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サラリーマンにベストな資産運用!!

 コロナ渦で経済が落ち着きを取り戻す中、超インフレ時代に突入しました。
 毎日のように、値上げのニュースが報じられ、スーパーでの買い物や電気、ガス、水道料金と、身近な生活の中で、物価上昇を感じているのでは、ないでしょうか。
 インフレとは、言い方をかえれば、お金の価値が低下している状態です。通常の市場原理からすれば、会社の給料、銀行の金利、なども上昇しなければなりませんが、
現在の日本では、景気悪化の懸念から、低金利を維持。会社の給料も変わらずの状態です。(*大手企業は、徐々にベースアップを加速させていますが、今後、中小企業にその波が伝わるかどうか、見極めが必要です。)
物価が3割以上 上昇しているにもかかわらず、銀行の超低金利を継続していると言う事は・・
例えば、物価が3割上昇したとして、銀行に100万円を預けていた場合、利子が付かないので、約77万円の価値になってしまいます。

そこで本題です。
 この超インフレ時代にどのように資産形成をすれば良いのでしょう。
 結論から言うと・・

イデコ、積み立てニーサの制度を利用して、
全世界型株式インデックスファンド(投資信託)に長期積立投資する事です。

イデコ?ニーサ?インデックス ファンド?なんのこっちゃ?と思う人も多いのではないでしょうか。

一つづつ簡単に説明します。
イデコや積立ニーサは、国が個人の資産形成を促進するための減税制度。

通常、株式で利益がでた場合、利益に対して20.315%の税金が掛かります。例えば、100万円の利益が出た場合、約20万円の税金を払わなければならないので、手元には、80万円しか残りません。
 この20%の税金が非課税になるのが、イデコとニーサと言う事です。
 資産形成する上で税金について考える事は重要です。
 仮想通貨を例にあげると、仮想通貨の利益は、雑所得に分類され、給料と合算され、金額に応じて税率が上昇する累進課税です。
累進課税は、最大45%で住民税と合わせると55%の税率になります。
 利益によっては、扶養者控除がはずれてしまったり、仮に1億の利益がでたとしても、55%の税金が引かれて、4千500万円しか手元にのこりません。

次に全世界型株式インデックス・ファンド(投資信託)ですが、
投資信託とは、多くの人からお金を集めて、株式、債券(国債、社債)、リート(不動産)、コモディティ(金、石油などのモノへの投資)へ投資すると言うモノです。
インデックス・ファンドとは、市場に連動した動きをする投資信託。例えば、日経平均インデックスファンドなら、日経平均(日本の主要企業225社の平均株価)と同じ動きをする投資信託です。
簡単に言えば、全世界型株式インデックス・ファンドとは、全世界の経済成長に連動した株式の投資信託と言う事です。
 世界経済は、上下があるものの、平均すると年0.7%で成長していると言われています。リスクをとって投資するなら、世界経済の成長に投資してみては、どうでしょうか。

毎月の積立投資は、ドルコスト平均法という投資法で買値を平均化させる効果があります。

この全世界型株式インデックス・ファンドに毎月積立投資する最大のメリットは、複利効果により資産を増やす事にあります。

複利とは、利子が利子を産む事で、長期間利子を再投資する事で資産を大きく増やす事ができます。かの有名な物理学者アインシュタインが、「人類最大の発明は、複利だ」と言いました。
 世界三代投資家、ウォーレン・バフェットも複利効果により大きく資産を増やしたと言われています。

仮に今後も世界経済が年7%の成長を続けたと仮定して、全世界型株式インデックス・ファンドに10年、利益を再投資して運用した場合、資産が倍になるのです。

色々、細かく説明するとキリがないので、またの機会にします。

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