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韓国語に惨敗した話

こんにちは。

6月に入りFESTAとやらで日々忙しいです。

こんなに毎日毎日映像やら画像やらの供給がある状況が初めてのため、前日の可愛いを噛み砕けていないまま当日の可愛いが来るので消化不良になりつつあります。

幸せな悩みをありがとう、BTS。


さて、タイトルですが、そのままです。

先日、韓国語に惨敗してきました。

惨敗の経緯は後ほどにして、まずは前回のnoteの最後に書いた予告の『とうとう他力に頼る』を実行したことをお知らせします。

韓国語を習い始めました!!!!!!!

はい、前回のnote直前に。それはもう本当に思い立ったが吉日で直感で動きました。

まずはどこでどう習うかを休日にスマホで検索しました。

いろいろな勉強方法が出てきて様々な教室が出てきました。

独学で学ぶ方法もたくさんあり、今はYouTubeでも様々な勉強動画があります。

「みんな凄いな…これだけ丁寧な動画があって毎日勉強すればきっと学べるはず!」

…とは残念ながら思いません。なぜなら私は勉強というものが大嫌いだからです。本当にやらない人間だからです。

どれくらいやらないかと言うと、夏休み冬休みの宿題の嫌いな教科はすっぽかす(夏休みの宿題を冬休み直前まで追いかけられ次の宿題が来てしまい先生が折れる)、中学から英語の成績はほぼ2。2と言っても我が校は10段階評価だったため2のヤバさは尋常じゃない。世界史に関しては興味がなさすぎて寝るのが申し訳なかったため授業に出ず成績表に数字が付かず※が付くダメっぷりでした。

中高一貫校だったため勉強するなんてほぼ小学生ぶりです。

特に暗記科目が本気で出来なく、大学は得意な数学で何とかなったもんです。

こんな私が감사합니다 程度しかわからない言語に挑むのは並大抵のことではありません。自分のことは自分が一番わかっています。

毎日コツコツと自ら動き勉強するわけありません。

12月に購入したテキスト、2月の時点でほぼ手を付けていませんでした。何冊か本を読みましたが「なんで?これはなんでこうなるの??」と疑問が多く先に進めなくなっていました。

しかしある日、数冊の放置されたテキストを眺め、このままじゃ嫌だな…少しでもVLIVEで言っていることを理解出来たら楽しいのにな…と思いました。

それは本当に唐突に思いました。そして”今日動かなければ”と何かに突き動かされました。


そうとなればまずは教室探し。

英会話を習ったことがないので(正確には幼少期にありましたが2回で脱走しました)探し方も選び方もわからなくとりあえずYahoo!で検索しました。

まぁ、これも三者三様で意見がバラバラです。

そして世はコロナ禍、本当は対面授業が良かったのですがあまり望めそうもありません。

相談出来そうな韓国語を習っている友達も居らず頼れるのは自分のみだったため、とりあえず大手にしておけば変なことにはならないだろうと思い検索していたところ、ある物が目に留まりました。


”ピンクのうさぎ”


そう、皆様ご存知、大手外国語教室のキャラクターです。

英会話のみではなく様々な語学に対応しており韓国語もありました。

そしてピンクのうさぎ…

私は思いました、

『こいつ、もしかして、COOKYの友達かもしれない?』

何を言っているんだこの人は、と思ったかもしれませんが、検索しすぎてわからなくなってしまっていた私は本気で『友達ではないかもしれないが何らかの縁があるだろうしお互い会ったら友達になれるはずだ』と運命を感じ、直後に見学予約電話をしていました。

幸い家から近い場所に教室があり、2日後に見学をしその場で入会しました。

ピンクのうさぎのグッズをたくさん貰いこれから頑張るぞ!と韓国語への第一歩を歩み始めました。(その時期の入会特典がなぜか5キロの米でした、助かりました)


