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BPF研究会2月「ファシリテーション~ワークショップで体験 会議を有効なものにしよう!」レポート

こんにちは!野見山です。

2月27日(土)、東京都中小企業診断士協会中央支部の研究会「BPF」の2月定例会に、Zoomで参加してきました。BPFは30代の中小企業診断士メンバーを中心に月1で活動をしており、コンサルティングスキルを高める目的の研究会です。

10月の研究会テーマは「ファシリテーション」でした。

今月の講師は神宮司さんが務めました。神宮司さんは普段からファシリテーションを専門にセミナー講師をされていることもあり、今回も多くのことを学ばせてもらいました!それでは本編です。

■ファシリテーションとは

「ファシリテーション」、皆さん聞いたことがある言葉かと思います。

「ファシリテート」…促進する
「ファシリテーター」…会議を促進する人

言葉の定義をすると、上記のような意味になるかと思います。
ファシリテーターと聞くと、司会的なイメージを持つ人が多いかもしれないですね。

今回の研究会にて、
・良いファシリテーターがいる場合
・良いファシリテーターがいない場合
会議開催時にどんな違いがあるだろう?
というのを意見交換しました。挙がった意見は以下の通りです。

◆良いファシリテーターがいる場合
①会議の終着点が明確になる。
②議題が明確で、会議の段取りがしっかりしている。
③時間通りに会議の目的が達成される。

「色々決まったな!」という会議では、良いファシリテーターがいるケースが多いですね。一方で、良いファシリテーターがいない場合は、と言うと。

◆良いファシリテーターがいない場合
①発言しないメンバーがいて、全員参加の会議になっていない。
②特定のメンバーが自分の意見を通そうとする
③意見が偏り、多面的に物事を見られない。

「この会議参加してる意味ある?」といった経験、誰しも経験あるかと思います。

そんな会議にこそ、ファシリテーションのスキルが活用できます。

「全員参加の会議にし、チームで共創しながら、個人能力の上限以上の成果を得る」

これがファシリテーションの目的になりますが、実践するためのポイントについて次に紹介します。

■模擬会議をワークショップで体験してみて

良いファシリテーターになる9つのポイントとして、以下の要素が挙げられました。

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実践で使える9つのポイントを紹介してもらいながら、その内容を模擬会議のワークショップで活用しました。

僕の模擬会議のお題はこちらでした。
「新人歓迎会での余興の出し物を同期と決める」

模擬会議は4人1組の形式で、ファシリテーター1名と他3名はそれぞれの役割を与えられて実施。他3名の役割が、よく話す切れ者タイプだったり、脱線タイプ、まじめな寡黙タイプといった形でファシリテーターの腕が試されるワークショップでした。

実際にワークショップを体験してみての気づきは以下の通りです。

・最初に会議の進め方(各自の意見出し→議論→まとめ)をスケジュールで掲示しておくと、会議進行をコントロールしやすい。
・全員参加を意識するためにも、各自の意見を言う時間はしっかり聞くように配慮必要。声が大きい人が入って脱線しても、軌道修正のスキルが重要。
・参加者の意見を聞きながら、今の論点はこれですよね?といった形で、その場で状況整理する力があると、円滑に会議を進められる。

主な気づきは以下の通りですが、ファシリテーターはやるべきことが多いです(笑)。9つのポイントを少しずつ、同時に実践できるようになっていきたいと、思いました。

■おわりに

3ヵ月前くらいに個人的にファシリテーション通信講座で受講してましたが、ワークショップ実施の今回は理解度が段違いで、満足度高めの定例会でした!

毎日仕事をする中で会議をしない日はないかと思います。そういった場面で使えるファシリテーションスキルは早い段階から自分のコアスキルにしておきたいですね!

ではまた!


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