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京都の大学生22歳。うれしい・悲しい・寂しい・ホッとする・・・こころの動く瞬間を記録し…

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京都の大学生22歳。うれしい・悲しい・寂しい・ホッとする・・・こころの動く瞬間を記録していきたいなと思っています。

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タテ看問題について思うこと・憂うこと・期待すること

京大のタテ看問題。 毎日ニュースで取り上げられている。昨日もMBSが校門前で取材していたのを目にした。1人の学生として、思うことがあるので少しばかり綴ってみることにする。 ※そもそもタテ看とはなんぞやって人は、こちらの記事ご覧ください。 一昨日あたりからであろうか。タテカンの数が激減した。まだ門付近にはいくつか残っているが、なんだかもの寂しい。これじゃない感がすごいのである。 景観条例に違反するとのことで、規制がかけられ、どんどん取り壊されているのだが、そもそもタテ

    • 映画を真の意味で味わうには・・・

      映画というのは、なぜ斯くも一瞬にして、人々の心を虜にするのか。 久しぶりにレイトショーに行ってきた。スピルバーグの最新作「Ready Player One」である。つい先日まで「ペンタゴン・ペーパーズ」が上映されていたばかりであるだけに、すぐに彼の作品を見れるのは嬉しいばかりであるが、常に大量の映画やドラマを抱えるスピルバーグとエイブラムスの頭脳は一体どうなっているのかと気になって仕方がない。 そんな私には、映画館に行くときに守っているルールがある。 ①1人でいく 映画

      • 頑固な父とのたった一つの約束事

        私の父は、とんでもない頑固者だ。 The 昭和のお父さん、いや親父だ。 こんなことを言っているのを知られてしまうと、また派手に怒られてしまうのであろうが、自分が就職を間近に控えていることもあり、父と話す機会がなにかと増えたため、ふと父について文章を書いてみたくなった。 先にも述べたように父は、頑固者だ。 気分を害することがあれば、何でもすぐ言ってしまう。そしてその度に、「俺は間違ってない。」と当たり前の顔で言い張るような人間である。父がもう少し譲ってあげれば、こんなに揉

        • 親と彼女に言えないことを告白する

          ここだけの話、最近喫煙者になった。 といっても、私が吸っているのはploom techという臭いも燃えカスも出ない電子タバコなので、本当の愛煙家の方からすると、なにを若造が言っているのかと思われても仕方ないだろう。 なぜ吸い始めたのか。 周りの大人たちが仕事終わりに、ヤケにおいしそうにたばこを吸う様子に、妙にそそられたのである。 実際吸ってみて、数週間が経った。ようやくその感覚が少しわかったような気がしている。なぜかわからないが妙に落ち着くのだ。煙に巻かれているせいで

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          いつもより苦いコーヒー

          学校の自販機で100円の水を買おうとして、ボタンを押した。ガランっという音を立てて落ちてきたのは、140円の缶コーヒー。 「え、マジか。」 と思わず声が漏れた。 コーヒーにはちょっとだけこだわりのある私。 周りをキョロキョロしながら、そっと自販機からコーヒーを取り出す。 よかった。いつも飲みなれてる、ブラックコーヒーだった。 その次の授業中、ウトウトする度に、ちょびっとずつ、ちょびっとずつありがたくコーヒーを飲んだ。 普段より少し苦く感じた。けど、

          いつもより苦いコーヒー

          『太陽の棘』

          人は太陽を見て、なにを思うのだろうか。 あたたかい エネルギー 幸せ といったポジティブなものから、 まぶしい 暑い 癌になる とまあネガティブなものまで色々ある。 どの地域でどんな風に暮らしているかによって、抱くイメージは全然違うんだろうけれども、太陽は等しく彼らの頭上にあるのだ。近いんだか遠いんだか、掴めそうで掴めない感覚なのだろうか、実に面白い。(よく子供の頃、手で太陽つまんだりしましたね!) 原田マハさんの『太陽の棘』を読んでいると、題名通りいろいろな形で

          『太陽の棘』

          山に読書しに行ったら、心あったまる発見がありました

          山の上で本読んだら気持ちがよさそうだなと思ったので、久しぶりに大文字山登ってきました。 (⇩頂上からの写真です。緑が美しいですよね!) 「登ったぞ!」(大した山ではないですが・・・)という達成感はもちろん気持ちいいものですが、私の中ではそれ以上に思わぬ発見がありました。 それはなにかというと、すれ違う際にかけ合う「こんにちは」のひとこと。 最近、マンションですれ違っても、返してもらえることが少なくなった「こんにちは」。 でも山の中だと、おじいちゃんも若者も、日本人も

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          今日の帰り道は、なんだかとても心地よかった

          酔っ払いには丁度いい少しばかり肌寒い空気と、偶然出会ったエモいバンド。 なんだかとても心地の良い気分になりました。京都はいいところです。

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          ベルボーイだけど、ホテルより旅館を私は選ぶ