授業はマンツーマンのオンライン授業。

正直月謝は高いです。しかし韓国語に対して無知の中の無知だったため他の人に迷惑をかけてしまうかもしれないという気持ちからグループレッスンは望みませんでした。

コロナ禍、地方ライブに行けていない分のお金を考えれば出せる範囲で、やって無駄でなく何かの糧になると未来を信じて投資しました。(代わりにジムを辞めました)

さて!!!!!とうとう授業が始まります。

事前に勉強して、ある程度の会話に挑むぞ!!!…ということは当然せずぶっつけ本番、習うんだからゼロから教えて貰うスタンスで挑みました。

事前の説明で先生は基本日本語は話さないと聞かされていたので、会話がなくなったらどうしようと初めてのデートのような不安を抱いていました。

ドキドキしながら迎えた授業スタート時間、先生が映り『안녕하세요 』から始まりました。

ゆっくりとした韓国語で優しく話しかけてくれる先生、笑顔で「わ、わからない」と小声で呟く私。約5分程の記憶がない。緊張とわからなさで記憶がない。

そんな私を見た先生が言いました。


『괜찮아?』


…クェンチャナ…?

クェンチャ…ク、クェンチャナ…

クェンチャナ!!!!!!!!!!!!!!!!


知ってる!!!知ってる!!これ!!知ってる!!!知ってる!!!I’m Fine で出てきたやつだぁぁあああああ!!!!

目をカッ開いて大声で괜찮아!!!と返事をしました。オロオロしていた人が急に話すもんだから先生めちゃ驚いていました。どう見ても大丈夫そうもないし。

言葉が通じるってこんなに嬉しいのか、こんなに楽しいのかと一気に笑顔になれました。あの時の私、ヘレンケラー演じたら拍手喝采浴びる表現でウォーターと叫んだと思う。

魔法の言葉괜찮아で目が覚めてしっかりとゆっくりと挑むことが出来ました。

あぁ、覚えておいて良かった…ありがとう、I'm Fine、一生聴く。

授業は簡単な例文を元に単語や応用した会話や発音を学ぶ授業ですが、メモを取るのがまた一苦労でした。

ハングルを書き慣れていないため凄く遅い。

下手に書くとㅁとㅇを間違えしまいそうでどうしてもゆっくりになり途中会話に集中出来なくなってしまう。

会話にだけ集中しようとも思いましたが復習したかったためどうしてもメモを残したかった。頭が冴えているうちに清書し、復習したことは後に活きており間違いではなかったのでハングルだけでもちょっと練習しておけば良かったなと後悔しています。

しかし、週一の授業の3回目あたりで手元に集中せずハングルを書き写せていることに気づきました。継続は力なり…繰り返すことの大切さを学ぶ会社員、大人…。

勉強って凄いんだな…学生の頃もっとやっておけば良かった…と思うけど今学生に戻っても1000%やらないのできっと今なんだな…と思いました。

週に一回必ず授業を受け、ノートにまとめて復習する…これを1ヶ月続けたあたりからタルバンでの彼らの会話の中から知っている単語を拾うようになってきました。

ほんの少しの単語です。でもそのほんの少しのそれを拾うと「あ、今○○って言った」と嬉しくなり、知っている単語以外のわからない単語が明確になり「△△ってこういう意味なんだ」と考えるようになりました。

一つ覚えるとそれに纏わる単語を知りたくなる。「”これ”は이것、じゃあ”それ”は?」など、単語帳を見るだけでは頭に入らなかったことが会話を通じると頭に入ってきた。興味が湧いた。

これが積み重なりやっと単語帳に手を出すことが出来ました。

勉強することが出来ない人間、やっとだよ。長かった。

韓国語の本は数冊所持していますが、これは買って良かったランキング1位は”キクタン”です。

CDが付いており、アプリでも聴くことが出来ます。

私はウォークマンを所持しているのでキクタンを聴くために毎日通勤鞄に入れています。朝の通勤時間はキクタンを聴く時間にしています。ただ正味20分乗っているかの短い時間です。

