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色々サバイバル【日々のこと】

27時間テレビがあったことを27時間後に知る。出演者や制作者のご苦労には頭が下がりますが、さすがに時代錯誤ではないかと時代遅れのオジサンわたしが思う。四六時中、動画や番組で溢れ返っている時代に「夜中もワイワイやってますよ!」なんて言われてもねぇと思ってしまいます。

しかしながら、ネットに上がってきた「100キロサバイバルマラソン」という企画には感心いたしました。見ずに終わりはしましたがコレはさぞ面白かっただろうと思います。後出しジャンケンになりますが、私も20年以上前に同様の企画を知人にぶちまけていましたので。

ちなみに私は本家の24時間マラソンが昔から大嫌い。感動されている国民には申し訳ありませんが、あんなものは公開リンチだと吐き捨てていた。始まりは良かったと思います。ちゃんと走る能力のある人がチャレンジ企画として距離や時間を設けては挑んでいた。リタイアだって出来たと思います。それが次第にどんどんと走れなさそうな人を選ぶようになった。ひ弱そうとか高齢者とか。普段から走ってもいない人を急ごしらえで練習させては怪我をさせて痛がらせて、そのうえで「走れ!走れ!」と囃し立てる。どう考えてもリタイア出来ない空気を作っておいては「頑張って!負けないで!」と応援することで感動するらしい… 私には全く理解ができません。

特に走れなさそう人選が顕著だった時代に「どうせ走るのならば、しっかりと走れる人が何時間で100キロを走破するかの方がよっぽど見てみたい」と文句を言っていただけのことです。実際、昼前にはゴールされたようで「おめでとうございます」と心から祝福いたします。スピードに任せて気温の低い時間内で走り切るなんて、素晴らしいの一言です。

こうなると本家はやり難いでしょうね。良い機会なので止めてしまえばいいと言うのはアンチの意見ですが、頭を抱えていることと思います。他局に名物企画を掬われて、今年は地球を救っている場合ではないのかもしれませんね。


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