          私はホテルよりも旅館が好きだ。 こんなことを言うと、アルバイト先のホテルの方から怒られてしまうかもしれないのだが・・・ なぜか 理由は3つある。 ①規模 やはり規模の大小というのは気になるものだ。大きなホテルに宿泊していると、なんだか満員電車に乗っているような気分になるのだ。というのも、自らも集団の一部に成り下がるような気がしてならないのだ。私という自己が強制的に消滅させられるような感覚に陥る、とまではいかないがまぁそれと似たような感情を彷彿とさせるのである。 ま

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          原田マハ『奇跡の人』とダイアログ・イン・ザ・ダーク

          「丸くなったね」 やたら最近よく言われる。 確かに見た目は明らかに丸くなった。 とまあ冗談はその辺りにして・・・ 二か月ほど前であろうか。ひょんなご縁から、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(http://www.dialoginthedark.com/)を体験した。参加者は完全に光の遮断された空間に、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者の方のアテンドのもと、中を探検し、様々な課題に取り組む。 体験後に体験の振り返りもした。感想としては、視覚以外の感

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          原田マハ「異邦人」を読んで

          「京都に、夜、到着したのはこれが初めてだった。春の宵の匂いがした。」 そんな描写から始まります。 「本日は、お日柄もよく」「楽園のカンヴァス」「総理の夫」などで有名な原田マハさんの最新作です。マハさんの作品は、いつもその情景描写の比喩というか、言葉選びが絶妙なため、さも自分がその場にいるように錯覚してしまいます。まるで映画をみているような感覚に陥るのです。とまあマハさんについての想いはこのあたりにして・・・ まずはこのタイトル。「異邦人」と書いて、「いりびと」と読みます。

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          「終戦のエンペラー」をみて(感想)

          物語のあらすじは、第二次世界大戦終戦直後の連合国軍占領下の日本を舞台に、昭和天皇が戦犯として裁かれることをいかにして回避したかを、フィクションを交えながら描いたものである。 LOSTでジャックを演じていた、マシュー・フォックスが主役のフェラーズ准将を演じているとのことで見てみました。LOST大好きすぎて! 感想としては、フェラーズ准将と島田あやとの恋愛模様はそれはそれで美しいものではありましたが、それによって国家存続にかかわる判断がなされたという描写は、フィクション映

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          「無印用品」と「侘び・寂び」

          ふと無印用品に寄った。 洗練されたデザインでありながら、なぜか人間らしいというかあたたかいイメージを覚えるブランドである。一体なにがこのようなある種矛盾する感覚を抱かせるのであろうか? ということで、少しばかり「無印」のブランドについて考察してみた。 僕らが抱く無印に対するイメージはどんなものだろうか? ・シンプル ・ちょっと高め ・実用的・機能的 ・環境にやさしい ・安心のブランド と人それぞれである。 これを受けまずはじめに思ったのが、その商品をどう使うか・なん

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          「仕事道楽 新版-スタジオジブリの現場」を読んで

          鈴木氏を中心とする、ジブリの現場を生きた人たちの物語である。何本かの映画を見ているかのようであった。読後に訪れたのは、途切れることのない羨望とやる気である。 ふと本屋で手に取った本であるが、本当に良かった。 以後の文章は、将来の自分に対するメモである。 ・編集者型プロデューサー 1人の作家に作品をつくってもらうこと。作家が何かをつくろうとしたときに最初の読者になること。そのためにポイントとなるのは、作家が何か言ってきたときに相槌をどううつか。相槌をうまく打つには、その作家

          「仕事道楽 新版-スタジオジブリの現場」を読んで

          あびこが気になる

          大阪に用事があって、電車に乗っていた。 で、「あびこ」に出会った。 なぜ我孫子であびこって読むんだろう。 めちゃくちゃ気になったので調べてみた。 この町名 (地名) の由来は、依羅吾彦 (よさみあびこ) が居住していたからといわれています。依羅氏は百済 (くだら) 系渡来人の氏族で、住吉区庭井あたりに移住しその地を大依羅 (おおよさみ) 郷としました。庭井には大依羅神社があり、依羅吾彦はこの神社の祭人の子孫にあたります。「吾=ア」は「我=朝鮮語のア」から出たもので、「孫

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          「唐揚げ」と「ザンギ」

          食堂のメニューにあった「ザンギ」 ・ ・ ・ むむむ、なんじゃそれ。 ようわからんけど、気になる。 という事で食べてみた。 見た目はほとんど変わらないけど、味はザンギの方が濃かった。調べてみると、ザンギは下味をつけてから粉をまぶしてあげてるから、唐揚げとは違うものらしい。 なんかこういった、見た目一瞬同じにみえるけど、よくよくふれてみると全然違うものってなんか面白いしすごく素敵だなって感じた、お昼の学食でした。 最近ふふって思ったのは、 ・「唐揚げ」と「竜田揚げ」

          「唐揚げ」と「ザンギ」