例え短い時間、何となく聴いているだけでも毎日繰り返すと着々と覚えていきます。

が、そのうち何度聞いても覚えられない単語が出て来て、レベルが上がり覚えきれなくなります。用言の活用とか知るかぁぁああと朝から叫びたくなります。でもこれを超えないと進めない。つか、まだ初級編。

覚えられない単語をポストイットに書いて机に貼る、部屋中の至る所に韓国語での名称を貼り日常で見るようにする。(100均の無地の剥がせるシールがオススメです)

授業で出てきた単語と合わせて少しずつ覚えています。

失敗したな、と思ったのは意気込んで始めたNHKのハングル講座。

新シーズンが始まる4月を待ちに待ち挑みましたがやはり継続出来ませんでした。

習っているオンライン授業は週一で絶対に始まります。お金もかかっている。

私は縛り付けられてやっと学ぶことが出来る人間だったことを改めて実感しちょっと凹みました。情けないけど出来ないものは出来ないのでこれにて終了です!他の道を選びます。さよなら、満島真之介…。良い内容だったので共に学びたかった…。(内容は本当に良いです!やってみたい方、是非!!)


授業を始めて2ヶ月経つか経たないかくらいの4月のある日、何か目標を持って勉強してみようと思い調べていたところ出て来たのが”ハングル検定”。

そう、これが今回のタイトルに繋がります。完全なるネタバレです。

因みに私は英検もTOEICも何なら運転免許も持っていない。

検定を受けるプロセスが完全に抜けている私はHPを見て締め切りが間近なことだけを確認し「よーし!何事も挑戦だ!!」とポジティブ思考だけで6月6日のハングル検定5級の申し込みをした。

申し込み後、今までより少し授業の復習と単語帳に時間をかけるようにしていた私、5月入る前に「あ、これって過去問とかやるんでは」とやっと気付く。

そして5月初めに最新の過去問を手に入れてやっと状況を把握する。

「え、全然読めないんだけど…?」

この時にやっと”60分授業を40回受講した程度”のハングル検定5級のレベルを実感する。絶望したすっとこどっこいな私の第一声は「まぁ、3000円だし(震え声)」という最悪な一言です。みなさん、この人最悪です。

幸いGWは休みを取っている。よし、そこで巻き返す…ことは出来ませんでした。なぜならジャニーズのコンサートに通っていたからです。最高に最高でした。

GWは碌に勉強せず、仕事が始まり毎日勉強する気力もなかった。

「こんなことをしていてはダメだ、本当にダメだ、試験は近い!」とベッドに寝転びながらBT21 POP STARのレベルだけがどんどん上がっていきCOOKYがムエタイの選手みたいになっていく。あんまり可愛くない。

勉強しなきゃという重圧に押し潰されそうになりながらも勉強出来ないし気圧も低いしストレスになるし5月は最悪でした。大丈夫です、自分のせいです。わかっています。ずっとTwitterにいましたすみません。


そんなこんなで迎えた6月6日当日、私は緊張感と腹痛で死にそうになっていた。

大丈夫です、前夜に辛ラーメンは食べていません。前回学びましたからね!!!!!(下記参照)

大学という場所に入るのは久々で若干ワクワクもしました。

教室には老若男女、若い女性が多かったけど本当にいろんな世代の方がいて安心しました。

教室は静寂に包まれ緊張感が高まった中、聞きとりの試験から始まりました。あとはもう集中するのみ!筆記を含め一時間半の時間をいっぱいに使って試験に挑みました。


帰り道、『あれって4番だよね?多分大丈夫だと思うわ〜!』などと会話する友達同士で来ている人達がたくさんいて「マジで?わっかんなかったわ!ガハハハ!!!」と加わってやろうかと思いました。みんなは賑わいだしたけれど「世界中に一人だけみたいだなぁ」と小さくこぼしたい気分だよ。何 オブ チキンだよ、普通にただのチキンだよ。

