そこに人がいるから。
只今絶賛「人生最大の脳内棚卸し作業中」ですが。
こうやって書くばかりじゃなくて、結構情報も読んでますよ。
GLAYのTERUはバリバリの天然だとか
ファイターズが同点に追いついたとか
ダービー、買ってたら外したとか。
若干偏りがありますが、ご愛嬌。
メシを食わないとウンコでないからね。
誰が僕の文章はウンコって言ったんだ、馬鹿野郎。
最近、アイドルマスターのアニメ(以下、アニマス)を一気見しましてね。
ああ、やっぱり面白いなと。
デレマスはそうでもない。
なんと言うか、アニマスは群像劇なんですよね。
青春群像劇と青年群像劇。
765プロを舞台装置に10数人の「オトナになっていくコドモたち」と数人の「オトナになりきれていないオトナたち」の人間模様を映し出す。
登場人物は多く見えるけど、1話1話でフォーカスされる人数が少ない。
それらを25話×22分で魅せていく。
かなり力を入れて、丁寧に構築したんでしょう。
そりゃあもう一大産業ですしアイマスシリーズは。
それに、キャラクターに声を当てている声優さん方は「演じている」のではなくて「魂を乗せている」んですよね。
アーケードの頃から、その前の開発段階からですの付き合いですからね。
キャラクターが演者に寄っていくというのは稀有な出来事でしょう。
人がいるから面白いんですよね。
フィクションでは泣かないけども、全く感動しないわけでもないですよ。
良いものは良いですし。
アニメじゃないけど、結構好きな番組がありまして。
「主演さまぁーず」というシットコム(シチュエーション・コメディ)。
調べたら2010年下半期の放送。
これがまあ緩くて。
一応ドラマなんだけども、スタッフの笑い入り。
かなりコント寄り。
美容室を舞台に店長を演じる大竹、脱サラして美容師になった三村、店を取り仕切るアシスタントの伊藤歩。
この三人をベースに毎回ゲストを変えて、物語を作っていくという。
ドラマのようなコントのような舞台のような。
僕は大好きだったんだけどなあ。
続編が来ないまま1クールで終わっちゃったけど。
テレビの悪いところだよね、そういうの。
DVD買ったけど、何処かにあるはず。
最近、エロ漫画の話ばっかりしてますが、実際に買って読んでますからね。
エロ漫画。
ちょっと話が逸れるけども、正月になったらお年玉を、バイトの給料日には給料を握りしめてエロ本を書いに神田神保町を歩き回った男ですからね。
如何にして少ない予算で股間にズドンと来るエロ本を見つけ出すか。
男子中高生、必死ですから。
性欲の塊ですから、歩くリビドーですから。
もう20年以上前だけども、そのころから立ち読みはできないからね、エロ本の。
しっかりとビニールでガード。
表紙と裏表紙、煽り文句とオネーチャンの写真。
がっつり吟味に吟味を重ねて買うんですよ。
ほぼ当たり!
特技だね。
で、最近のエロ漫画に話を戻すと。
そういう特技が遺憾なく発揮されまして、ハズレ無し。
ただ、漫画ですから。エロとは言え。
オカズになるならないじゃ無いところを読んでしまうわけです。
心の襞を開いた感覚とか。
心に棘が刺さった感覚とか。
心の振動を動かす感覚とか。
その結果、笑ったり切なくなったりするわけです。
崇高じゃない「エロ漫画」というものでね。
思うんですよ。
漫画で食っていくのは難しい。
エロ漫画も同じでしょ?
原稿料、ものすごい安いみたいだし。
だから、必死に描く人は情熱以上の情念を乗せてペンを走らせているんだなと。
読むと、心の刺激を覚える。
この表情は何のため?
その台詞は誰に向けて?
とか、入り込む。
もうね、最近ファンレター書きたくなっちゃって。
書いてみようかな。
ディズニーやジブリは最初からそういう「ここで泣かせてやろう」「ここで笑わせてやろう」というのが、個人的には見え透いていてダメ。
人の情念なんだよね、やっぱり。
作品の中に人がいるから。
魂や情熱や情念を込めた人がいるから。
そういう作品は僕の心を強く動かす。
昔々だけどもごっつええ感じのコント「トカゲのオッサン」というもの。
シリーズ物だったんだけど、あのコントの最終回、約40分ノーカット何だよね。
完全にワンシーン。
裏でワールドカップをやってるし数字も取れないから、普段できないことをやってみようって結果らしいけど。
約40分のワンシーン。
ダウンタウンの凄みというか、最高傑作というか。
現場の空気、緊張感が凄まじかったんだろうなあ。
これも情念だよね。
人を感じないフィクションは苦手。
人を感じないノンフィクションも好きじゃない。
そこに人がいるから。
その存在感が面白いんだよね。
そういうのが大事だと思う。
あ、ファイターズ勝った。
パンツはまだ乾いていない。