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初めてプレイしたMMORPG「FINAL FANTASY XIV」が衝撃的だったので書く。

どうしよう。マジで帰って来れない。

一期崎火雀です。タイトル通り、先日から「FINAL FANTASY XIV」を始めました。人生初のMMORPGだったのですが……気がつけば一瞬のうちに100時間が溶けました。

しかもただハマっただけでなく、ここ最近のしんどさを吹き飛ばす程度に鮮烈な体験だったので、ちょっとこれは本気で書き起こさねばと思い筆を取っています。

今回も長めとなりますが、どうぞ最後までお付き合いください。

世界が生きている

初めて足を踏み入れることとなったMMORPG。これまでにいろいろなRPGを遊んできましたが、オンライン上でコミュニケーションが取れるかどうか不安だったためずっとスルーしていました。

しかし、ここ最近の盛り上がりとフリートライアルで徐々に興味を持ち始めたので、FF14を遊んでいる友人に相談したところ、どうやらソロプレイヤーでも全然問題ないのだそう。なので、意を決してゲームを始めてみることにしました。

おぉ……。

あぁ……。

あ、これはたいへんまずいですね。

以前にもnoteに書いたとおり、僕はFFシリーズの中でもFF12を特に好んでおり、空気感やフィールド構成がかなり近いFF14は即ぶっ刺さりました。いわゆるロールの概念も、MMOから近年のRPGに輸入されているので、割とすんなり受け入れられています。

※撮影は別日

そしてなにより……人、人、人!!!
群衆を1年半近く避けていたためか、この人の多さには感極まるものがあります。ファーストインプレッションは、「世界が生きている」。人と会えないまま、鬱屈とした時間を過ごしていた自分にとって、求めていた場所がここにありました。

もう始まる前からドハマリするのが目に見えてますが、このゲームにとってこんなことは序の口でしかありませんでした。

エピソード1:ゲーム内でコンサートを聴いた。

ある日リムサ・ロミンサの広場で準備していると、とある団体が演奏会を行うからぜひ来てねと呼びかけていました。どうやらFF14ではゲーム内で楽器演奏ができるらしく、複数人での演奏も行えるのだとか。

他のサーバーへ移動して会場に向かうと、すでにたくさんの来場者がいました。演奏者たちはあいさつやMCを挟みながら、FF14の楽曲を演奏していきます。ゲーム内で音楽を聴くのは不思議な感覚でしたが、演奏される楽曲やハーモニーが素晴らしく、素敵な時間を過ごせました。

面白かったのが、見ている観客の様子。仁王立ちや座って聴く人もいれば、ペンライトを合わせて振る人たち、素通りする通行人、自由に動き回るミニオン(ペットみたいなもの)、まったく関係ないNPCまでもが画面内にいて、独特の空気が形成されてました。現実でも路上パフォーマンスはたまに見かけますが、このごった煮感はやはりMMOならでは。FF14が生きた世界であることを垣間見ることができた一幕でした。

エピソード2:パーティ壊滅事件に遭遇した。

※一応ネタバレあり

FF14でなんか妙に記憶に残るNPCのサイドエピソード、エッダのパーティ壊滅。ヒーラーの回復が間に合わず、パーティ内の婚約者が死んでしまうという悲惨すぎる話なのですが、そのパーティのギクシャクさが、オンゲーの仲違いのテンプレ過ぎて笑っていたんですね。いや実際こんなこと起こらんやろと。

ちょうど友人と一緒に遊んでたんで、そのネタを散々弄り倒しながらその日は終わりました。「お前とはやっていけんわw」「解散だ解散w」みたいな感じで。

が、翌日ガチで起きたんですよ。リアルパーティ壊滅事件が。

お互いのために詳細は省くんですけど、4人1組が自動マッチングされるインスタンスダンジョン攻略でそれは起きました。僕らふたりはDPS(アタッカーみたいなもの)だったのですが、すべてが噛み合わなかった結果、突出するタンク、回復が間に合わないヒーラー、トラップにハマるDPSという最悪の状況が生まれ、死体の山がみるみる積み上がる地獄に。明らかに空気が冷え冷えになり、最終的には……(ここからはご想像におまかせします)

