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Jクラブのコンフィットシャツについて調べてみた(2024年J2編)

皆さん、こんにちは。野村です。

私は2023年から家族でレノファ山口FCの試合を関東近郊アウェー戦にて観戦しているのですが、いくつかのスタジアムを訪れるうちに気づいたことがあります。

ユニフォームを着ている子どもたち、めちゃかわいい。

ということです。

うちの子どもは観戦時にレノ丸イラストのTシャツを着ていますが、できれば家族揃ってユニフォーム風な服装で応援したいなーと。他のクラブの応援に来ている子どもたちを見ると、ユニフォーム風のシャツ(コンフィットシャツという名称で販売しているクラブが多い)を着ている子どもが結構いる。

うちの子どもが着ているレノ丸Tシャツ。一般的なコットンTシャツ素材。繰り返し洗濯していると、そのうち首回りがびよーんと伸びてくるでしょう。

レノファ山口のキッズ向けのアパレルは2024年4月6日時点では以下の3種類です。

オーセンティックユニフォーム(130-2XO) ¥18,000〜¥23,000
レプリカユニフォーム(130-2XO) ¥12,000
ベーシックTシャツ(130-LL) ¥2,500

ちょっと前までレノ丸Tシャツがオンラインショップにあったような気がしましたが、現在は販売されていない模様。

また、Jリーグ公式オンラインストアのレノファ山口のページには、過去販売されていたコンフィットシャツがずっと在庫なしのまま放置されています。

うーん、レプリカは高いけど、かと言ってベーシックTシャツは少々味気ない。もう少しユニフォームに寄せた、中間価格のプラシャツがあれば個人的には理想・・・。

自分の応援するクラブに対して「欲しいからグッズを作ってくれ!」と言うのは簡単ですが、当然需要と供給の関係がありますし、ターゲットをどうするか決めるのはクラブですからね。

でも、やっぱりユニ風の子ども用のプラシャツが欲しいのよ〜!

そこで、他のJ2クラブの状況はどうなっているのか?自分で調べてみることにしました。本当はJ1やJ3のクラブも調べてみたいのですが、まずは同じカテゴリのクラブから。比較対象として。

ざくっとした調査結果を一覧にしたものは、以下にてスプレッドシートを共有します。

※こちらの調査結果は、2024年4月6日時点にクラブ公式サイトまたはJリーグオンラインストアにて購入可能な商品を記載しています。今後、2024年シーズン中に新たに販売開始されたり、あるいは現在発売中でも在庫なしで販売終了となる可能性がありますので、予めご了承ください。


各クラブのキッズ向けコンフィットシャツ販売状況(2024年4月6日時点)

販売クラブ
・20クラブ中11クラブがキッズサイズのコンフィットシャツを販売
※ロアッソ熊本はコンフィットTシャツ販売あるものの、キッズサイズ展開なしのため、カウント外

販売価格
・平均価格:¥5,070
・最高価格:栃木SC ¥6,380
・最低価格:大分トリニータ ¥4,180

サイズ展開
・販売11クラブ中9クラブが110/130/150の3サイズ展開
・ジェフ千葉は120/140、愛媛FCは130/150の2サイズ展開

胸スポンサーマーキング
・ベガルタ仙台(アイリスオーヤマ)とブラウブリッツ秋田(TDK)はオーセンと同じ胸スポンサーマーキングあり。
・ファジアーノ岡山はサプライヤーのPENALTY社のロゴを胸にマーキング。
・その他のクラブはクラブ名を胸にマーキングしている。

気付き事項(クラブ別)

愛媛FC
愛媛FCは、通常のユニフォーム風コンフィットシャツに加えて、マスコットのイラストが散りばめられた、超かわいいコンフィットシャツもラインナップ。

カテゴリが異なりますが、名古屋グランパスもキッズ向けにマスコットモチーフのTシャツを販売していて、かわいいなあと思ってしまいます。

栃木SC
昨シーズン、カンセキスタジアムに観戦に行った際、キッズユニフォームを着ていた子どもがとても多かった印象。(夢パスを首から下げている子どもも多かった気がします)
毎年サプライヤーのATHLETA社がかっこいいデザインのコンフィットシャツを発売しているようで、とても素敵だなと思いました。

