ちょっと格好悪いオトナが丁度いい。

42歳、後厄、未婚、子なし。
平均より低い身長、デブ、メガネ。
無精髭、髪が似合わないからスキンヘッドか坊主。

僕の外見を端的に表すと、こうなる。
格好は悪いほうだ。
髭や髪を伸ばせば白いものも混じってきているのだが、かなり少ないほうだとも思う。

Tシャツにカーゴパンツが普段着。
まともにスーツを来て仕事したことなんか、2年もない。
だからスーツも持っていない。
冠婚葬祭用はあるのだが、体型が変化したので新しく買わなきゃいけない。
革靴、どこにあったっけ?

ガキっぽい服を着て生きてきたので、スーツを着ると「着せられている感」が半端ない。
中1男子みたいなことになる。

ヨノナカの大多数の同学年はスーツを着て仕事している。
今の僕の格好はヨレヨレTシャツにパンツだけだ。
今日の札幌、暑いし。

しかしながら、年齢不詳とも言われる。
顔の作りも大いに影響しているのだろうが、比較的若く見られる。
自分で言うのもなんだが、仕事に染まった顔をしていない。

常に自然体で生きていて、仕事とプライベートを全く分けていないからなのだろう。
だって、面倒でしょ。
仕事のON/OFFって。
生きるという行為に変わりはないんだから。

よくわからんのよね、スーツ。
必要なのかね?
僕が例えば営業を受けたとしよう。
仕事ができないスーツの人と、仕事ができるTシャツの人。
そりゃ後者でしょ、確実に。
スーツって「隠す」ためにあるんだろうね。
その人のスキルを良くも悪くも隠して、均一化させているということなのかもしれない。

なんだかねえ。
それは正しいのかねえ。
僕はそうは思わなかったり。

世間様が言う「格好いいオトナ」って、有り物のレールに乗っかってるだけでしょ。
意識高い系とか、なんか自分の職業を格好良さげな横文字にしちゃう人とか。
僕にはないんだよね。

Web万事屋を名乗ってはいるけども、分かりづらいからディレクターと併記しているけども、まあその内には一本化したいけどね。

ちょっと格好悪い、ちょっと得体の知れないオトナ。
これくらいが自分には丁度いい。
生き方がカラダに出るくらいが丁度いい。

まあ、この後「ビジネスカジュアル」という珍妙な格好をしなきゃいけないんだけどね。
あ〜、めんどくせえな!
というのを少しだけ隠すのです。

でも面倒くさい。