

こんにちわこんばんわ 今日も推してる?

みんなたちもリアル、V問わず活動を応援している人がいると思います。その活動の助けになればとツイートを拡散するなどで推している人も多いだろうけど、今回はその拡散について詳しく紐解いてみようと思います。

特に対象となるのは、ただツイッターをしているだけではなく、本気で推すためにツイッターを活用してやろうと思っている人向けの記事ですのでご注意を。

そもそもリツイート(RT)とは?

リツイート(RT)はツイートを拡散できるものという認識でいると思うけど、実際の所どういう仕組みで拡散に至っているのかまではわからずにポチポチしている人が多い。最近では「リプが恥ずかしいのでコメ付きRTで代用する」という間接的コミュニケーションとしてのRTが注目されているが、本来はそうではない。

ツイートが発信している人の直接の書き込みなのに対して、リツイートはこれを受信した人の再送信というのがまず1つ目のポイント。
ここで大事なのは、ツイートの宛先が変わっているところ。
メールで言えば、ツイートはToでフォロワーに届けられる。じゃあRTは何かというと転送に似ている。元のツイートが届かない範囲(ツイート主のフォロワー外)に届けるために中継していると捉えていい。

もう一つのポイントは掘り出し。つまりツイートを浮上させる効果を持つ。
基本的にTwitterは新しいツイートから優先して出現するようになっているが、リツイートをすることで再度新しいアクションとしてタイムラインの上から流すことが出来る。

自分のフォロワー層はどこの人たち?

元のツイート主の届かないところに中継するには、ツイート主とフォロワーが被っていないほうが有利だ。ファン活動用のアカウントと別活動用のアカウントを分けておいて、普段はファン活動しつつここぞという時に別クラスタに拡散するのが効果が高い。

そうは言っても多くの人が、元のツイート主と自分のフォロワー層丸かぶり状態にある。特に人気のある人のフォロワーは数万を超えることもあるし、自分のFF関係にある人達がその人のファン層で構成されていることもある。こうなると、元のツイートがすでにフォロワーに届いているため、RTしても拡散の効果がとても薄く「知ってる」「もう見た」となる可能性が高い。

しかし、掘り出し効果は残るため、各種イベントや配信のスケジュールに合わせて目覚まし時計的な効果は十分期待できる。仕様上どうやら一度見たツイートはリツイートされても表示されにくく変更されたそうなので、見逃し防止の意味合いが強くなった。
「○○日○時に配信します」のツイートを「トイレに行ける10分前」「お風呂に入れる1時間前」「ご飯が食べれる3時間前」「睡眠が取れる12時間前」「有給申請が間に合う3日前」等々でアラートをかけると、ファン同士での団結が得られる…かもね。

RTのコツ

ツイッターの時系列は下から上。これはユーザー全員が同じ状況にあり、そういう見方が前提となっている。
下に行くほど古くなるので、推しが単発ツイートを2連続で打っていた場合は、下が古くて上が新しい。
この2つのツイートを両方RTするなら、押す順所はどうするべきか?

答えは「古い順
時系列が逆転すると途端に混乱していまうので、RTを受け取る側のタイムラインに単発ツイートを再現するには、ツイートの古い順にRTするのだ。

上から時系列を追う方が見やすいのは、ツリー構造になっている場合のみであるが、ツリーであるなら先頭ツイート1つをRTすればOKである。

何だそんなことかと思うかも知れないが、推しのツイ=拡散という風に脳死していると、目に入った順…つまりツイートの新しい順で片っ端からRTしがちになる。単発ツイートの内容に前後関係が有った場合は意味が通らなくなってしまうので、拡散された側の気持ちで気をつけたいところ。

もう一度、RTとは?

