2023年11月26日「近況る」

社会人1年目、100日日記の最終投稿が2020年の8月16日。今日は2023年11月26日で、日数計算すると1197日ぶりらしい。「4桁日ぶりの〇〇」という字面、ピッチャーのひさびさ勝利的な記事くらいでしか見たことない。「中日梅津、1177日ぶりに1軍勝利」みたいな。

中日梅津の1177日には、1日1日欠けてはならぬ重みがあろう。引き換え自分の幾年月は、かけがえなくない日々ばかりで、本当に数えて1197日もあった方が怖い。なので細かくは振り返らず、ざっくり近況を書き残しておく。


仕事のこと

新卒入社した制作会社で今も働いて、今年で4年目。変わらずWeb制作のディレクターで、でかい顧客のPM任されたり、部内で珍しいタイプの仕事の実績作れたり、コピーとかライティング頼まれたり、やれてることは増えてるかも。ただ視野が広がった分、自分の至らなさもよく見えるようになったから、「できない!やめたい!泣いちゃダメ!」と思う割合も1年目からあんま変わんない。

とりあえずあと2〜3年くらいはこの会社で働きそう。だけどその先はわかんない。やりたくない仕事はあってもやりたい仕事は特にない(正確には、仕事としてやりたいことはない)し。しばらく仕事しない期間を作るかも。…あ、「ポケモンが何レベルで何のわざを覚えるか」を考える仕事とかはしたい。「レベル13ではっぱカッターは強すぎますって〜💦💦」みたいな打ち合わせして、給料モンスターボール5個ぶんくらいもらえれば。


見てるもの

漫画

漫画は相変わらずよく読む。社会人になってから電子書籍の購入が増えた。ちょっと気になる本は電子で買って、一軍入りしたら紙で買って本棚へ、みたいな。(俺の電子書籍購入時あるある:結局全巻買うのに、全巻まとめ買いせず3冊くらいのまとめ買いを繰り返してるの、小物)

ここ最近(てか数年)で読んでよかった漫画
「メダリスト」「Thisコミュニケーション」「おとなりに銀河」「金色のガッシュ2」「ことり文書」「スピリットサークル」「瓜を破る」「月出づる街の人々」「喧嘩稼業」「うめともものふつうの暮らし」「8月31日のロングサマー」etc…

短歌

数年前くらいから木下龍也の短歌がいいなと思い始めて、ちょこちょこ歌集を買い集めてる。情熱大陸は野球中継以外では本当に5年振りくらいにリアタイで視聴した。木下龍也の短歌の好きなところ、まだ納得のいく言語化ができないのでこの記事では諦める。今はまさに今日読んだ著書の中で、特に好きな短歌の紹介と替えさせてください。

お題:兄のように慕っていた親友のことがどうでもよくなってしまったことについて
夕空のわずかに先をゆくきみを好きなままでは春が見えない

お題:変化をおそれることをやめたい
どこへでも行けるあなたの舟なのに動かないから棺に見える

お題:最近は吹いていないけれどあきらめきれないトランペットについて
あきらめの吐息でもいい銀色の冷めた体に熱をください

『天才による凡人のための短歌教室』より「あなたのための短歌展の記録」

現代短歌は、現代のテーマや感性でも作れて親しみやすいしおもしろい。日常でのふとした気づきを、短歌に換えられたら楽しそうだなーと思って、自分でもはじめて短歌を作ってみた。よかったら見てネ。

つべ

Youtube大好き!プレミアムにも入ってるよ。少しでも彼の力になりたいから…(でも実はニコニコくんにも貢いでます。もっとシフト増やさなきゃ…)

オモコロや匿名ラジオは開始から今までずっと追ってる。お笑い?系だと大喜る人やこんにちパンクール、雷獣とか。好きな笑いの方向性が学生の頃から変わんない気がして、安堵と呆れの両方がある。
ポケモン系の実況者だと、最近はシグマさんが一番好き。穏やかで強くて構築も面白い。Vtuberもにじさんじは結構見てて、一番好きなのは卯月コウ。卯月コウをまっすぐ好きというのは「浅い」風潮あるが、そういう「そもそも『友達』って何?」的な若さゆえに軽はずみに使える言葉を再定義したがる若さからは俺はもう卒業したんよな(早口)。


生きてるとこ

未だに早稲田付近に住んでる。生活に支障はないが、この前会社で「俺の住んでる家安すぎて人に言えないわ〜笑」という人に家賃を言ったら話題を変えられたので、世間体的にももうちょっといいところに住むか。今年の目標は「引っ越すという意志を持つ」で、ギリギリ達成できるかも?実際に引っ越すのは2024年冬頃で…(1〜2月とは言ってない)

引っ越し先の候補としては、蒲田が気になってる。気になってた弁当屋(鳥久)と焼肉屋がどっちも蒲田にあり、この前行った。駅中の複合施設は何でもあり、ごちゃごちゃした雰囲気も嫌いじゃないく、リモート勤務の昼休みにこの鳥久弁当つまめるなら最高やんと思った。何より、駅前の長い横断歩道の途中に小さな芝生エリアがあって、仕事帰りにこのベンチに座って項垂れる自分が容易に想像できたのだ。そこ座らず早くおうち帰りなね。

なので蒲田を第一候補に引っ越し考えつつ、同時に今の家の片付けもちまちま進めてる。ていうか後者の方が障壁。ベッドの上でしか生活しない癖に不要物が多すぎる。「ゴミ屋敷のミニマリスト」と呼んでくれ。部屋の隅の段ボールに2019年の伝票がついてて戦慄。

これから

そのほか、2万円の分子ガストロノミー料理を食べた話とか、ダム見学行きたい誰か行きませんかとか、初めて友人の結婚式に行って色々思ったこととか、書けそうなことあったけど2000字超え始めたのでまた別で。
前のように日記は書かないだろうけど、1テーマでだらだら記事書いたりとか、掌編小説や短歌とかを書いていきたいです。

「書くこと」を自分のアイデンティティだとするには、また少し時間が空いてしまったような気がしてる。だから焦り半分希望半分、自分の書きたいを書きたがってたころを取り戻すべく、noteを再開しました。や、戻るというよりは、ここまでの時間で変わった/変わらない自分を確かめつつ、また違った場所に行けるとよいか。

もしまた履歴書を書くことがあるならば、趣味・特技の欄で「書くこと」とほんのりでも胸を張っていえるよう、がんばるぞ〜。


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