試験終了5分前、試験用紙の最初のページに当日17時に回答が発表されることが明記されていたのを思い出し、慌てて自分の回答を問題用紙に書き写しました。試験に慣れていな過ぎる。

帰宅し、正直自己採点するか悩みました。明らかに理解出来ない問題がたくさんあり落ちている事は確かだったからです。

でも明らかであるなら今後のためにも結果を知り進んだ方が良いと思い採点しました。

結果、書き写しが間違いでなければおそらく50点。

試験一週間前に行われたオンラインの模擬試験より少し良いくらいでした。

60点が合格のため絶対に不合格です。

しかし落ち込んでいるばっかではないんですよ。

意志が弱く勉強出来なかった自分に対しては落ち込みますが、正解していたところに偏りがあるんです。

聞きとりの最初10問くらいは全問正解、筆記の最初の単語は半分正解、最後6問くらいは全問正解。

自分が何が出来ていないのか明確になりました。

そう、ハングルが読めてない。

はい、基礎中の基礎ですね。これは勉強を怠った部分がハッキリと浮かび上がってきました。

5級レベルの単語はある程度聞き取れる、意味もわかる、だけどハングルにされると読めない。

筆記の最後の方は回答の選択肢が日本語だったため、所々の単語が理解出来るので文章の内容を理解することが出来た。しかし問題も解答の選択肢もハングルだと難しくなる。

欠点がわかったと同時に、オンライン授業を受けて聞き取って会話がある程度出来るようになったことがわかり、無駄じゃなかった!身になっている!と実感しました。

ありがとう、ピンクのうさぎ!

今後はリスニングだけでなく書くこともしっかりと学ぼうと思いました。

二重パッチムで躓いている場合ではありません。しっかりと超えなくては彼らの、BTSの言葉を理解することが出来ない…チキショウ…!ナムさん、IQちょっとちょうだい…。

自己採点後、やめときゃいいのに検索したTwitterには『自己採点だと合格!』のツイートがたくさんあり、「ダメ人間は私だけだ!!!」とベッドに突っ伏してBT21 POP  STARのレベルを上げることで気を紛らわせました。COOKYにまた変な装飾が付いた。

しかしこれも彼らを好きになり歩んだ道の一つです。もし、いつか韓国語が話せるようになった時に誰かの参考になるかもしれません。

週一の授業はしっかりと受けており、前に読んで理解が出来なかった韓国語の勉強の本も少しずつ疑問が消えてきました。

これから学ぶ人にお伝えしたいのは、人それぞれやり方があるので正解はなく、ちょっともがいてでも自分に合わない勉強方法を早めに見つけて捨てることをお勧めします。

私が最初に会話を学んだ理由は友達の「赤ちゃんだって会話からじゃん」の一言でした。単純なのでなるほどと思い進んだ道が私には合っていました。

韓国語会話授業、やってみたいけど全く話せないし…という方、大丈夫です。何とかなります。ノリで何とかなります。

私は頑なな”日本語を話してはいけない!”という気持ちから伝えられない時に英語で話すという意味のないことをしていました。先生が韓国語で話し、わからず英語で問いかけ、先生が日本語で返してくれるという意味のないトライアングルです。先日とうとう英語禁止令を出されました。

こんな人でも何とかしてくれます。悩んでいる方、是非体験だけでも!(ピンクのうさぎじゃなくてもいいよ!)

さて、私の惨敗のお話はここまでです。正直、韓国語にというより自分に惨敗した話です。

今後も勉強が続かない人がどのように学んでいけるのか記録していこうかと思います。

『勉強しなきゃ学べない』この当たり前をお伝えして今回は終わります。

とりあえず、6/13と14を楽しむぞ〜〜!!!










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