機械的な効果はさておき、ツイッターを使う上でRTとは何かをもう一度考えてみる。

誰かをフォローする時の動機としては、その人の発言を見たいからというものが大きく、「その人の関心のある事柄」自体は有用であるにせよどちらかといえばおまけに近い。RTの扱いとしてはテレビで言うところのCMと同じで、「車番組を見てたらタイヤのCMが流れてきた」ぐらいの関連性になる。

では、9割CMのTV番組は見るか?
おそらくどれだけ良い番組内容だろうと見ない。どうせ切り抜かれてTogetter辺りにまとめられてる。
そんな人のためにあるのがRTミュート機能である。
やたら多いRTだけミュートして通常のツイートだけをキャッチすることが可能になる。

…そうだね。
いくらRTで拡散しようとしても「RTがウザい奴」と思われているとミュートされて空振りになる。しかもどれだけミュートされてるかが計り知れないので、フィードバックのしようがない。
フォロワー数がどれだけ多くても、ミュート数まで多ければ拡散力は低くなってしまう。フォロワー数を稼ぐことと同じぐらいミュートされない運用を心がける必要があって、そこでミュートされにくいRT活動を考える必要が出てくるのである。

ミュートされやすいRTとは?

有害情報
懸賞RTばかり
大量のRT
見たことあるツイートばかり
よくわからない

思いつくのはこんな所だろうか。

まとめると、フォロワーのタイムラインのノイズになって邪魔になっているケース。興味のないもので埋め尽くされるとミュートどころかフォロー解除まである。具体的にどういったモノがあてはまるか、辞めたほうがいいRTを例とともに挙げていこう。

1. 有害情報
これは最近だと医療系に多いデマツイートなんかがこれ。信じてしまって拡散というのもあるが、晒すためのRTも含まれる。ショッキングなタイトルで釣るだけ釣るようなブログ記事を拡散されても困るし、晒し者を見せつけても一緒に叩くようなことは期待しないほうがいい。

2. 懸賞RT
企業系ではPV稼ぎのためにCMを兼ねた懸賞イベントをすることがある。本田圭佑のペプシなんかはだいぶ流行った。問題は各種懸賞に参加するためにツイッターを使っているパターン。その時開催されている懸賞に片っ端から応募しまくる。最近は「RTとフォローで100万円抽選します」系詐欺が特に多い。拡散するためのRTではなく参加するためのRTはフォロワーのタイムラインを汚すだけと捉えよう。

3. 大量のRT
ツイート主がツリー構造で連ねている複数ツイートを全部RTしてしまうパターンがこれ。ツリー状態であれば10ツイートあっても2,3ツイートぐらいに圧縮された状態になるが、全てRTすると10ツイート全部がフォロワーのタイムラインに流れる。1つ目のツイートで興味があればフォローしてなくてもそれだけで全ツイート追えるから全部RTしなくてもいいのだ。

4. 見たことあるツイートばかり
ここでは数万RTなど伸びているツイートが回ってきたら思わずRTしてしまうタイプを指す。その話題もう知ってる。

5. よくわからない
「おはよー」だけのツイートをなぜRTした?

ミュートされにくいRTとは

先述の通りリツイートは転送の機能を持つ。なんらかの意図を持ってフォロワーに中継させるのが効果的な使い方になる。上のミュートされやすいRTでのポイントは4以外は「フォロワーに対して何かを伝えるつもりのRTではない」というのが共通点である。何かを伝えるのであれば何を伝えるのかを意識しながら使うということが重要になってくる。

そもそもとして、フォロワーが何を求めて自分をフォローしたのかを考えると良い。そこがわかるとRTからの空リプや、コメ付きRTの活用が見えてくる。例えばギタリストがフォロワーに多く居て、そこにアイドルを勧めたいとしよう。フォロワーが音楽センスを求めてきているのだとすれば、可愛さではなく楽曲や声の面から推していくような形。こうすることで手に取る機会が出てくる。そこにコメントで自分の言葉でどう感じたかを外向けに載せることで、フォローしていた価値というのが出てくるのだわ。

あとは、ツイート主が拡散したい情報なのかも考える。ただフォロワーと交流したいだけかもしれない。まぁ、そんな日常にてぇてぇを感じ、リビドーに任せて萌え狂いRTもたまにはいいだろう。あなたのフォロワーはあなたの衝動も見たいのだ。

フォロワーが推しにたどり着いたら自分はもう要らない?

自分の中継が功を奏してフォロワーが推しのファンになってくれた。喜ばしい!・・・じゃあもう自分はいらないのではないか。
こんな事を考える人がいる。役目は終わったと

別にそんなことはなくて、推し仲間として仲良くしていけばいいだけのことだから安心して交流を続けていけばいいのである。

「アオいいよね・・・」
「いい・・・」

最後に

まさかRTだけでこんなに文章が長くなるとは思ってなかった。

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