水戸ホーリーホック
現在はオンラインストアに見当たりませんが、水戸は上下セットでキッズユニフォームを販売していました。昨年も販売していた記憶。しかも、100-120:¥5,000、130-160:¥5,300円という手頃な価格で、サイズは10cm刻み、フィールドプレイヤーモデルだけでなく、ゴールキーパーモデルも販売するという幅広い選択肢。

こちらも昨年ケーズデンキスタジアムに観戦で訪れた際に、子どもたちのユニフォーム着用率が非常に高いと感じました。

ブラウブリッツ秋田
素晴らしいセット販売。コンフィットシャツ+タオルマフラー+トートバッグの3点セットで¥6,600!これ、絶対需要あるでしょ!タオルマフラーは3種類から選べるのも超Good!

気付き事項(その他)

各Jクラブのオンラインストアは、独自プラットフォームとJ公式オンラインストアのプラットフォームの2種類に大別されます。

もっとも、各クラブの公式Webサイト自体のUIがバラバラすぎて、中にはオンラインストアがどこにあるか非常に分かりづらいクラブもあります。

プロ野球ではパリーグ6チームが共通のWebサイトのUIなので、相互のサイトを見ていると、知りたいコンテンツを探しやすい=ストレスが少ないという事例があります。

まあ、Jリーグの場合、JリーグIDを活用したチケット販売などは統一化を進めていますが、まだまだやれることはありそう。統一することのメリットはそれなりにあると私は思いますが、実際にはハードルも多いでしょうね。

オンラインストアについても、各クラブの裁量だと思いますが、商品を探しやすい、探しづらいなど、J2クラブだけを見ていてもはっきり分かります。

例えば、ヴァンフォーレ甲府のオンラインショップのUI、はっきり言ってかなり古い。

でも、知りたい情報は的確に載っていて、例えば選手名フェイスタオルを例に取ると、ページ遷移やプルダウンしなくても、同一ページ内に選手別の在庫状況が見える化されている。これって相当便利。

普通は、サイズや選手名をプルダウンで選択すると「在庫×」とか出てくる仕様が多いけど、これはかなり分かりやすい。

続いて横浜FC。商品自体はアパレルを含めてかっこいい商品が並んでいるのですが、サイト上で一般的にカテゴリを選択する際によく使うハンバーガーマークが無く、カテゴリ検索がどこにあるか非常に分かりづらい。(最上部にカテゴリがあるのですが、見落としてしまう)

また、一番売りたいであろうユニフォームを選択する画面。ユニフォームがSとかMとかサイズ別に1ページになっていて、しかも各サイズのページを開いても、サイズ(着丈とか身幅とか)が一切書いておらず、かなり不便。

横浜FCはユニフォームだけこのページの作り。他のアパレルは1つのページ内でSとかMなどサイズ選択が可能。何か理由があるのかな?

ジュビロ磐田のように着用例(ビジュアル)で見せるのが一番丁寧だけど、サイズ寸法すら記載ないのは・・・と思ってしまいました。

さてさて、コンフィットシャツについて色々と調べてみましたが、J3奈良クラブ濵田社長のポストもご紹介しておきます。是非ツリーを見てもらいたいですが、クラブとして売れずに在庫を抱える訳にはいきませんからね。売れたら利益、売れなければ負債。

その上で・・・私はやはりレノファ山口FCにキッズサイズのユニフォーム風のコンフィットシャツを販売して欲しいなと思っています。

欲しいと言った人が実際に発売されたら買わない人が多いと聞きますが、私はレノ丸マウスパッドだって再販されたらちゃんと買いましたYO!

受注対応でも良いので、販売を検討してもらえないかなと思っています。私はサイズ130、2枚購入を希望しておきます。

オーソドックスなユニフォーム柄?はたまた、レノ丸をモチーフにしたかわいい柄?

スタジアムに集まる山口のキッズたちがウキウキして「あのシャツ欲しいよ〜」と親におねだりしちゃうような、そんなグッズができて、レノファ山口を応援するキッズがリピーターになってくれたら良いなと思っています。



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