いやーすごいものを見た。LV80の友人も「こんな状況見たことない」と言ってたので、よっぽどのレアケースだったんでしょうね………実際それ以降起きてないですし。

いちおう補足ですが、エッダパーティのような言い争いにはなってないのでご安心を。インスタンスダンジョンでの先輩たちは親切ですし、思っていたよりもゆるい繋がりなので気軽に参加できます。FF14怖いとこじゃないよホントダヨ。

……なお、エッダの話には続きがあり、こちらも戦慄の内容となっていました。やっぱ怖えよ。

エピソード3:召喚士が別物に変わってしまった。

僕が最初に選んだクラス、巴術士(はじゅつし)。主人公のキャラメイクで知的なキャラができたんで、その流れでこのクラスを選ぶことにしました。

巴術士は、DoTと呼ばれる時間経過ダメージを中心に戦っていくのが特徴です。召喚したカーバンクル、バイオ、ミアズマで小さなダメージを積み重ねつつ、ルインでダメージを与えていく、やや玄人志向なクラスとなっています。

さらに、このクラスはLV30まで育ててクエストを進めると召喚士学者にジョブチェンジすることができ、それぞれDPSとヒーラーという異なったロールを選ぶことが出来るんです。

僕は慣れないながらもそんな巴術士を育てていき、ついに召喚士へとジョブチェンジを果たします。エギと呼ばれるミニサイズの召喚獣(ゲーム中だと蛮神)を使役して戦うようになり、カーバンクルよりもダメージが増加。今まで物足りなかった部分がついに強化されるんだと、これから始まる新ジョブライフに心を躍らせていました……。

そう、パッチ6.0に変わるまでは。

「暁のフィナーレ」が開始したパッチ6.0。新シナリオや新ジョブの追加とともに、巴術士および召喚士にも大幅なテコ入れが入りました。

ええ!?

なにこれ!??!!!!!???

何もかも変わってしまった巴術士と召喚士。これまで一生懸命戦い方を覚えたDoTは全て削除。カーくんは一切攻撃しなくなり、従来のFFシリーズのような呼び出し式の召喚術に180°変更。イフリートを呼び、タイタンを呼び、ガルーダを呼び……という戦い方に変わりました。ていうか、6.0以前はまだイフリートしか触っていないんだけど!?!???!?????

初心者なりにようやく覚えたタイミングで学んだことを全没収されたので、ただただ呆然としております。どっちの召喚士が良いか悪いかって話ではないんですけどね。継続ダメージは結構好きなんだけど、6.0のほうが召喚士らしいからなぁ……。(ちなみに学者はそこまで大きな変化なし)

……とりあえず乗りかかった船なので、頑張ってLV50まで育てました。召喚士の服、くっそ格好良いんですね。今後も召喚士をメインで進めつつ、サブジョブなんかも育てていくつもりです。

冒険に明け暮れる日々

メインクエスト、ジョブクエスト、インスタンスダンジョン……いろんなことに手を出しているうちに、気がつけばエオルゼアの地にどっぷりと浸かってしまいました。

やれること・行けるところが非常多く、遊ぶたびに新しい発見があって楽しいです。景色も美しいので、観光ゲーとしても最適。せっかくなので、いくつかスクショを貼っていきます。

うん、最高。

ストーリーは無事2.0のエンディングも迎えましたが、どうやら物語はこれまでより壮大になっていくようです。24人でダンジョンに挑むアライアンスレイドも遊べるようになりましたが、これめちゃくちゃ楽しいですね。

さらに「フライングマウント」も使用できるようになり、空を自由に飛べるようになりました。FF9まであった飛空艇の感動を、まさかオンゲーで体験するとは……。

そんな感じでFF14をめちゃくちゃオススメしたい所なんですが、現在混雑で一部販売とフリートライアルに制限がかかったのが残念。さらなるサーバー強化を期待しつつ、しばらくはのんびり冒険していきたいと思います。それでは。

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※2022.1.24更新 誤字修正

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