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家でミニ図書館やっていい?と家族に相談した話。

夫の返事は「いいんじゃない」だった。夫はあまり深く考えずきっと仕事で疲れているから適当に答えた、もしくは、は?何言ってるのこの人?また変なこと言い出したぞ~どうせ本気ではないんでしょ?ぐらいに思われていたかな。

正直、自分でも頭の中で思っている構想の一部を夫に話してみただけだ。でも意外に口にすると行動が伴うと言うしなぁというかすかな期待。

しかし、なぜ図書館か?それには私なりの理由がある。これまで様々なシーンで私の事を「感受性豊かだね」と言う人がいたことに気づいたのがキッカケ。

自分でも確かに気づくと他の人はそんな風に思わないよね?というリアクションや発言をして時に相手を驚かせることがあったと思う。(いい意味でも悪い意味でも)

時にはそこまで感情移入していたら仕事できないよ?とか。自分自身疲れてしまうことにもなっていると思う。

想像や妄想するのは小さい頃から好きで、もしも住んでいた団地の隣に当時のスーパーアイドルとしちゃん(田原俊彦さん)が住んでいたら?とか。トムソーヤや赤毛のアンのアニメが大好きで樹の上の家で過ごす夢を見ていた記憶がある。キキララの空の家というおもちゃも大好きだった。それが感受性が高いにつながる話ではないけれど・・・

なんでだろう。なんで感受性高くなったんだろうとずっと思っていた。一つ思い当たるのは手元にある大量の絵本だ。福音館の「こどものとも」「かがくのとも」は私の母が私に子どもが生まれたら渡そうと大切に保管していたものだ。

「やっとこれを渡せる日が来たわ~」と母は大喜びで運んできた。正直、子育てで掃除や整理整頓も出来ない日々の中へ沢山の絵本を持ってこられて「置き場所ないから!」と思う最低な私。それでも母の好意を無下にできなかったので引き取りました。

母の物持ちの良さに感謝して、子ども達が手の届くところに絵本をおいた。福音館の本は薄い冊子で手に取りやすく、案外気にいってくれて「これ、読んで」なんて言うので読んであげていた。

そこで私は大切なことに気づきます。どの本を読んでも読んでもらった時のことをなんとなく思い出すし、あぁこのお話大好きだったんだ!って想いが沸き上がり熱い気持ちで子どもに語りかけてしまい、自分が読み込んでしまうという。けれど不思議と特にこれが好きが子どもと私が同じで笑ってしまいます。

大人になった今、実は読書は数ページで眠くなり読み進めない。でも、たまによほど面白いと感じる本は一気に読めるのです。読み終えると猛烈に感動し、その気持ちを何人にも伝えアウトプットしまくる癖がある私。ちなみに最近の一気読みはこちら!

そんな時に言われる「感受性髙いですね」って、もしかしたら、母が長い間大切にしまいこんでいたあの絵本のおかげでもあるのかな?そう思った私はもう我が子も読まなくなってずっと本棚にある絵本を地域のお子さんに是非読んでもらいたいと思ったんです。

noteで様々な人の発信を読むたびに「へぇ!そうなの?知らなかった」
「あぁそうそう!そこが知りたかった」等シンプルなワクワクが見つけられるのも感受性のおかげかなぁ。でも、それが学びにつながるの?はこちらの投稿を是非。英語が大嫌いな私が英語に興味を持った話です。

感受性が高すぎて疲れちゃうこともあるけど、想像力豊かに好奇心旺盛であることは学ぶことを楽しくできる為の基盤なんじゃないか?それは絵本を読むことで子ども達に育めるのではないかな?と実感した私は今、家族の協力を得て『丘の上のミニミニ図書館』を準備中です。

本格的にスタートする前のレポートをInstagramにて投稿しているので興味のある方は是非✨



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