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長崎と私〜2024年J2第4節 レノファ山口FCvsV・ファーレン長崎に寄せて〜

皆さん、こんにちは。野村です。

3/13(水)のルヴァンカップ松本山雅FC戦は、ちょっとどうかしている前半から比べると、後半以降は少し持ち直しましたけど、最後はPK戦で敗戦。

上のカテゴリのJ1クラブと戦うチャンスが減ってしまったことは素直に残念なことだと思います。天皇杯は絶対に勝ち上がって欲しいです。

さて、次の週末はJ2リーグ第4節。レノファ山口はホームでV・ファーレン長崎と対戦します。今回は長崎との個人的な思い出についてnoteします。

私が初めて長崎に行ったのは、記憶では小学校低学年のころ、家族旅行で長崎へ行った時だと思います。

グラバー園、浦上天主堂、平和公園などを観光したことをうっすらと覚えています。今から30年ほど前の話。

今回は、大学生の時の長崎での思い出について記録します。


ナイトウォークという名の伝統行事

大学生の時、所属していた大学の学生団体(大学祭実行委員会)の"合宿"と称した旅行で二度、長崎の離島、壱岐に行きました。

合宿といいつつ、中身は単なる団体旅行です。レクリエーションと飲み会。

合宿では毎年恒例で「ナイトウォーク」というイベントが行われていました。肝試しの要領で男女がペアになって夜に決められたコースを散歩して帰ってくる的なイベント。

事前に誰と一緒に歩きたいか書いて提出して、幹事がマッチングするというスタイル。でもそんな希望がうまく叶うことなんてないので、誰と歩くのだろう?と発表までドキドキしたものです。

「あの人とあの人、実はできているんじゃね?」という噂の人たちでペアが成立した時の妙な盛り上がりったりゃ相当なものでしたね。

当時、私の希望が叶ったのか覚えていないですが、それでも女の子とペアになって暗い道を歩くというドキドキイベントが年一回あったことだけは、よく覚えています。

昼間は海で海水浴やスイカ割り、夜は大宴会、グループ毎の出し物も恒例行事で、新入生が体を張ることも恒例でしたね。

めちゃイケで昔やっていた、クイズ濱口優(司会者の気分次第で答えが変わるクイズ)を真似て、男同士がキスするみたいな感じの展開になったこともありました。

壱岐の民宿で出し物をやった時の写真。このあと、色々あってこの二人はキスをします。(写真は自粛)

まあ、あれはあれで楽しかったな。みんなベロベロに酔っ払って、気持ちよくなって、そこらへんでゲロゲロ吐いていた気がします。私も含めて。ああ、青春。

好きな女性芸能人は原田知世

私が20歳ごろからぶれずにずっと「好きな芸能人は誰?」と聞かれたら、一貫して「原田知世」と答えています。

原田知世さんは長崎県の出身。1980年代に映画「時をかける少女」で一躍有名になり、その後も俳優、歌手として長年活躍されています。

私はどちらかというと俳優業よりも音楽活動がきっかけで原田知世さんのファンになりました。

原田さんは、CardigansやCloudberry Jamなどのスウェディッシュポップバンドのプロデュースを行っていたトーレ・ヨハンソン氏のプロデュースでアルバムをリリースしたり、私が大学生のころには伊藤ゴロー氏のプロデュースで作品をリリースしたり。

優しさ、健気さ、美しさ、時々芯の強さや、か弱ささえも感じるような、そんな原田知世さんの歌声にズキュンと魅了されました。

原田知世さんは1967年生まれ。当時20歳そこらの大学生が原田知世が好きですと言っていたとき、原田知世さんは40歳ぐらいでしたので、変わった大学生だと思われていたでしょう。

初めて生でライブを見たのは、福岡天神のイムズホールで行われた、アルバム『music&me』のリリースツアー。プロデューサーの伊藤ゴロー氏と原田さんが二人で出演したライブを見に行ったこと、今でもよく覚えています。

「ノスタルジア」という曲が私は大好きでして。こちらは伊藤ゴロー氏のソロユニットMOOSE HILLのアルバムに原田知世さんがゲストボーカルで参加した曲。

こちらは、その後に原田知世さんのアルバムに収録されたバージョン。どちらも素晴らしい。

上記の曲のリリースは17〜8年ぐらい前ですが、今聞いても新鮮さを感じます。

昨年リリースされた原田知世さんのカバーアルバムも素晴らしい。こちらはビートルズのカバーです。

東京に行ったら、いつか道端でバッタリ原田知世と会えるのではないか?と勝手に思っていた田舎者でした。

あと、東京に行ったら、いずれそのうちPerfumeと合コンで出会えるんじゃない?ということも思っていました。とんでもない田舎者でしたね。

長崎県美術館

長崎でもうひとつ記憶に残っているのは、幼馴染と大学生の時に一緒に行った、長崎県美術館で行われていた「北欧モダンデザイン&クラフト展」です。

当時は私が北九州市、幼馴染が福岡市内に住んでいて、地元宇部を離れてからもちょくちょく会っていたのですが、長崎で面白そうな展示やっているから行ってみない?ということで。

元々北欧のデザインやプロダクトに興味があったので、並べられた展示の数々に驚嘆。

その中でも、初めてペリカンという名前のチェアを見たときの造形美に魅了されたことを今でもよく覚えています。

初めて現物を見た時から15年以上経ちますが今でもかっこいいなあと写真を見て惚れ惚れ。リプロダクト品でもかなりいい値段するので、憧れの品物ですが、死ぬまでに手に入れて、日常生活で使ってみたいなと思っています。

ちなみに北欧への憧れから、妻との新婚旅行はスウェーデンとフィンランドに行きました。素敵な旅でしたが、トナカイの肉と山羊のチーズだけは激しくマズかったことを記しておきます。

映画「かもめ食堂」の舞台になった場所がこちら。ヘルシンキの市街地の中にありました。観光客向けに「かもめ食堂」と日本語で書いてありました。中は本当に食堂です。

さて、今週末のレノファ山口FC vs V・ファーレン長崎の一戦。強力な外国籍選手と個の能力が高い日本人選手を擁する長崎に対して、志垣レノファはどう挑むのか。

ルヴァンカップを挟みましたが、基本的にはリーグ戦の岡山戦のメンバーが中心になるのかなと思います。

志垣監督も言っていましたが、連敗しないチームが強いチーム。軌道修正して、相手のやりたいことをやらせない守備から、攻撃面で前節の反省を踏まえた出しどころを決めて、ゴールに向かって欲しいと思います。

ヴィヴィくんも長崎から山口にやって来るようですし、楽しみですね。

1万人プロジェクト後、初のホーム山口での試合、多くの観客が入ること、レノファがよい戦いをしてくれること、daznから祈り、応援したいと思います。

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